【部署紹介Vol.1】ミニアプリグループ|アイリッジLINE専門家集団、LINEミニアプリチームに働き方について聞いてみた
こんにちは。
アイリッジと言えば「ネイティブアプリ開発のプロフェッショナル集団」というイメージが強いかもしれませんが、今日はその中で異彩を放つ?LINEミニアプリチームのみなさんに、その働き方やネイティブアプリ開発との違いについて聞いてみました。
インタビューを受けてくれたのは、プロジェクトマネージャーの吉田さん、林さん、そして、エンジニアの福田さん、卓さん、荒木さん、魏さんです。
どんなバックグラウンドの人がいるのか
━━元々みなさんはLINE関連の仕事をしていたんですか?
吉田:
いえ、私の場合、ネイティブアプリの経験が基本です。
なので、アイリッジで初めてLINEプラットフォーム上で開発を行うとなった時は、LINEのサイトで技術資料を見て、設定の仕方やLINEのAPIの仕様など調べ資料化するところから始めました。
卓:
私もバックエンドエンジニアとして入社してその他のネイティブアプリの開発をしていたので、このチームにアサインされて初めて、LINEの仕組みについて調べるようになりました。
魏:
私はLINEではありませんが、Wechatの開発の経験はありますね。中国にいる時やっていました。もちろんAPIは違いますが、仕組みは似ているので、イメージしやすかったですね。
福田:
ただ、魏さんはLINEをインストールしてませんでしたよね?
全員:
笑
ネイティブアプリ開発とLINEミニアプリ開発の違い
━━みなさんネイティブアプリ開発を主に経験されているということですが、
ネイティブアプリの開発を経験していれば、LINEミニアプリの開発は、
違和感なく入っていけるということでしょうか?
卓:
バックエンド側の違いとしては認証の部分があります。
LINEミニアプリを最初使う場合、LINEに対して認証を行うのですが、その後LINEを立ち上げる際も、再度、LINE側に問い合わせしないといけないんですよね。
ここらへんは、ネイティブアプリやWEBの仕組みにはない特徴かと思います。それ以外はバックエンドに関しては大きな違いはありません。
吉田:
あと、開発の違いではないのですが、手続きの違いとして申請先がありますよね。
ネイティブアプリは、もちろん、Apple社、Google社への申請になるのですが、LINEの場合は、LINE yahoo社(以下「LY」という)になります。申請が1社で良いというのは、その分はやりやすいのかもしれません。
林:
LYさんの場合、申請に関する質問など、気軽にコミュニケーションが取れますよね。
荒木:
逆に、面倒なポイントとしては、テストがしづらい、という点がありますね。
ネイティブアプリの場合、アプリを消して、再度インストールすればIDが新たに発行されると思うのですが、LINEの場合、LINE UIDが電話番号ごとに発行されるので、テストをする際、テストケースの数分、携帯電話(電話番号)が必要になります。
福田:
そうですね。あと、ネイティブアプリの場合は、携帯をパソコンにつなげることでその動作ログを確認することができるのですが、LINEの場合、それがテストの際、ずっとできませんでした。最近は、LINEからもそれ用のライブラリが発表されています。
どんな風に働いているのか
━━LINEミニアプリチームには中国出身のメンバーの方も2人いますが、何かコミュニケーションの仕方に工夫とかありますか?
福田:
卓さんも魏さんも二人とも日本語が話せますのでコミュニケーションは特に問題ないです。お二人とも今は日本に住んでいるので会うこともできますし。
また、アイリッジは、基本リモートで仕事をしているのですが、アイリッジのカルチャーとして、みんなカメラをONにしてやっているので、仮に意思疎通がうまくいっていない場合も、表情でわかったりと、そこは問題なくコミュニケーションできていると思います。
吉田:
会議も、毎朝30分、このメンバーでリモートで集まって行っています。そこでは、タスクの確認を主にしているのですが、それ以外に出社も毎月最低1日は設けていますので、込み合った話は、その時に顔を合わせて確認をしています。
林:
一方で、会議以外のテキストでのコミュニケーションでは誤解が生じないように工夫を心がけていますね。
例えば、アイリッジでは、Slackを使って日々のコミュニケーションを行っているんですが、その際は、やはり、文章で適切な情報を漏れなく伝えるようにいけないと気を付けています。
これは、もちろん、日本人同士でも重要なことなんですが、誰が読んでも同じ解釈になるようにテキストを書かないと、リモートの働き方はうまくいかないと思っています。
━━なるほど。LINEミニアプリ開発とネイティブアプリ開発での違いはそんなに大きくないこと、また、意思疎通のポイントは顔が見えるコミュニケーションと情報をまとめる際の気遣いということがよくわかりました。本日はお忙しい中、ありがとうございました!
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