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今さら聞けない!? 最近よく聞くIoTって何?Part2

今回は、以前ブログにアップしたIoT関連記事の第2弾をお届けします。
数年前まではまだまだ未知の領域と言われていたIoT分野ですが、現在はIT分野の成長を牽引する存在と言われるようになっています。

今回は、その歴史的背景と2017年注目のトレンドについてまとめてみました。

1.IoTの歴史

「IoT」とは、「Internet of Things」の頭文字をとった単語で、「モノのインターネット」と別名で呼ばれることもあります。「IoT」という言葉は、1999年にケビン・アシュトン(Kevin Ashton)によって最初に使用された言葉です。

ちなみに、1999年周辺での出来事は、1995年Windows95発売、1998年Google創業、2004年Facebook誕生、2007年初代iPhone発売などです。日本でiモードサービスが開始されたのは、1999年になります。

 

2.テスラのオートパイロット(自動運転車)

テスラは、電気自動車がガソリン車を超えられることを証明したいと願ったシリコンバレーのエンジニア数名により、2003年に設立されました。
2008年に発売されたテスラ ロードスターは、リチウムイオン バッテリーを搭載し、1回の充電で最長394 kmの航続距離と3.9秒で時速100 kmまで加速する加速性能で、EVの新基準を確立し、30カ国以上の国々で2400万台以上を販売しました。

また、2016年10月19日以降に生産されるテスラモデルS、モデルX、モデル3の車両は、すべてハードウェアIIと呼ばれる、完全自動運転(レベル5自動運転)が可能なハードウェアを搭載して出荷されると発表しました。

完全自動運転には社会インフラの整備や法律などクリアすべき課題はたくさんありますが、今後自動車と電柱が通信して渋滞緩和ルートを案内したり、スマホでタクシーを呼んだら無人自動車のタクシーがお迎えにくるといった未来が訪れるかもしれません。

 ※テスラ Model Sの紹介サイト
https://www.tesla.com/jp/models


 

3.オムニチャネルとIoT 「位置」、「時間」、「活動」情報を活用した最適広告配信

近年、Beaconを活用した店舗への来店検知やGPSなどの位置情報の収集・分析によりユーザーの行動情報を分析し、最適なお知らせや広告の配信ができるようになってきました。

2017年2月24日に、株式会社サイバーエージェントのアドテクノロジー商品の開発を行うアドテクスタジオとアイリッジは、位置情報を活用した行動分析と、それに伴う広告配信分野で機能連携を開始すると発表しました。

この連携により、より精度の高い位置情報(来店情報)をもとにしたプッシュ通知や広告配信が可能となり、既存ユーザーの来店活性化やリピート率の向上が期待されます。

また、一定期間以上来店をしていない休眠ユーザーへの広告配信によって、店舗利用の再来店促進が期待できます。さらには購買データとの連携により、新規ユーザーの獲得から来店・購買までの包括的な計測・分析も可能となります。今後ますます高度なマーケティングを実現することができるようになるでしょう。

機器(Things)分野のテクノロジーの成長により、多くのシーンで様々な情報が取得可能になってきました。また、それらの情報はクラウドに集積され、AI(人工知能)により分析、最適化されます。

今後は、テクノロジーベースのサービス開発ではなく、本当の顧客ニーズに即したIoTサービスが次々と登場することに期待したいですね。

 

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