アプリはあなたのショッピングにいつでも付いていきマス!
こんにちは。オムニちゃんです。
みんな夏のバーゲンは行ったかしら?お得にいいもの買えたかな。
ショッピングといえば小売業界のO2O戦略がいつも気になるところだけど、iBeaconを使ったアプリもどんどん進化しているみたい。
ゲームが大好きなオツオくんには、ちょっと危険な新しい取り組みを紹介するわ。
「何でもデキマス!」
オランダのIT企業、Mobile Bridgeが開発したプラットフォームは、これまでバラバラに動いていた複数のアプリを総合的に分析してお客さんの購買行動につなげることができるものなんだって。
メッセージを送ったり、ゲームができたりすることはもちろん、ポイントカード機能もついているし、アンケート回答や投票もできちゃう。
しかも、こうした個人個人が楽しめるアプリという位置付けだけではなくて、顧客管理やモバイルショッピング機能もついているから企業システムにも対応可能なんだって。
最後は必ずお買い上げ~!
さて、どうやってたくさんのアプリを機能させていくんだろう?
「相乗的に働きます」というのが、うたい文句のようなんだけど、Mobile Bridgeはユーザーの個人情報や購入履歴、アプリ内のゲームは何で遊んだかっていう情報まで、いろんな情報をいっしょに分析してサービスに反映させてくれるんだって。とっても賢いでしょ。
例えば、ゲームが大好きなオツオくんが、実店舗のA店でゲーム機を買ったとするでしょ。さっきの話で、アプリには個人情報が入っているから、当然、オツオくんの誕生日もお店は知ってるってわけ。
まずは、スクラッチカードゲームがアプリを通じてスマホに送られてくるよ。これで遊ぶと、今度は、誕生日のプレゼントとして、テレビゲームの割引クーポンがもらえるんだって。
オツオくんは、この割引クーポンはいつでも使えるな~なんて言って、アプリ内にほっておいたよ。
そして、数日後、オツオくんが、また、A店に行くと、オツオくんのスマホが、勝手に情報をキャッチ!オツオくんは、このとき、ゲームコーナーにいたんだけど、iBeaconからの位置情報で、同時にお店側には、オツオくんがゲームコーナーにいることは通知済。
さあ、オツオくん、あなたのスマホの画面にあの放置していた「割引クーポンがあったでしょ!」っていう内容の通知が送られてきたよ。
オツオくんは、その誘惑に負けて、また、新しいゲームを買ってしまうのでした・・・。
こんなことができるのがMobile Bridgeのプラットフォーム。
お客さんの一連の購買行動にすべてついていっているのが特徴ね。これからの販売促進って、いかにオツオくんの個人情報を集めて、そして、いかにオツオくん個人に合った広告が打てるかっていうことになるようね。
参考
http://beaconlabo.com/2015/06/1230/
http://www.mobilebridge.com/features.html
