新型コロナウイルス感染症によるアプリインストール数とアクティブ数の推移

こんにちは、マーケティンググループの松岡です。

現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の急速な広がりが世界中に影響を与えています。

本日は、この困難な時期に企業様ができることの参考になればと、カテゴリ(業種)別の新型コロナウイルス感染症によるアプリインストール数とアクティブ数の推移を調べてみました。

平日夜や週末の外出自粛要請により家の中で過ごす時間が増え、多くの人がいつもよりもスマートフォンを使用しているのではないでしょうか。

アイリッジでは、こういった中でもアプリで便利なサービスや情報を提供することで、外出自粛などに伴うリアル店舗のダメージを挽回したり、より一層顧客にファンになってもらうことはできると考えています。

なお、調査とあわせて最新の検索動向や先に感染が拡大した中国での消費者意識の変化、現在までの新型コロナウイルス感染症に関連する出来事を時系列で記載しました。
ご参考いただければと思います。

それでは早速みていきましょう。

INDEX

・新型コロナウイルス感染症によるアプリインストール数とアクティブ数の推移を調査
-カテゴリ別 影響調査(アミューズメント)
-カテゴリ別 影響調査(金融)
-カテゴリ別 影響調査(ショッピング)
-カテゴリ別 影響調査(公共交通機関)
・まとめ
・【参考】Google トレンドで探る検索動向
・【参考】中国の先行事例から学ぶ
・【参考】これまでの主な動きまとめ(2020/3/31 更新)

 

 

 

新型コロナウイルス感染症によるアプリインストール数とアクティブ数の推移を調査


 
調査期間
2020.2.1(土) 〜 2020.3.28(土)
 
調査対象 アプリ/ユーザー 数
300/1億7,000万人
 
調査内容
カテゴリ別のインストール数とアクティブ数の推移

 

カテゴリ別 影響調査(アミューズメント)

2月に入ってから現在に至るまで、インストール数、アクティブ数ともに緩やかな下降傾向にあります。

店舗来店時にアプリの起動を促すアプリが多く、外出自粛による影響が顕著に見て取れます。


 

カテゴリ別 影響調査(金融)

2/25(火)を境に、インストール数、アクティブ数ともに緩やかな上昇傾向となっています。

2/25には日経平均株価が約4カ月ぶりの安値を更新し、その後も日々大きく株価が変動していたことがアプリ起動へ影響していることがわかります。


 

カテゴリ別 影響調査(ショッピング)

ショッピングカテゴリについてはアプリ内にEC機能があるかないかで違いがあったため、カテゴリをさらに2つに分けました。

 

ショッピング(EC連携なし)

2月中旬より、インストール数は緩やかな下降傾向です。

しかしアクティブ数はほぼ横ばいに推移していることから、新規ユーザーが減少しているが既存ユーザーが通常以上にアプリを使用していることがわかります。

 

ショッピング(EC連携あり)

インストール数もアクティブ数も全体的にほぼ横ばいに推移していますが、3/6 〜 3/21 あたりのインストール数およびアクティブ数が若干上昇してます。

全国的な休校要請やテーマパークの休園、WHOによるパンデミック宣言などを受け、外出を控えるムードが高まったことでECでの消費が増えたことと推測できます。

またスーパーやドラッグストアで、ペーパー類が売り切れていたのもちょうどこの頃です。


 

カテゴリ別 影響調査(公共交通機関)

今回の調査の中でもっとも影響が少なかったのが、公共交通機関です。

グラフはご覧の通りほぼ横ばいで、インストール数、アクティブ数ともに突出している箇所では遅延発生などの要因が関係しています。

 

 

まとめ


 

外出自粛などで店舗来店については下降傾向にありますが、人々の消費行動がストップしたわけではありません。
アプリのアクティブ数から見ても、人々が家の中でスマートフォンを使用する頻度が増えていると言えます。

ここまで、アイリッジのデータからみるカテゴリ(業界)別のアプリ利用動向をご紹介しましたが、下記には検索動向と中国の先行事例をご紹介しています。

皆さまの企業プロモーションのご参考になれば幸いです。

 

 

Google トレンドで探る検索動向


 

休校要請の翌日には、「ネットスーパー」の検索が大きく伸び、さらに通常では検索されにくい「惣菜」「弁当」といったすぐに食べられるものや、「冷凍食品」「洗剤」といった食材や日用品などと掛け合わせて検索されていたとのことです。
これは、これまで EC を利用していなかった層も食材や日用品をECで購入しようという意識・行動が高まったと推測されています。

3 月に入ってからは「テイクアウト」「持ち帰り」といった検索ワードや「お持ち帰り 近くの店」という検索が上昇しており、商圏にある飲食店にとっては、新たな機会につながる可能性も見出されています。

また「オンライン学習」に対する検索、「バランスボール」や「ビリーズブートキャンプ」などの検索から家の中での有意義な過ごし方へ需要が高まっていると言えます。

旅行に関しては、「海外旅行」に関係する検索は急激に減少している一方で、「国内旅行」や「キャンプ」の検索は上昇傾向にあるとのことでした。

Google トレンドで探る新型コロナウイルスに関連する検索動向
https://www.thinkwithgoogle.com/intl/ja-jp/articles/search/covid-19-2/

 

 

中国の先行事例から学ぶ


 

中国の消費者ビッグデータをベースにマーケティング支援などを手掛けるトレンドExpressが、SNSの投稿や口コミを分析し「家の中でしていること」ランキングをまとめています。

中国SNS「家の中でしていること」ランキング

1位 スマホをみる
2位 ゲームをする
3位 仕事をする
4位 SNSをみる
5位 動画をみる
6位 映画をみる
7位 ドラマをみる
8位 寝る
9位 ネットサーフィン
10位 ネットで買い物
11位 子供の勉強をみる
12位 仕事を探す
13位 漫画を読む
14位 ヨガ
15位 料理をする
16位 おしゃれをする
17位 ダイエットする
18位 子供と遊ぶ
19位 DIY
20位 体操

8位の「寝る」を除き、上位の大半がインターネットやスマートフォンを利用するものでした。

実際に中国では、モバイルインターネット平均利用時間が昨年より1.7時間も伸びていて、SNS投稿に対する閲覧数も増えているとのことです。

11位以降には暇潰しという消極的な行動ではなく、何か有意義なことをしようという消費者の意識の変化も見て取れます。

 

消費が冷え込んでも積極的なプロモーションは続く

「巣ごもりで可処分時間は増え、広告に接する機会はむしろ増える」(濵野社長)。

不足しているものが十分に供給されるようになった後にも外出自粛などの状況が長期化するときには、このような「巣ごもり消費」への積極的な対応、そして継続的なプロモーションによってブランド価値の維持・向上に努めることが企業の勝ちパターンになるとのこと。

日本でも、インスタグラムやYouTubeなどでは著名人がライブ配信機能を利用してプロモーションや「家から出られないからオンラインで一緒にご飯を食べよう」といった企画を配信していますが、このような中国の先行事例を参考にこれからの企業プロモーションを考えると良いのかもしれません。

日経クロストレンド 新型コロナで急伸「巣ごもり消費」の実情 中国の現状分析
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/casestudy/00012/00341/?i_cid=nbpnxr_ranking

 

【参考】これまでの主な動きまとめ(2020/3/31 更新)

 

1/9(日) 中国武漢 新型コロナウイルスの検出
     https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54200130Z00C20A1EAF000/

1/11(土) 中国で初の死者
     https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54308470R10C20A1CR0000/

1/16(木) 日本で初の感染確認
     https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54444940W0A110C2CE0000/

2/5(水) クルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」で集団感染が判明
     https://www.asahi.com/articles/ASN252T30N25ULBJ002.html

2/8(土) 武漢在住の日本人が死亡
     https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55427810Y0A200C2MM0000/

2/11(火) 病名を「COVID-19」とする
      https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55503890S0A210C2000000/

2/19(水) クルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」陰性の乗客の下船開始(21日まで)
     https://www.asahi.com/articles/ASN2M3RFSN2MULBJ003.html
2/25(火) 政府が新型コロナウイルス感染症対策の基本方針を発表

    「今後の国内での健康被害を最小限に抑える上で、極めて重要な時期」
    ━企業に対し、発熱等の症状が見られる職員等への休暇取得の勧奨、テレワークや時差出勤の推進等を強力に呼びかけ
    ━イベント等の開催は全国一律の自粛要請を行うものではないが、感染の広がり、会場の状況等を踏まえ、開催の必要性を改めて検討するよう要請
     https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000599698.pdf
     日経平均株価 約4カ月ぶりの安値

     https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56005160V20C20A2000000/
2/27(木) 安倍首相 全国の小中高・特別支援学校に臨時休校を要請
     https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56131560X20C20A2MM8000/
2/28(金) USJ・ディズニーなど休園を発表
     北海道緊急事態宣言(2/28~3週間特に週末の外出を避けるように)
     https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/hokkaido/
2/29(土) 安倍首相 記者会見
    「今後1、2週間は国内の感染拡大防止にあらゆる手を尽くすべき」
    「世界経済の動向も注視し、そのインパクトに見合う経済財政政策を行う」
     https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2020/0229kaiken.html

3/2(月) 世界の死者3,000人を突破
     https://www.yomiuri.co.jp/world/20200302-OYT1T50128/

3/4(水) クルーズ船含む日本国内感染者が1,000人超す
     https://mainichi.jp/articles/20200304/k00/00m/040/251000c

3/5(木) 中国、韓国からの入国者に2週間の待機要請(9日午前0時から)
     https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56436550V00C20A3MM8000/

3/6(金) PCR検査、公的医療保険適用開始
     https://www.asahi.com/articles/ASN366DVYN36ULBJ00T.html
3/11(水) WHO パンデミック宣言
     https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200312/k10012326751000.html
3/14(土) 特措法施行、安倍首相 記者会見
     https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2020/0314kaiken.html

3/20(金) 新規感染者数に若干の減少が見られたという発表と学校再開の可能性が報じられる
     https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200321/k10012342661000.html
3/24(火) 東京五輪の延期決定
     https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57173390U0A320C2000000/
3/25(水) 東京都知事 記者会見で週末の外出自粛要請、近接する各県からも呼びかけ

     https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57247520W0A320C2MM0000/
3/28(土) 安倍首相 記者会見
    「不要不急の渡航および外出の自粛と密閉、密集、密接を避ける行動を」
    「無利子融資の対象拡大、新しい給付金制度の準備」
     https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2020/0327kaiken.html

 


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※本レポートで使用しているデータは、アイリッジが保有するアプリインストール数、およびアクティブ数を集計しています。

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