教壇に先生いらず?iBeaconが勉強の仕方を変える
おっつ~!オツオです。きょうは、僕のちょっと苦手な勉強の話題です。
最近、日本でもタブレットを使った子供向けの通信教育が流行っているよね。
リアルタイムで質問ができたり、映像を使って子どもが楽しく学べるメリットがあるみたい。
イギリスでは、iBeaconを使ってiPadで勉強している学校があるんだって。
いったい、どんな風に勉強するんだろう?
7歳以上の全生徒にiPadを支給
イギリスにある“Stephen Perse Foundation”はプレスクールやシニアスクール、フォームカレッジなど6つの教育機関があって、3歳~18歳までの子どもたちが学んでいる学校だよ。
7歳からのジュニアスクール、11歳からのシニアスクール、16歳からのフォームカレッジで学ぶ生徒全員にiPadを支給して新しい教育を始めたんだって。
先生は専用アプリを使って、音声・動画・写真など生徒のiPadに送りたい情報を送って授業を進めていくんだって。
逆に、生徒から先生に「ここがわからない」ということをiPadを使って知らせることもできるんだって。
指定したiBeaconの近くにいる生徒だけがその情報を見ることができるから、隣の教室にいる生徒は受け取ることはできないよ。
さらに生徒はログインをしなきゃいけないから、セキュリティ面も万全だね。
iBeaconが7つある教室
校内には、iBeaconが7つ置いてある「好奇心の棚」って呼ばれる部屋があるみたいなんだ。
そこへ生徒がiPadを持って入ったとき、いろいろな発見をすることを目的に作られたんだって。
送る情報は変えられるから、毎日でも生徒は新しい情報に触れ合えるわけだね。
そして、図書館にもiBeaconが。
図書館に入ると、毎日違う詩がiPadに送られてくるんだって。なんだか素敵な学校だなあ。
iBeacon技術を使えば、メールやSNSを使っていなくても情報を共有することができるんだ。
だからグループワークに活用したり、教師と生徒の間のコミュニケーションツールとしても使っているんだって。
日本でも、文部科学省が2020年度までに児童・生徒1人1台の情報端末を整備することを目標に掲げているよね。
日本の学校現場でもデジタル教材で勉強するのが当たり前の時代がくるかもしれないね。
参考
http://www.slideshare.net/locly/spf-case-study-final
http://www.stephenperse.com/digital