小売業界 やっぱりアプリはあった方がいい?
こんにちは!オムニちゃんです。
みんなはお気に入りのアプリはある?私は、大好きなファッションブランドのアプリを愛用してるの。
新しい商品の入荷のお知らせやコーディネイトの仕方とか、いつも楽しみにしているんだ。
でも、アプリって、どれぐらい効果があるものなんだろう?
アメリカの興味深い調査結果を紹介するわ。
アプリユーザーは毎月1回多く来店
アプリを使っているお客さんと使っていないお客さんでは、どれぐらい来店頻度が違うものなんだろう?
日本でも人気のあるコストコの他、コールズ、メイシーズ、ノードストローム、シアーズ、ターゲット、ウォルマートの7つのショッピングセンターが今回の調査対象。
アメリカのモバイルデータ分析会社が、今年1月から5カ月間にわたって、ロサンゼルス地域の49店舗のお客さんを対象に調べたんだって。
その結果、ノードストロームを除く6つのショッピングセンターで、アプリを使っているお客さんの方が来店回数が多いことが分かったの。
平均すると、毎月1回分、多く来店しているんだって。
一番開きが大きかったのはコールズで、アプリを使っているお客さんは月2.7回。使っていないお客さんは1.4回とほぼ倍の開きがあったの。
来店頻度が一番高いウォルマートでは、アプリ使用が2.9回、アプリなしが1.9回。
アプリユーザーは平均7分多く滞在
もう1つの調査項目が、お客さんは1回の訪問でどれぐらいの時間、お店に滞在しているのかっていうこと。
こちらの項目は7つすべてにおいて、アプリを使っているお客さんの方が長く滞在していることが分かったわ。
平均で7分間多く滞在しているんだって。
一番お客さんが長く滞在していたのはメイシーズ。
アプリユーザーのお客さんは、50分間も滞在していたの。
それに対して、アプリなしのお客さんは39分間の滞在という結果。
さらに、アプリユーザーのお客さんが店舗内滞在中にアプリを使っていた割合が最も大きかったのがターゲット。
72%のお客さんが使用。続いて、コールズが53%。シアーズが37%。
この点を考えると、実際にアプリを店内で使っていたかどうかが、そのまま滞在時間につながっているわけではないようね。
それもそのはず。まだまだ、アプリを使っているお客さんの割合は、どのお店でもとっても少ないの。
最も多かったウォルマートで6.92%。ノードストロームが一番少なくて、たったの0.07%。
アプリを店内で使うことに一番関心の高かったターゲットでさえ、わずか2.64%なんだって。
今回の調査は、アプリと来店頻度、滞在時間の関係を単純に示せただけではなくて、アプリを導入すると来店頻度や滞在時間にこれぐらいの違いがあるよっていう水準を示せたことに意義があると調査会社では考えているの。
iBeaconが導入されている店舗なのかどうか等、詳細はこれからのようだけれど、やっぱりアプリがあった方がお客さんのお店に対する積極性が上がることに間違いはなさそうね。