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Wi-Fi搭載の巨大バルーンがO2Oの秘策

20140924_O1

こんにちは。オムニちゃんです。

スーパーって、みんな、どこのお店で買うって決めているかな?
うちは近所に2軒スーパーがあるけど、私のお母さんは毎日ちゃんと広告を見て、いいものがあればちょっと遠くても足を延ばして行っているみたい。
オムニちゃんは一番近いところに行くけどね☆

今日はね、韓国のスーパーのおもしろいO2Oの取り組みを紹介するよ  

 

韓国のO2O事例:大手スーパーマーケット「Emart」の取り組みとは?

 Emartは百貨店を運営する会社が作ったスーパーで、韓国全土で127店舗を展開しているよ。
市場のシェアは35%ぐらいだから、日本で言ったらイオンやセブンアイホールディングス並み。

この大きなスーパーが仕掛けたO2Oは新しいお客さんを獲得するためのものなんだけど、その内容が驚き!
なんと、Wi-Fiを搭載した巨大バルーンをショッピングモールやオフィスビルの他、電車の中までとにかく人が集まるところで飛ばしちゃうの!

 

http://jeccica.jp/wp/?p=763

 

http://jeccica.jp/wp/?p=763

 

バルーンには、『Get Wi-Fi,Get Items.Free』と大きく書いてあるの。
そして興味を持った人がWi-Fiにつなぐと、Emartのクーポンをダウンロードできるんだって。
で、そのままオンラインショップに誘導、クーポンを使って、お得に買い物を楽しんでもらえるというわけ。

オンラインショップの売上は前月比157%も増加!
モバイルアプリのダウンロード数も1ヶ月間で5万人増えて、この『空飛ぶお店』の企画は大成功に終わったんだって。

 

http://jeccica.jp/wp/?p=763

 

じゃあ、実店舗はどうなったの?と思うでしょ。
実店舗にも、アプリでダウンロードしたクーポン利用客がたくさん来店したみたい。
前年同月比9.5%増の売上を達成したんだよ。

オフライン=巨大バルーンからオンライン=Wi-Fi、オンラインショップに誘導し、さらにオフライン=店舗にもお客さんを呼び込むという、O2O大成功の例だね。

日本人もそうだけど、韓国人も長時間働く民族なんだって。
いつも時間に余裕がなくて、スーパーは品質よりもアクセスのしやすさが重要と考えるみたい。

Emartは、少し離れていても来てくれる新規のお客さんをさらに取り込みたかったんだね。
だから、お店からお客さんのもとへ飛んで行こうと、今回のバルーンの企画を考えたんだって。

日本では電車の中吊り広告がその仲間かなと思うんだけど、もしバルーンが飛んでいたら、しかもそこにWi-Fiが内蔵されているとしたら、それだけで楽しくなっちゃうね!

 

  参考URL:
http://store.emart.com/main/main.do
http://jeccica.jp/wp/?p=763
http://ec-cube.ec-orange.jp/blogs/?p=3809
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20100929/216433/

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