管理職向けのマネジメント研修をやっています
みなさん、こんにちは。人事の浪川です。
アイリッジでは、新しい教育研修施策の一環として、各グループ長を対象としたマネジメント研修を実施しています。研修は月に1回、4時間という長い時間を使い、全部で4回、4か月間の研修としてカリキュラムが組まれています。
現在実施しているマネジメント研修では、対象者はグループ長12名、オブザーバーとして役員や人事が参加しています。
グループ長12名を2チームに分け、多くの時間を個人ワークやディスカッションに割きながら研修が進んでいきます。研修のスタート時には、前回の研修の振り返りも行いますが、これが予想よりもずっと、前回の研修内容を忘れているもので・・・
反復学習の大切さをひしひしと感じています。
先日、第2回目の研修が終わったばかりなので、その様子をお伝えしたいと思います。
まず研修の前半は、個人ワークを中心に、部下やチームメイトとのコミュニケーションを円滑にする工夫について考えていきました。
研修の内容は、毎回、研修がスタートするまで共有されていないので、いつもどんな内容を考えていくのかドキドキします。チーム分けも、あえて当日に行っています。
(ケースの事例)※簡略化して記載しています
・部下との関係が悪化した時の対策について
まずはテーマに沿って個人で考え、その内容をもとにチーム内でディスカッションしていきます。ある程度、内容をまとめたら、それぞれのチームで発表。
ディスカッションしながら、自分の頭の中を整理したり、新しい視点を得たりできますね。ホワイトボードにはいろいろなキーワードが並んでいきます。
両チームの発表は、似た内容でまとまることもあれば、全く違った視点や価値観が共有されることもあり、個人的にも、毎回発表内容を聞くのが楽しみです。
研修の後半は、効果的な褒め方やモチベーションアップの手法について考えていきました。よくある仕事のシーンから、実際のコミュニケーションを想定しながら、個人/チーム内で考えていきました。
特に、このテーマにはみんな関心があるようで、グループ長たちからは熱心に質問が出ていました。
この研修のいいところは、グループ長それぞれの状況に合わせて、具体的なキャッチボールをできるところだと思います。
学んで終わり、というわけではなく、ワークが終了したあと、必ず質疑応答の時間が設けられているので、そこで実際の自分の体験にもとに気になったこと、悩んでいることなどをどんどん質問できます。そこで、さらに一段階上の定着があるのでは、と感じています。
私個人は、オブザーバーとして、会場の後方でおとなしく研修を聞いているわけですが、グループ長の面々が、研修の担当講師から、発表内容について質問を受けたり、逆に質問をしたりするのを聞くのは新鮮です。グループ長が普段どんなことを考え、何に課題を感じているかなどについて、触れる時間があることは貴重な機会だと思っています。
全4回の研修のうち、前半が終了した形ですが、全体的な課題感も見えてきて、後半の研修も楽しみです。1回4時間、毎回かなり濃密な時間を過ごしていますので、会社全体に良い影響が出てくることを期待しています。
これを皮切りに、いろいろな人事施策にも取り組んでいきたいと思っています!