オムニチャネルで何ができる?何でもできる!
こんにちは。オムニちゃんです。
今回は、アメリカのオムニチャネル成功の例を紹介するわ。
ディズニーのマジックバンドは日本でも導入されると、楽しそうね。
急成長の理由はオムニチャネルの成功にあり
アメリカのジュエリーブランド“Alex and Ani”って知ってる?
昨年、日本にも初上陸したところなんだけど、実は2004年に設立された会社なんだって。
たったの10年で全米で直営店約40店舗、オンラインショップもあるし世界10カ国の百貨店や専門店など2,000店舗以上で取り扱われているブランドに急成長したんだって。
バングルがとってもかわいくって、ビヨンセやキャメロン・ディアスみたいな米国セレブリティーにも愛されているブランドらしいわ。
なんで、こんなに急成長できたんだろう。
お店のアプリはもちろんあるわ。
ダウンロードしているユーザーがお店に近づくとプッシュ通知が来て、来店してくれてありがとう、っていうお礼のメッセージや、そのお客さんの好みに合わせた商品情報もくれる。
各店舗25台程度あるiPadを使って、モバイル決済もできる。
そして、ショップは“バングルバー”なんて呼ばれているんだって。
スタッフは“バーテンダー”。この“バーテンダー”さんたちが、お客さんの好みや悩みを聞いて、そのお客さんに似合うバングルをいくつか組み合わせて提案してくれるの。
カクテルみたいにミックスして作るような姿から、“バーテンダー”って名称になったんだよ。
こんな風にしていろんなチャネルを使って、専門スタッフがより素早く適切に買い物客のニーズに応えるサービスを提供したから、年間売上250%アップなんていう驚異的な数字を出すことができたのね。
ディズニーワールドの“トイレの滞在時間までわかる”マジックバンドって?
アメリカ・フロリダのディズニーワールドでは、2013年からクレジットカードの情報などが埋め込まれたリストバンドのサービスをスタートさせているよ。
これを身に付けていると、現金やチケットが必要なくなるんだって。
ファストパスにもなるし、ホテルの部屋のカギにもなるみたい。
ディズニーワールドを楽しむお客さんを追跡して、どこで何を購入したのか、どのアトラクションをよく利用するのかなどについて分析できるのがディズニーにとっての最大のメリット。
例えば、ある人の好きな食べもの特徴がわかれば、最適な食事時間帯に店員に売り歩きをさせることができるの。
お客さんが今いる位置もわかるから、積極的に客の目の前に店員を配置することはできるわ。トイレの滞在時間までわかっちゃうわね。
それから、子どものマジックバンドにある設定をすると、ディズニーキャラクターの着ぐるみの中に入っている従業員が隠されたセンサーを使って、その子供のデータを見ることができるって。
ある子供がミッキーマウスのもとまで歩いて行くと、ミッキーマウスが「やあ!○○!お!誕生日おめでとう!」なんて言ってくれるんだって。
プライバシーがすべて赤裸々になってしまい、ちょっとイヤって意見もあるみたいだけど、利用者は年々増えているそうよ。
フロリダのパークで成功すれば、将来的には東京のディズニーリゾートでもマジックバンドがお目見えする日がくるかもね。
参考
<アレックス&アニ>
http://japan.zdnet.com/article/35061544/3/
http://www.elle.co.jp/fashion/brand/alex_ani14_0825/(Offset)/2
http://orangeretail.jp/blog/omnichannel/2465
http://www.apalog.com/report/archive/2594
http://www.nationaljeweler.com/independents/online-retailing/Alex-and-Ani-using-s-2777.shtml
<ディズニーワールド>
http://blog.marketing.itmedia.co.jp/saiqos/entry/238.html
http://newsphere.jp/entertainment/20140121-5/
http://matome.naver.jp/odai/2137093853799857201
http://japan.zdnet.com/article/35061544/2/