INTERVIEW 社員インタビュー
UI/UXデザイナー
斎藤 美保
2011年入社
デザインの本質は情報整理や問題解決。
想像力を駆使して相手のことを考えながら
新しい価値の創造を追求したい。
現在はどんなお仕事をしていますか。
デザインチームのリーダーをしています。
以前はプレイングマネージャーとして案件も担当していましたが、ここ最近はマネジメント業務をメインに、会社が拡大する中で必要なことの整理にも部署の垣根を越え携わっています。
デザインの本質は情報整理や問題解決なので、クライアントの抱えている課題を画面で解決するのがアプリのデザインであるように、会社の課題解決にもデザイナーとしての経験が役立てばと思っています。
前職は何をやっていましたか。
美大を卒業後、作家ものを扱うギャラリー系ショップで写真撮影からWeb更新まで担当し、独学でHTMLも学びました。
その後エディトリアルデザインをメインとしていたデザイン事務所でポスターデザインなどを幅広く経験した後、フリーでマークアップエンジニアに近いデザイナーをやっていました。
転職のきっかけやアイリッジに入社した動機はなんですか。
一時期、街を歩いていても全てのデザイン物の意味を考えてしまうほど頭をデザインに占拠され疲れてしまっていた時に、大学の友人だった植木さんに社長秘書的なポジションのアルバイトを探していると誘われたのがきっかけです。
その後デザイン業務もちょこちょこ発生し始め、再びデザインを本業として正社員になりました。
入社してみて、入社前とのギャップはどうでしたか。当時の会社の印象、雰囲気はどんな感じでしたか。
「社長はボスコンっていうすごい会社のトップクラスの人で、彼のためにS級というクラスが出来たくらいの人」と聞いていたので、格好いいビルからギラギラした人が出てくるのを想像していたのですが、1階がはんこ屋さんの三角形のビルから人の良さそうな社長が来て、少し話してすぐ入社が決まりました。
当時社員5人くらいで、三角形のフロアのそれぞれの辺に2人ずつ座っていて、何かあると真ん中に集まるようなアットホームな感じでした。
仕事をしていて一番楽しい時と、逆に大変なのはどんな時ですか。
成果が対外的に広く知られた時という人も多いと思いますが、私はその手前の仲間の声や笑顔がモチベーションになるタイプです。
業務委託の人も含めみんな個性豊かでいろいろな話が出来るのが面白いし、誰かと良いコミュニケーションが生まれた時にも喜びを感じます。
デザインチームのメンバーにも感謝していて、みんなが成長してくれたことで「私たち」と思えるようになり、チーム外にも目を向けられるようになってきています。
大変なことは最近あまりないのですが、以前はお客さまにデザインのことを理解していただいたり提案出来たりするような関係づくりが大変でしたね。
アイリッジの良いところ、強みは何だと思いますか。
フラットなところです。
いい意味で尖ったところがなく、その時その時で上手く組み替えれば何色でも出せる、色で言うと何にでもなれる白という印象を持っています。
小田さんがまずそういう人ですよね。
あと、最近外部の方から「デザインが強みですね」と言われて自信を持てたこともありました。
特定のアプリでなく平均値として言ってもらえたことで、案件によらず一定以上のクオリティが出せているという評価に感じました。
好きなバリューを選んでと言われたら?またその理由も教えてください。
EXE futureはデザイナーが責任を持ってやるべきと思っています。
デザインはお客さまやプロジェクトマネージャー、エンジニアなどいろんな人と深く関わる仕事なので、依頼者やその先を想像しないと始まりません。
想像力を駆使して相手のことを考えながら新しい価値を創造していくことはチームとして一番掲げたいバリューです。
「その人のオフの顔」をテーマにした3枚目の写真はランチに行く姿ですか?
それで言うと飲みに行く姿?(笑)自然な笑顔になるよう会話してと言われたので、今日はどこ飲み行くと話しながら撮影して、実際夜に行きました。
真面目な一面もアピールしておくと、日本文化の研究をずっとしているので、最近フレックス制度が出来たのを活用してもう少し時間を割きたいと思っています。
デザインをしていると、なぜこうなるのかとか考えることが多々あるんですよね。七夕はなぜ笹の葉なのかとか。
民俗学の文献などを紐解いて、デジタルとは違う人の思いとか紙の質感とか、そういうものを伝えられるようなWebサイトをいつか作りたいですね。