新しい金融ビジネスFin-Techでどんなことができる?
どうも!オツオです。
みんな、Fin-Techって知ってる?
昨年あたりから日本のメディアでも登場するようになったけど、Finace(ファイナンス)とTechnology(テクノロジー)を組み合わせて作られた言葉なんだって。
金融サービスをIT技術でもっと便利にしようってことなんだけど、Fin-Techでどんな新しいことができるのかいっしょに見てみよう。
どんどん進化する決済サービス
FinTechって、完全に新しいサービスなの?新しいベンチャー企業が何か始めたの?と思いがちだけど、実はすでにみんな体験済みのサービスなんだ。
身近なことで言えばインターネットバンキングでお金を振り込んだり、オンラインショッピングでお金を払うっていうのもFinTechの一つだよ。
例えば、オンラインショッピングの決済サービス。
一般的にはPaypalのような決済専用ページに行くことが多いよね。
でも新しく登場したものの中には、決済システムを導入したいサイトにソースコードをコピペするだけでそのページ上で決済が完了するものもあるんだって。
これはアメリカのベンチャー企業Stripeが作ったシステムだよ。
決済のたびに決済専用ページに行くのは手間だよね。
それに、よくわからなかったりすると、「めんどくさいなあ。もう買わなくていいや。」ってなっちゃう。
だから、FinTechで購入率の低下を防ぐことができるよ。
手数料もどんどん安くなってる。
Stripeだと決済額の2.9%+30セントと、他のところよりも安いんだ。
より使いやすいサービスに進化しているんだね。
お金を借りるとき、お金を預けるとき
お金を借りる時、どうする?
消費者金融や銀行、クレジットカードのキャッシングとかかな。
そして金利は10%は取られるよね。
逆に、銀行にお金を預けても得られる金利は1%以下。
なんだかなあっていう現状があるよね。
ここに目を付けたのがアメリカで急成長している企業Lending Club。
お金を必要としている借り手と資産運用したい個人投資家を、ウェブ上でマッチングする仕組みを作ったんだ。
銀行や消費者金融みたいに店舗を持たないから、低コストの運営が可能だよ。
そのおかげで、投資家には銀行預金よりも高いリターンを提供し、借り手には消費者金融より低い金利で融資を行うことができるんだって。
借り手と貸し手の双方にメリットがあるのがいいね。
ゲーム感覚の送金システムまで登場
中国にもお年玉の習慣があるって知ってた?
中国のIT企業大手テンセントが作っている、中国版LINEみたいな無料コミュニケーションサイトWeChatというサービス。
ここで、メッセージにQRコードを使って現金を送れるシステムを作ったら、なんと2億人以上のユーザーが集まったんだって。
魅力はやっぱり送金が簡単にできるっていうところ。
さらに、抽選で金額が増えるっていうゲーム的要素も盛り込まれていたこともあって、2月の旧正月には10億件ものおとし玉袋の送信があったんだって。
FinTechはアメリカとイギリスを中心にどんどん新しいものが登場しているんだ。
だから、日本も世界のFinTechの流れに取り残されないように、国が動き始めているよ。
今まで日本の金融機関は業務範囲を厳しく制限されてきたから、それを取り払うために具体的な緩和策が検討されているところ。
来年には新しい法律もできて日本の金融業界もどんどん進化していくみたいだよ。
参考:
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO84040380W5A300C1000000/
http://www9.nhk.or.jp/nw9/marugoto/2015/03/0303.html
hhttp://www.dreamincubator.co.jp/next_g/21808.html
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/285/285684/
https://crowdbank.jp/magazine/?p=505