GPS技術で開発された最新アイテムをご紹介

今回はアイリッジでも扱っている、GPS技術を用いた国内外の最新アイテムをご紹介いたします。

次世代の杖

やはり日本の技術力は凄いですね。 富士通が高齢者向け次世代の“杖”を開発しました。 GPSと杖?と一見アンマッチですが、次世代という名は伊達ではありませんでした。   昨年バルセロナで開催された世界最大規模の携帯通信関連見本市「Mobile World Congress 2013」で興味深い試作品を発表していたのでご紹介します。 見た目は大きなゴルフクラブ。 持ち手がLEDディスプレイになっており、GPS/3G/Wi-Fiなど複数の通信技術を使って、事前に登録された目的地までの方向が表示されます。 曲がる場所に来ると杖が振動し、ディスプレイに曲がる方向の矢印が表示されるのです。 一般的なポータブルナビだと表示される情報量が多いので、お年寄りは瞬間的に理解することが難しい。 情報量を簡素化して「振動」と「矢印」のみで誘導する方法は画期的です。   そして凄いのはナビ機能だけではありません。 杖の現在地やハンドルのセンサーを通じて測定された心拍数などの情報を遠隔地にいる家族がPCから見ることができるのです。 また使用者が転倒した際には、杖が自動的にアラートを発して助けを求めることができるようです。 高齢化が進む日本を始めとした欧米諸国で普及すれば、多くのお年寄りが安心して外出できる社会が実現できそうですね。  

オズの魔法使いを再現した赤い靴

映画「オズの魔法使い」に登場する主人公・ドロシーといえば、赤いルビーの靴。 かかとを3回鳴らすと家に連れて行ってくれるシーンは、ラストに登場する有名な場面ですよね。 これにインスパイアされたロンドンを拠点に活躍するアーティスト、ドミニク・ウィルコックス氏は、なんとGPSを内蔵しLEDライトの点滅で家まで連れて行ってくれる靴をGlobal Footprint社と共同開発しました。 まずこの靴に行き先を記憶させるため、USBでPCへ接続して自宅の住所を登録します。 そして物語と同じようにかかとを3回鳴らすと、GPSが起動して自宅までの案内を開始するというシンプルな設計。 あとは左右のつま先に埋め込まれているLEDの点滅を確認しながら家に帰るだけ。 ※左のつま先は方角、右のつま先は距離を表示します。   多くの方向音痴で困っている人(私を含む)向けに、ぜひ商品化を期待したいです。  

最後に

GPSを活用することでますます生活が便利になります。より多くのアイテムが開発されることが楽しみです!

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