位置情報ゲームとO2Oは相性が良い
おっす!オツオです。ゲームをしながら日本各地、いや世界各国の観光スポットを巡るアプリが、今、大人気なんだ。もともとはスマートフォンGPSの位置情報サービスを使ったゲームなんだけど、このアプリをO2Oや地域振興に役立てている例もあるんだって。
ネット上でリアルの街のスポットを巡る
グーグルの社内ベンチャー組織が提供しているアプリ、Ingress(イングレス)は、GPSの位置情報サービスを使って、「青」と「緑」の2つの陣営に別れて、現実の街に設定された「ポータル」と呼ばれる拠点をネット上で奪い合うゲームなんだ。
ポータルは、駅や空港、歴史的建造物、モニュメントなどで、例えば、日本なら、東京駅、清水寺や金閣寺・銀閣寺なんかがあるよ。世界でダウンロード数はすでに1000万を超える人気ぶりで、その中でも日本のダウンロード数は世界2位なんだって。
なんといっても、ポータルを探して動き回るわけだから、「気付いたら痩せていた」「ダイエットやいい運動になった」って言う人が多いみたい。
ドリンクメーカーもゲームに参加
アメリカのドリンクメーカー、Hint Water(ヒントウオーター)はイングレスのゲームに参加している企業の1つ。キャップに書かれている番号をイングレスのアプリ画面上で登録すると、ゲームで使うアイテムがもらえるっていう仕組み。ひたすら歩き回るこのゲームは、当然、喉も乾くよね。
ユーザーは、ヒントウオーターのドリンクを買って喉を潤す一方、ゲームのアイテムももらえるっていうメリットがあるし、ドリンクメーカーにとっては、人気のアプリとコラボすることによって、売上アップにつながるメリットがあるというわけなんだ。
地域振興 観光客誘致にも
イングレスを地域の活性化に使おうっていう動きもあるんだ。神奈川県横須賀市は2014年に引き続き、2015年もイングレスを使った企画をやるんだって。
イングレスの特設ページを立ち上げて、効率よくポータルが回れるルートを示したり、無人島「猿島」行きフェリーの料金が、チケット売り場でイングレスの画面を見せると、期間限定で半額になったりするんだって。
横須賀って、東京からはちょっと遠い上に、途中には横浜や鎌倉みたいな大きな観光地があるから、そこで観光客の流れが止まるって課題があったみたいなんだけど、「イングレスをやりに横須賀行こう」っていうコンセプトで大成功したんだって。
O2Oや観光客誘致と相性のよいイングレスは、これからも、新たな使い方の発見がありそうだね。
参考
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO88004850S5A610C1935E00/
https://www.drinkhint.com/ingress
http://beaconlabo.com/2015/10/1650/
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1412/18/news088.html
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