“手ぶらでお買い物”買い物カートが必要ないスーパーマーケット
こんにちは、オムニちゃんです。熱中症にいつなってもおかしくない、暑い日が続いているね。
みんなも気を付けて過ごしてね。
さて、前回のブログで、店頭の在庫は1点限りっていう商品を持ち帰ることができないファッションブランドのお店を紹介したけど、中国には、店内を商品を持って歩き回らなくてもいいシステムのスーパーマーケットがあるんだって!
どんなお店なのか、ちょっとのぞいてみたい!
商品をRFIDタグで読み取って買う
中国の上海に今年、記念すべき第1号店がオープンしたスーパーマーケット「CeCeLife」。
このスーパーマーケット、とってもハイテクなの。
お店の外観に「O2O」って大きく掲げているだけあって、O2O戦略を全面に打ち出しているスーパーなんだって。
専用アプリをダウンロードしてお買い物をするのが前提なんだけど、これまでのスーパーとの大きな違いは、買うと決めた商品をカートに入れて持ち歩く必要がないっていうところなの。
商品には1つ1つRFIDタグが付いていて、お客さんは欲しい商品をカートに入れるんじゃなくて、RFIDタグをスマホで読み取るだけでいいんだって。
2個欲しいときは、スマホ画面を操作すればOK。
でも、調味料や飲み物みたいにどれも中身が変わらないものならタグの読み取りで構わないけど、お肉や野菜・果物みたいな生鮮食品は実際に自分で選んで買いたい場合もあるわよね。
こういう場合は、自分で選んでカートに入れることが可能なの。
そして、買い物が終わったときには、スマホの中には商品のデータがすでに入っているわけ。
だから、お会計がとにかくスムーズ。レジに行ってスマホをかざすだけでOKなんだって。
店員さんが裏で袋詰め
そして、RFIDタグで買った商品は、なんと店員さんが店舗裏で詰めておいてくれるの。
お会計が終わり次第、商品を受け取ってあとは帰るだけっていうシステムなんだそう。
だから、このスーパーのレジ付近は袋詰めする人であふれかえっていることもないし、一つ一つお会計してもらう待ち時間もないっていうわけ。
お客さんにもお店にもたくさんのメリット
お客さんにとっては、重い商品をずーっとカートで引き回さなくていいってことや、逆に自分で選びたいものは選べることなど、個々のニーズに合わせた買い物ができるのが大きなメリットね。
そして、なんといってもお会計のスムーズさがいいわ。
お店側にとっても、たくさんメリットがあるの。
店舗面積や人件費の削減につながることはもちろんだし、アプリを使っていることによってお客さんの購買行動のデータ集積にもなるわ。
これもニーズに合わせたプッシュ通知ができるわね。
品出しの必要がないから、通路がいつもすっきりしているっていうのもあるわね。
このスーパー、今後、さらに6店舗増やしていくみたい。中国ではどんな風に受け入れられていくのか注目されるところね。
参考
http://chinastartupnews.com/?p=1612
http://sh.winshang.com/news-472887.html
http://www.cecelife.com/