【身近なOMO】SHIRO SELFから学ぶリアルとデジタルそれぞれの良さ

はじめまして。

4月よりアイリッジに入社する、O2O事業部の内田です。(いまはアルバイトです)

初めてのブログ執筆ということで、簡単に自己紹介をさせていただきます😊!

 

最近ハマっていること

筋トレ

元々ダイエット目的で始めたのですが、ジム行くとスッキリサッパリするので趣味になりつつあります。
いつもなかやまきんにくんの動画見て一緒に「きんにくー💪」ってやってます笑
卵、大事。

休みの日の過ごし方

旅行や、中国語の勉強

4月からの意気込みをひとこと

まずは社会人としてのマナーをしっかり身に付けたいです。
未だに名刺交換の際、緊張しているので…
基礎、大事。


 

さてそろそろ本題に。

最近は化粧品業界でもデジタルを導入する企業が増え、それぞれが自店舗に合わせたかたちで活用しています。

化粧品業界でのOMO体験は、以前にも@cosme TOKYO(【身近なOMO】@cosme TOKYOから学ぶ新しい体験型店舗)をご紹介しましたが、今回は、2020年3月4日にリニューアルオープンした「SHIRO 新宿ルミネエスト店」で体験した快適な購買体験をご紹介します。

 

SHIRO SELFでリアルとデジタルの融合を体験してみた

「人はいないけど、愛がある。」をコンセプトにリアルとデジタルを融合した店舗をオープンした、SHIRO 新宿ルミネエスト店。

通常のリアル店舗であるSHIROと、デジタル店舗であるSHIRO SELF を隣同士に並べています。

ここでは今までとは違った購買体験ができそうなので、オープン初日に訪問してきました。

 

おや、SHIROの店舗が2つ…?

そうです。

写真左は通常のリアル店舗「SHIRO」なのですが、写真右の「SHIRO SELF」はスマホを使ってセルフでお買い物を楽しめるようになっています!

(写真の混雑具合については、のちのち考察で触れています。)

 

1. 商品説明は自身のスマホで確認

店舗の入り口にQRコードが設置してあり、ここでQRコードを読み取ってSHIRO SELFのサイトを開きます。

このサイトで商品の詳細確認ができ、音声でも説明を聞くことができます!

ちなみに英語も対応していて、店舗の入り口ではイヤフォンの貸し出しもしています。

インバウンド対策もばっちりとは、さすがです…

 

WEBサイトではまずSHIRO SELFのコンセプトが表示されました。

いい。心ゆくまで自分らしいコスメを選ぶことができるなんてステキすぎる💖ワクワク

(乙女スイッチON🤩)

 

手順通りサイトページを読み進めると、チャットのようなページに遷移します。

商品横のQRコードを読み取るとチャット上で商品説明が確認でき、使い方を押すとその商品の使い方を説明してくれます。

 

QRコード読み込みで商品詳細を確認できるといえば、以前ナイキショップ(【身近なOMO】NIKE BY SHIBUYA SCRAMBLEから学ぶ新しい店舗のかたち)の体験もご紹介しましたね。

 

2. 心ゆくまで商品をお試しできる

店員さんに確認することなく、自身のスマホで商品の詳細を確認できることはもちろん、しっかり商品のお試しもできます。

 

自身で自由に試すことができるのは、ゆっくりと自分のペースでお買い物を楽しみたい私には非常にありがたい…!

なにか違うなと思ったら別のものを試し、さらに店員さんにオススメを聞きたい時には隣の店舗で店員さんに聞くことができます。

この体験はリアル店舗とデジタル店舗が並列に存在するからこそ実現できる購買体験で、まさにデジタルとリアルのいいとこどり。

 

3. ECのような体験だけど、その日のうちに商品が手に入る

購入はスマホ上でカートに入れて、お会計は有人のレジで行います。

SHIRO SELFではエシカル消費の点から箱や紙袋はなく、その代わりお会計から3%オフになるのですが、自分用ならどうせすぐに開封する包装はなしでもいいなと感じました。

これで購入完了となります。

購入までの流れはECサイトのようですが、実際に商品をお試しすることや当日商品を持ち帰ることができる点で、SHIRO SELFはオンラインとオフラインを上手く活用しています。

 

まとめ

デジタルとリアルを融合させた SHIRO

化粧品は実際の使用感がとても重要です。

でも、店舗でお試ししていると店員さんに話しかけられてしまったり、自分のペースで好きなようにお試しするのは結構むずかしいですよね。

SHIRO SELFのように商品の詳細を自分自身で確認することができ、自分のペースでお試しできるという形式は、じっくりお買い物を楽しみたい方にはピッタリだと感じました。

さらに、「色味や流行など、やっぱり人に見てもらいたい!」という時には、隣の店舗にいる店員さんに確認することもできます。

ここがリアル店舗とデジタル店舗が並列していることの醍醐味であり、まさにリアルとデジタルの融合です。

 

オンラインだけでは解決できないリアル店舗の良さ

いまや化粧品もECで簡単に購入することができますが、「リアルな店舗の良さ」を今回改めて実感することができました。

実際にお試し出来るというのももちろんですが、店内の雰囲気を楽しんだり、今まで視野に入れていなかった商品を見つけられたり、店員さんの気持ちのいい接客を受けられたり。

もちろんECのメリットはたくさんありますが、リアル店舗の良さとデジタルの良さをうまく取り入れることによって、私たちにとってより気持ちのいい購買体験に繋がるのだと思います。

 

今後の課題

まだオープンしたてということもあり、SHIRO SELFの店舗でのお買い物方法がわからない方が多く見受けられました。

レジ以外は無人のデジタル店舗のはずが、お買い物方法を説明する店員さんが店舗にいる必要があり、結局リアル店舗のSHIROの方にお客さんが集まっていたのかもしれません。(冒頭写真の混雑具合)

今後、SHIRO SELF でのお買い物方法が多くの方に認知されるまでは、アナログ(店頭POP等)での認知促進やキャンペーン、草の根活動的に店員さんからのお声がけがまだまだ欠かせなさそうです。

さらに、QRコードを読み込んだ先がWEBサイトであること、その先の商品詳細を確認するページでは一度QRコードを画像としてカメラで撮影し読み込ませるという仕様であること、が今後改善できるポイントだと感じました。

<個人的改善ポイント😂>

・遷移先はWEBサイトよりアプリの方が使いやすい(途中でサイトを離脱したらはじめからやり直しになった。)

・QRコードを画像としてカメラ撮影するのは違和感がある(スキャナで読み取りたい。)

 

今後の化粧品業界で、IT化がどのように進んでいくのか期待しています!

 


アイリッジでは 顧客データ、GPSやWi-Fi、Bluetoothから取得した位置情報を組み合わせたデータ活用方法のご提案が可能です。

データ連携の活用に関する詳細が知りたい方や、OMOのためのアプリマーケティングにお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください!

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