小売業界のオムニチャネルの切り札“ショールームストア”

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こんにちは。オムニちゃんです。
洋服をネット通販で買うのが苦手な人って、試着して似合っているかや、実際の色味を確認できないからっていう理由が多いわよね。
お客さんのそんな悩みを解決、かつお店側の在庫を持たずに接客に専念できることを可能にしたいいとこ取りのシステムがあるの。
それが今回紹介する“ショールームストア”。アメリカでは大成功しているみたい。

商品を見られるけど、買って持ち帰れないお店って?

https://rbmtechblog.files.wordpress.com/2012/05/bonobos-guideshop-newbury-street-retail-localization.jpg?w=620&h=264&crop=1
アメリカで最大級のオンラインショップを展開している、メンズブランドのBonobos(ボノボ)の販売戦略はちょっと変わっているの。
アメリカ国内に20近い店舗を構えていて、そのお店で実際に商品を手に取ったり、試着したりすることはできるんだけど、買った商品を持ち帰ることはできないんだって。
これらのお店はBonobosでは“Guide Shop”って呼ばれていて、お店にあるのは展示品のみで在庫はなし。
店員さんは“Guide”って呼ばれていて、お客さんに洋服のアドバイスをあれこれとしてくれるんだって。 

http://www.denimjeansobserver.com/mag/brands-b01/bonobos-new-york-los-angeles-north-carolina-white-oak-cone-brands-denim-jeans-designer-jean-culture-x01.jpg

Guideは、お客さんが買うと決めた商品をBonobosのオンラインショップでカートに入れて決済して、自宅まで郵送する手続きを取ってくれるの。
そして、早ければ翌日には買った服が到着。
「持って帰れないんだ~。」って思う人もいるかもね。

でも、よく考えてみて。
すぐ使う場合を除いたら、その方が便利よね。手ぶらで帰れるんだから。

お店にとっても、在庫を持たなくてよいから店舗スペースが削減できるし、在庫の出し入れがないから接客に専念できるっていうメリットもあるの。
もともとオンラインショップを使っていたお客さんがターゲットだから、家賃の高い大通りに店を構える必要がなくて、店舗の運営コストを大幅に下げることが可能なんだって。
このユニークな取り組みは、大成功を収めたの!
Guide Shopを訪れたお客さんは、Webサイトだけを訪れた人に比べて2倍の買い物をしてくれているんだって。


オンラインショップでは失敗しそうなメガネも勇気をもって買えちゃうオムニチャネル戦略 


高品質のメガネを95ドルという低価格で売ります!とオンラインショップのみでスタートしたメガネブランドのWarby Parker(ワービーパーカー)。
Web上で試着できる機能もあるし、自宅で5つのメガネを試着できるサービスも展開していて、オンラインでも安心して購入できるサービスがあるよ。

でもね、やっぱりメガネだから、どうしてもお店の人のアドバイスがないと心配、と感じるお客さんも根強くいるわよね。
そこで、大都市を中心に試着用の店舗を展開しているんだって。
こちらも、リアル店舗はあくまで試着のみ。
買うのは、やっぱりオンラインだけなんだ。

だから、このお店も在庫なし。不動産コストをかけない経営で、年間売上高は1平方フィートあたり3000ドル。
高級ジュエリーを扱うティファニーよりも多く売り上げるまでになっているんだって。
こうした試着のみで展開する“ショールームストア”は、お客さんのニーズにあわせて複数の販売チャネルを展開するオムニチャネルの一例。
店舗オープンのスピードも速いっていうメリットもあるし、これから日本の大都市を中心に増えてくるかもね。

 

参考
https://www.visioncritical.com/whats-trending-in-fashion/
https://bonobos.com/guideshop
http://blog.spicelife.jp/entry/2015/03/12/093254
https://www.warbyparker.com/

 

 

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