【身近なOMO】商品が見つからないを解決「カインズホームアプリ」から学ぶ、大型ホームセンターでの新しいお買い物体験
こんにちは、セールスマーケ担当の松岡(まつおか)です。
前回に引き続き、身近なOMO(Online Merges with Offline)の体験ブログをお届けします。
※過去の体験ブログはこちらから:身近なOMO体験
体験してきたのは、巷で使い勝手がよいと噂の「カインズホームアプリ」です。
最近CMでもよく見かけますね。
今回お邪魔したのは、カインズホーム新座店さんです。
▼カインズホーム新座店 店舗概要
・住所:〒352-0004 埼玉県新座市大和田二丁目6番32号
・電話:048-477-8111
・営業時間:9:00~21:00(7/18~当面の間 9:30~20:00)
・店舗URL:https://map.cainz.com/map/851
「カインズホームアプリ」をダウンロードしてみた
ダウンロードして驚いたのは、非常にたくさんの機能が実装されていたことです。
カインズホームアプリの機能一覧
- 会員証バーコード
- 商品検索
- お気に入り登録
- 商品マップ
- 在庫確認
- お取り置き&ピックアップ
- 店舗検索
- マイ店舗登録
- カインズからのお知らせ
- チラシ一覧
- 商品閲覧履歴
- オンラインショップ連携
- 店内モード
(もしかすると、まだ気がついていないところに他の機能もあるかもしれませんが)
とても多機能なアプリだということは、お分かりいただけたかと思います。
機能はたくさんありますが、それでいて分かりやすさも両立されていたのが印象的でした。
もちろん、よりシンプルな機能のアプリの方が分かりやすいとは思いますが、これだけ多くの機能を実装しているのに操作が分かりやすいのは、きっとUI/UXをしっかりと設計しているからなのでしょう。
CAINZ PickUp を体験してみた
前述したたくさんの機能の中から、CMでも紹介されている機能のひとつ「CAINZ PickUp(店内在庫のお取り置き)」を実際に試してきました。
まずは、事前にアプリで店舗の商品を検索します。
ちょうど食洗機用洗剤が安くなっていたので、こちらをお取り置きすることにします。
操作は直感的で、特に迷うことなくお取り置き完了までいくことができました。
CAINZ PickUp アプリ画面の流れ
① 商品詳細画面から「店頭在庫を取り置く」をタップ
② 取り置き詳細を設定する
(店舗により選択肢が変わるものもあるようです)
③ 商品の準備が完了するとプッシュ通知でお知らせが届く
④ 受け取り用QRコードを表示させ、受け取りにいく
お取り置き準備完了のプッシュ通知を受信したので、早速受け取りに店舗へ向かいます。
店舗に入るとすぐに、CAINZ PickUp と書かれたオレンジのロッカーが目に入ってきました。
非常にわかりやすくて助かります。
先ほどのアプリ画面で表示された受け取り用QRコードをかざすと、自分の注文した商品が入ったロッカーが開きました。
マンションの方は、宅配BOXをイメージしていただくとわかりやすいかと思います。
入店から商品の受け取りまで約3分ほど。
受け取りに並んでいる人がいるかいないか等にもよりますが、とてもスムーズでした。
今回体験した店舗では、「クレジットカード支払い」が選択できなかったので、レジにてお支払いを完了させました。
また、受け取り場所も「PickUpパーキング」という駐車場受け取りが選択できる店舗もあるようです。
色々な商品をみながらお買い物するのも楽しいですが、お急ぎの方や、小さいお子様やペット連れの方、ご高齢の方にも素敵なサービスですね。
商品マップ機能も試してみた
大型ホームセンターあるあるだと思っていますが、私は広すぎて目的の商品がどこにこにあるのかがわからなくなることが多々あります。
天井から吊られているカテゴリーの看板を頼りに歩いても、なかなか目的の商品にたどり着けない経験がみなさんにもあるのではないでしょうか。
そんなあるあるを解決してくれるのが、商品マップ機能でした。
シンプルですが、アプリで商品の棚位置を確認するだけで目的の商品まで迷うことなくたどり着くことができるようになりました。
せっかくなので、アプリ利用パターンと利用なしパターンの二手に別れて、どちらが先に商品までたどり着けるか比べてみました。
雑すぎる性格の私は、大体の位置だけを把握してあとは棚の商品ラインナップを確認しながら商品を探したのですが…それでもアプリを先に目的の商品までたどり着くことができました。
カインズホームアプリを利用してみての所感
今回ご紹介した PickUp 機能や商品マップ機能は、大型店ならではの課題を解決し、ユーザーの利便性を向上させていることがわかりました。
そしてカインズホームアプリでは、その他の機能にも細かいユーザーへの配慮を感じられました。
例えばチラシ機能では、「リスト表示」と「紙チラシ(オモテ・ウラ)」が2パターン用意されており、様々なユーザーケースを想定されていることがわかります。
また、会員証のアプリ化は色々なお店で取り組まれていると思いますが、実はアプリTOP画面にバーコードを表示させるアプリは多くはありません。
自社の一押し商品を表示させるのではなく、ユーザーがカインズホームのアプリで一番利用するであろう会員証バーコードを表示させている点に、ユーザー視点へのこだわりを感じます。
多機能のアプリではありますが、ユーザー視点を軸にきちんとUI/UXが設計された素敵なアプリでした。
駐車場ピックアップのサービスもぜひ利用してみたいです。
▼カインズホームアプリ
https://www.cainz.com/jp/cainzapp/
アイリッジでは、アプリのUI/UXやマーケティング施策の調査・提案を通じて、企業のO2O/OMO支援を行っています。
効果的なアプリの活用方法にお悩みの方や、O2O/OMO関連で課題をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。