キャンパス中にiBeaconがある大学の学生生活とは
おっつ~、オツオです。
前々回、iBeaconを使っているイギリスの学校の話を紹介したよね。
これなら勉強嫌いな僕も楽しく学べるかもなんて思ったんだけど、アメリカの大学でもiBeaconを採用しているところがあるんだ。
iBeaconがキャンパス内の導線を変える
アメリカ・ニューヨーク州にあるStony Brook University は、キャンパス中にiBeaconが設置されていて、どこにいても自分のスマートフォンに接続することができるんだって。
その敷地面積588万平方メートル!日本の大学で広いと言われている筑波大学筑波キャンパスが260万平方メートルだから、日本人の僕たちには考えられない広さだよね。
こんなに広い大学だから、教室移動のナビゲーションはもちろん完備。
1年生にはとってもありがたいシステムなんだって。
自分が取っている授業をアプリに登録しておくと、次の授業が行われるクラスにちゃんと連れて行ってくれるんだって。
そして、学生が教室に入れば、それだけで出欠確認が完了。
指導教官は、誰が出席していて誰がいないのか、すぐにわかるわけだね。
授業の頭に出欠確認で時間が取られることもない。
授業で使う教科書や教材をキャンパス内の書店で買う場合、これまたスゴイ!
取る授業がアプリに登録してあるから、この授業で必要な教科書は店内のここにありますよと、スマートフォンに表示してくれるんだって。
授業の理解度を深める
授業中、指導教官が個々の学生の理解度を図る調査をすることも可能なんだ。
アプリ上で、ちょっとしたテストをするってことだね。
質問を教室にいる学生に送り、回答してもらうということが、iBeaconのおかげで可能になるよ。
紙の小テストだと採点したり返却したりの手間がかかるけど、iBeaconを使えばものの数分でそのチェックが可能というわけ。
結果的に、この大学では、個々の学生の授業の理解度のギャップを埋めることができているみたい。
これまで授業を傍観していたような学生たちも、授業に参加できるようになっているんだって。
参考
http://www.adviaactive.com/ibeacon-university-internet-things-goes-college/
http://you.stonybrook.edu/colecamplese/2013/12/05/location-specific-access-via-ibeacons
http://colleges.usnews.rankingsandreviews.com/best-colleges/stony-brook-suny-2838