エンジニア×デザイナー×PM 秋の夜長のUXゆる談義(おすすめ書籍・TWアカも)

こんにちは。PRチームのnonaskです。
前回に引き続き、アイリッジバーレポートをお届けします。
今回はDay1のちょっとまじめテーマ「編集/UXに興味がある人の会」。

フィノバレーのUXリサーチャーを務めるAndroidエンジニアのKozueさんをゲストに、フロントエンドエンジニアのRyotaさん、UI/UXデザイナーのToruさん、PMのKoheiさんで、いまやっていることや興味のあることについてゆるりとお話しました。

フィノバレーのUXリサーチャーって何やってるんですか?

Kozue:
この半年くらいでやり始めたばかりなんですが、プロダクトの狙いや目的がユーザーにちゃんと届いているか調査して、自分たちの理想と現実のギャップを可視化する取り組みをしています。

直近ではアプリを通じてデジタル地域通貨ユーザーへのアンケートを実施しました。
内容は実際に現地を回っているコンサルメンバーと相談しつつ、私のほうでは設問設計やデータ分析を担当しました。
エンドユーザーだけでなく加盟店もユーザーなので、コンサルメンバーに対して現地で加盟店さんとお話する時にこういう質問してみてください、というような連携もしています。

Toru:
アンケートや質問というのは、既に仮説があってそれを確かめるという検証ステップだと思うんですが、僕は最近、まだ仮説が見えていない課題をどう見つけるのかに興味があります。

Kozue:
たしかに仮説がないとアンケートは意味がないですよね。
ただまさに今回は何が問題なのかはっきりとした回答を持っていないところからのスタートだったので、ロイヤリティが高いユーザーの考えていることやカスタマージャーニーを知ることを目的に設定しました。
その中でユーザーを16パターンくらいに分けてランク付けし、一番高いランクのユーザーとその次のユーザーの違いを見つけるなどして、ブロンズの利用回数を増やすにはどうしたらいいか、ゴールドの利用金額を上げるにはどうしたらいいかなどを考える材料を集めました。

UXについて、ふと身近に感じる時ってあるよね

Kohei:
僕らがやらなきゃいけないUX支援は2つあると思っていて。
要件定義段階での、お客さんが求めているデザインや機能とエンドユーザーが求めているデザインが一致しているか探るところと、作ったもののユーザー体験を上げていくところと。後者で言うと、テストをやる中で感じるUXって結構あります。
ここは仕様じゃないけど戻れたほうがいいなとか、これは左からスワイプしたら戻りたいなとか。
自然と普段やっている動作ってあると思うので、それができるようにユーザーの制限を外してあげられると良いと思っています。

Ryota:
ちなみにめちゃくちゃ個人的な視点で言うと、いま出たような動きをWebの技術で表現してほしいと言われることもあるのですがこれが大変で・・。
WebにはWebの、アプリにはアプリの得意分野がありますが、UXについてはWeb Viewでやるよりネイティブでやったほうがいいと正直思うことはあります(笑)。
ユーザーがブラウザからコンテンツを見たときとアプリから見たときでは、期待するユーザー体験は違うと思っています。
ブラウザアプリからだったら許容してくれるかもしれませんが、アプリのWebViewだとそうは行かないですからね。その割の、スマホを対象としたライブラリはPC向けに比べれば圧倒的に少ないので。

みなさんのおすすめの本や情報収集方法は?

Kozue:
今回のアンケート分析も初めてで全然わからなかったんですが、外資系消費財メーカーのマーケにいた友人を頼って、アンケート分析に役立つ本ややり方を率直に聞きました。
一冊読んでやってみてよかったのがこの本です。


それちょっと、数字で説明してくれる?と言われて困らない できる人のデータ・統計術
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プレゼンに役立つ情報もありますし、ビジネスパーソン全般にこれ結構おすすめです。
私も専任ではないのでリソースに限りもありますし、 #finnovalley_ux(フィノバレーのUX情報共有channel)などでみんなでナレッジをシェアしていけたらいいですね。

Toru:
いまは社外に向けても情報をシェアしてくれる人がたくさんいますよね。
僕もTwitterとかメディアとかをいろいろ巡回しています。
noteのデザインマガジンとかも結構いいです。

Twitterでよく見るのはこのあたりの方々ですね。

Go Ando / THE GUILD(@goando)さん
Yasuhisa(@yhassy)さん ※長谷川恭久さん
Kotaro Kokubo(@kotarok)さん
Manabu Ueno(@manabuueno)さん

Kohei:
僕はフォローするなら以下の方々がおすすめです。

sogitani / baigie inc.(@sogitani_baigie)さん
こちょう / baigie inc.(@kocho_katsuhiko)さん
すぴかあやか(角田綾佳)@キテレツ(@spicagraph)さん
イラレ職人 コロ(@coro46)さん
岡 昌樹CX/UXストラテジスト(@okamasakidayo)さん

Kozue:
UXリサーチだとメルペイのみほぞのさんのnoteもいいですよね。
私の場合結構Androidエンジニアとかをフォローしているんですが、マテリアルデザインなどに関心がある人が多いのでそっちの方面から情報が流れてくることもあります。

Kohei:
ちょっと話はずれますが、人として使いやすいという視点は大事だと思っていてHCD(人間中心設計)とかも気になっています。

Toru:
これはちゃんとやったほうがいいと思いますね。
綺麗なデザインはユーザーの認知負荷が少なく、結果としてコンバージョンしやすくなったりビジネスにも貢献しやすくなるものです。
そこをきちんと証明して、「綺麗なデザインは専門家のこだわり」みたいな偏見はなくしていけたらと思っています。

Kozue:
MoneyEasyも自社プロダクトとしてやっているので、ビジネス面も考えつつエンジニア視点で考えることを忘れないようにしています。
正しく動いてメンテのコストが少ないコード、かつそれらをスピーディーに出せることが理想だなと思っています。
そのためにもユーザーがどう思って使っているのかを知る必要があるので、それをUXリサーチでやろうとしています。

おまけ:トークテーマに「UX」だけでなく「編集」が入っていたわけ

nonask:
蓋を開けてみたら参加者がUXに関心の高い方ばかりだったのでUI/UXのお話中心の会となりましたが、実は今回私のたってのお願いで「編集/UX」というテーマで島本さんにゲストに来ていただいていて。
slackの、フィノバレーのUX channelで私がUXライティングについての書き込みをしたら、島本さんがレスをくれた中で大学時代にジャーナリズムや編集も勉強されていたとあって、私の職種柄そのお話が聞きたかったからなんですよね。

Kozue:
文芸とかジャーナリズムとか戯曲、映画などの批評だったり、創作、編集、海外文学の翻訳などを全般的に取り扱う学科でした。
小説とか特定のジャンルでなく様々なメディアの表現全般を横断的に学びたかったので。
ゼミではジャーナリズム的な、現代思想の観点から主に小説の批評などを扱っていました。
この観点を持ち込んだ時にこの小説はどういうふうに読めるんだろうとか。

卒論の題材がラテンアメリカ文学だったんですが、1日何千字も書かなくてはいけない時に頭がおかしかったのか最後のほうはアルゼンチンタンゴ聴きながら書いてました(笑)。
編集論もあったし書店文化論みたいな珍しいクラスもあったし、実際の創作系もやりました。小説家の先生が来て書いたものを添削してくれたり。

Kohei:
僕も芸術系のメディアアートとか専攻していて、漫画家の先生が来ていましたね。

nonask:
みなさん意外な専攻が多い。この間も哲学科出身のエンジニアさんがいたし。

Ryota:
私は王道の情報工学系です。

nonask:
そうそう、そういう方を求めていました(笑)。
みなさん今日は楽しかったです。ありがとうございました!

 

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