その他

「食」にまつわるiBeaconあれこれ

20150513_o1

こんにちは。オムニちゃんです。
今日は、私たちの生活において一番身近な「食」にまつわるiBeacon活用事例をいろいろ集めてみたの。
おもしろいものがたくさんあるよ。

 

アプリで席の予約ができるカフェ

ニューヨークのカフェやコワーキングスペースでは、「クロワッサン」っていうアプリで席の予約ができるんだって。
席の予約をするときに、飲み物や食べ物も一緒にアプリ上で注文するよ。

このシステムにはiBeaconの技術が使われているの。
だからユーザーがお店に出入りするタイミングで、自動チェックイン・チェックアウトが可能。
チェックアウト時に、アプリに登録したクレジットカードで自動的に決済してくれるっていう便利な仕組み。

http://tctechcrunch2011.files.wordpress.com/2015/05/croissant-hack.png?w=615&h=424

http://tctechcrunch2011.files.wordpress.com/2015/05/croissant-hack.png?w=615&h=424


これってユーザーは便利だけど、お店に何かメリットあるの?って思うでしょ。
飲食店でもよくあることだけど、1杯のコーヒーで何時間も粘られちゃうケースってあるじゃない?
アメリカでもこういう人たちを“laptop hobos”って呼んでいて、彼らにどう対処するかが長年の飲食業界の課題だったんだって。

こうした問題を解決するために、一定時間ごとにWiFiのパスワードを変更して、商品を購入したお客さんだけに新しいログイン情報を教えるシステムにしてるみたい。
ユーザー側のメリットは、商品を購入すれば確実に席が予約できること。
お店側のメリットは、時間に伴い売り上げが確実に上がること。
この2つをつなぐ画期的なアプリなのね。

 

iBeaconで常連客をおもてなし

http://si.wsj.net/public/resources/images/BN-DW166_Mook_G_20140728080643.jpg

http://si.wsj.net/public/resources/images/BN-DW166_Mook_G_20140728080643.jpg


ドイツで5つの高級レストランを展開しているMook Groupのアプリも、iBeaconが使われているよ。
快適に過ごしてもらうためにはお客さんのことをよく知らなければ!ということで開発されたアプリ。
アプリを使っているお客さんが5つのレストランのうち、どのレストランをよく使うのか、何時間滞在しているのか、何をよくオーダーするのか、なんていう情報をレストラン側は得ることができるの。
そして、iBeaconは屋内でも正確な位置情報を取得できるから、お客さんが「どの席が好きなのか」まで把握できちゃう。

興味深いのは、このアプリにはお客さんを“ランク付け”する機能がついていること。
レストランに滞在した時間数に応じて、一番下のただの「Guest」から最高ランクの常連客「Addicted Connoiseuer」まで6段階設定されているの。
ランクが上がると短い待ち時間で済んだり、無料でウェルカムドリンクをもらえたりと、VIP待遇を受けることができるみたい。

iBeaconで滞在時間を正確に測ることができるから、「なんとなくよく来る印象のお客さん」じゃなくて、本当の常連客が把握できそうね。

 

冷蔵庫に近づくと警告!ダイエットアプリ

http://a1.mzstatic.com/us/r30/Purple3/v4/7c/26/12/7c2612fd-11f5-0b77-f7af-b7f6ce30341e/screen322x572.jpeg

http://a1.mzstatic.com/us/r30/Purple3/v4/7c/26/12/7c2612fd-11f5-0b77-f7af-7f6ce30341e/screen322x572.jpeg

http://a4.mzstatic.com/us/r30/Purple3/v4/24/b6/13/24b6134e-e4fb-3656-189d-dfdae66f0bbd/screen322x572.jpeg

http://a4.mzstatic.com/us/r30/Purple3/v4/24/b6/13/24b6134e-e4fb-3656-189d-dfdae66f0bbd/screen322x572.jpeg


アメリカの会社が開発した“Carrot Hunger”っていうダイエットアプリがちょっと面白いの。
よくあるダイエットアプリって、年齢や性別・身長・体重から割り出した1日の目標摂取カロリーを元に、自分が食べたものとカロリーを入力していくことで体重管理をするものよね。
でもそれだけじゃなくて、iBeaconを自宅の冷蔵庫に設置すると、冷蔵庫に近づくたびに警告してくれる機能が付いているんだって。

目標摂取カロリーをすでにオーバーしている状態で冷蔵庫に近づくと怒られるし、まだ目標値には達していなくても「まさかピザなんて食べないよね?」って言われちゃう。
このアプリはまだ自宅での活用に留まっているけれど、例えばスーパーマーケットやコンビニにiBeaconがあれば、「チョコ売り場は行っちゃダメだよ!」って警告してもらうことも可能だし、「こんにゃくか豆腐ならOK」ってアドバイスもありよね。
こうした使い方ならお店側にも売上アップのメリットがありそう。

今後はビジネス的な活用も期待できそうね。

 

参考
<席の予約>
http://www.eater.com/2015/5/4/8545715/new-app-reserve-seats-coffee-shop-croissant
http://techcrunch.com/2015/05/03/croissant-lets-you-reserve-a-seat-at-a-co-working-space-or-coffee-shop-using-ibeacons/

<常連客>
http://blogs.wsj.com/digits/2014/07/28/will-apples-ibeacon-whet-german-diners-app-etite/
http://www.eater.com/2014/7/28/6180201/creepy-restaurant-app-uses-apples-ibeacon-to-track-peoples-dining

<ダイエット>
http://beaconlabo.com/2015/04/947/
http://lifehacker.com/carrot-hunger-trash-talks-you-while-counting-calories-1678535822

 

 

TOP

事業・サービスに
関するお問い合わせ

サービスに関するご相談や
ご質問など、こちらからお問い合わせください。

03-6441-2441 03-6441-2441

受付時間月〜金 10:00〜18:00 ※祝日除く

CONTACT