グロースハックでアプリを成長させよう! #アプリグロースハック1(後編)

前編に引き続き、アプリの「グロースハック」についてご紹介していきます。

※前編:グロースハックでアプリを成長させよう! #アプリグロースハック1(前編)

3.グロースハックをすすめる上でのポイント

グロースハックを進めるうえでのポイントは、以下の3点です。

(1)フレームワークを意識する

①AARRRモデル

「AARRR(アー)」モデルとは、ユーザーの行動を軸にサービスの成長段階を分析するためのフレームワークです。

成長段階は①獲得(Acquisition)、②活性化(Activation)、③継続(Retention)、④紹介(Referral)、⑤収益(Revenue)の5つのフェーズに分けられており、それぞれの頭文字をとって命名されました。

各フェーズについて、アプリを例にとって簡単にご説明します。

1)獲得(Acquisition)

ユーザーがアプリを知り、ダウンロードする

2)活性化(Activation)

ユーザーがアプリに魅力を感じ、実際に利用する

3)継続(Retention)

ユーザーがアプリを継続的に利用する

4)紹介(Referral)

ユーザーがアプリを友人・知人におすすめし、おすすめされた人たちが新たにアプリをダウンロードする

5)収益(Revenue)

アプリから商品を購入したり有料サービスを利用するなど、ユーザーがアプリを通じて金銭を支払う

まずは、今のアプリがこれらのうちどのフェーズにあるかを把握することが大事です。

例えば、新規ユーザーが獲得できないことが一番大きな問題なら「獲得」フェーズになります。

 

そのうえで、次のフェーズに進むためには何が課題になっており、どう取り組んでいくべきなのかを考えていきましょう。

また、アプリにおける各フェーズごとの目的と達成基準も明確にしておく必要があります。

②OODAループ

アプリグロースハックでは、まずユーザーの行動データをもとに現状把握や分析を行っていくことが重要です。

その際に用いられるのが、OODAループと呼ばれるフレームワークです。

 

OODAループは以下の4つのフェーズに分けられます。

  1. Observe(観察)
  2. Orient(状況判断、方向づけ)
  3. Decide(意思決定)
  4. Act(実行)

日本語訳がわかりやすいので、詳細については説明は不要でしょう。

「ループ」と名称にある通り、この4つのフェーズをぐるぐると回し続けていくことがOODAループです。

AARRRモデルにおけるそれぞれのフェーズごとにOODAループを意識していくことで、グロースハックにつながります。

 

AARRRモデルでアプリの現状を把握したうえで、常にユーザーデータ・市場・トレンド・競合などの状況をObserve(観察)し、Orient(状況判断)を行い、どのような施策をとるかDecide(意思決定)をしたうえでAct(実行)していきましょう。

 

(2)定量データだけではなく定性データも取る

グロースハックにおいてデータの収集・分析は非常に重要です。では、どういうデータを用いればいいのでしょうか。

 

そもそもデータには大きく分けて、定量データと定性データの2種類があります。

定量データ

明確に数値で表せるデータのことをいいます。アプリでいうと、月間ダウンロード数や月間アクティブユーザー数、特定のコンテンツの閲覧数や利用時間などです。

例えば性別×年代×月間アクティブユーザー数というように、複数の要素を掛け合わせて使用することでさらに詳しく分析することも可能です。

定性データ

定性データは定量データとは逆に、数値では表せない心情や質的なデータをいいます。

アプリでいうと、どうして利用しようと思ったのか、どういうシーンで利用しているのか、利用時にどういう感情を抱いているのかなどです。

 

アンケート調査でよくある、「〇〇をよいと評価した理由を教えてください」といったような自由記述式の回答も定性データに含まれます。

 

データ分析と聞くと、多くの人が定量データ(数値データ)を思い浮かべるでしょう。

もちろん数値の分析は重要ですし、結果の解釈という点においても、分析チームのメンバー同士で齟齬が生まれることはあまりないため使い勝手もいいです。

 

ですが、どうしてその結果になったのかを知るには、定量データだけでは足りません。

定性データを用いてユーザーを深掘りしてインサイトを知ることが必要です。

これを定量データの分析結果と掛け合わせてはじめて、正しいユーザー理解が可能になります。

 

このように、グロースハックをしていくうえでは定量データ・定性データのどちらも重要、と覚えてください。

(3)UXは必須

アプリが使われ続けるには、UX(ユーザー体験)をより良いものにしていくこともポイントです。

アプリにおけるUXとは、ユーザーがアプリの利用を通じて得られる体験のことを指します。

 

「操作方法がわかりやすい」「デザインが素敵」といったアプリの見た目の部分から、「欲しい情報が手に入った」「いい商品を購入できた」といった感情の部分まで、ユーザーがアプリの利用を通じて得たものや感じたものすべてがUXに含まれます。

 

アプリを継続して利用してもらい、ファンになってもらうには、ユーザーがアプリでいい体験ができたと感じられることが非常に重要です。

アプリを成長させていく仕組みを作るグロースハックにおいて、UXの設計は最も力を入れるべき部分といえるでしょう。

 

4.具体的なすすめ方

グロースハックがどういったものか、お分かりいただけたでしょうか。

アプリでも今後ますます重要になってくると思われるグロースハック。

ぜひ、名称だけでも覚えていっていただけると嬉しいです。

 

マーケティングブログでは今後、アプリグロースハックのすすめ方や施策について、具体的な例を用いながら以下の順でご紹介していきます。


今後も、「やさしいアプリグロースハック」シリーズにご期待ください!

 

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