アプリで自分をもっと知ろう!AIも導入されるパーソナルカラー診断を試してみた
こんにちは。マーケティング部 中川です。
三寒四温という言葉を実感する日々を過ごしていましたが、桜も満開を過ぎてようやく暖かい日々が続いていきそうです。
そうなると気になってくるのは、春夏のお洋服やコスメなど。昨年よりは外出の機会も増え、これらを新調される方も多いのではないでしょうか。
せっかく買うなら自分に似合うものを買いたい、そんな時に参考になるのが「パーソナルカラー」です。
パーソナルカラーとは、各人の生まれ持った髪や肌・目などの色と調和する色のことを指します。
一般によく耳にするのは、春夏秋冬に準えた4つのグループに色を分類したもの。
そして、自分と調和するのはどのグループかを教えてもらうのが、パーソナルカラー診断です。
本来はプロの方に診断してもらうものなのですが、それには時間もお金もかかります。
そこで今回は、簡易的にパーソナルカラー診断ができるアプリをいくつか試してみました。
①ヴィセ パソカラ
まずは、コーセーのコスメブランド・ヴィセが提供するパーソナルカラー診断サービスから。こ
ちらはアプリではないのですが、AI診断が導入されており、なおかつスマートフォンで利用する設計のため取り上げました。
スマートフォンからウェブサイトにアクセスし、「診断する」をクリックします。
すると、写真フォルダ内の写真か、カメラを立ち上げての撮影かを選択する画面になりますので、どちらかを選んで次に進みます。
本来は自然光のもとで撮影したものがいいのですが、とりあえず今回はLED照明の光量をあげて室内で撮影。以下のような結果になりました。
4つの色グループの似合う割合も表示してくれますので、いわゆるセカンドタイプ(2番目に似合う色グループ)もわかりやすいです。
診断後は結果から似合うコスメを提案してくれます。また、結果をSNSでシェアできるので、友人や家族とと比べてみてもいいですね。
URL:https://personalcolor.visee.jp/
②オルビス パーソナルAIアドバイザー
次に、コスメ・スキンケアブランド オルビスの公式アプリでの診断を体験します。
オルビス公式アプリには豊富なコンテンツがあり、診断機能だけでも複数あります。
その診断機能の一つ、パーソナルAIアドバイザーを利用してみました。
利用には会員登録が必要ですので、お試しの際はご注意ください。
「マイアカウント」内の「パーソナル分析」より「パーソナルAIメイクアドバイザー」を選択します。
メイクに関するいくつかの質問に答えたのち、写真を真顔のものと笑顔のものの2枚撮影しました。
このアプリでは、パーソナルカラーに加えてフェイスプロポーションという顔立ちのタイプも一緒に診断してくれるようです。
結果は以下のようになりました。
パーソナルカラーもフェイスプロポーションも4象限マトリクスで表現され、自分がどの位置に当てはまるのかを見ることができます。
こちらもおすすめのメイクアイテムやメイク方法を教えてくれます。
③ユニクロ パーソナルカラー診断
これまでの2つはコスメブランドの診断サービスでしたが、次はアパレルブランドのユニクロアプリに挑戦します。
こちらはAI診断ではなくチャート式のもので、ユニクロアプリからのみ利用できるサービスです。
アプリで写真を撮るのに抵抗がある方は、こちらを利用してみてはいかがでしょうか。
「会員証」内の「お楽しみコンテンツ」をクリックし、遷移したページから診断ページを開きます。
簡単なチャートをたどっていくと、このような結果に。
診断結果ごとにおすすめのスタイリングを教えてくれるので、非常に参考になります。
もちろんこのままアプリから商品を購入可能なので、アイテム同士の組み合わせに悩むことなく全身を揃えられます。
④ZOZO ZOZOGLASS
最後はZOZOアプリ。ZOZOGLASSという専用の眼鏡を使って計測するものです。
アイシャドウなどのカラーコスメというよりは、肌の色にあったファンデーションを選べるようにすることが主目的のようです。
このように、結果から色が合うファンデーションを教えてくれます。
ファンデーションの色合わせは難しいので、オンラインでの購入をアシストしてくれるこのような診断は非常にうれしいですね。
パーソナルカラーの診断結果は一番最後に表示されました。
ファンデーション以外のおすすめは表示されませんが、どんな色が似合うのかわかりやすく解説されているので、自分で選ぶのも楽しそうです。
まとめ
今回ご紹介したようなアプリ内の診断機能には、次のような狙いがあると考えられます。
・ユーザーがアプリを使いたくなるきっかけづくり
・SNSでのシェアなどを通しての話題づくり
・ユーザーと商品との新たな接点の創出
ユーザーが一方的に機能を利用しているように見えて、実はこれらもアプリを通した企業とのコミュニケーションと言えるのかもしれません。
マーケティングブログでは、今後も様々なアプリの新機能に注目していきます。