IoTで実現する様々なオーダーメイド “自分だけの○○”が簡単に!
どうも!オツオです。
“IoT”って知ってる?Internet of Things の略。
「モノのインターネット?」ってどういうこと?という感じかもしれないね。
パソコンがインターネットにつながっているのは当たり前だけど、それ以外のありとあらゆる物をインターネットに接続することをInternet of Things (IoT)と呼んでいるんだって。
ネットとモノがつながることでいろんなことができる、今回は、そんな話を紹介するよ。
自分だけのタコスがオーダーできる
日本にも今年4月に渋谷に第一号店がオープンした、アメリカの人気ファストフード店Taco Bell。
タコスやブリトーなどのメキシカンフードをファストフードとして提供しているんだ。
アメリカの企業だけあって、Taco Bellのアプリはとっても充実している。
300万以上のダウンロード数を記録しているらしい。
メニューが見られるし、お店に到着する前に注文できて支払いも出来る。
お店はGPSでお客さんの到着をチェックしながら作ってくれる。
お客さんは出来たての商品を受け取れる。うん、ここまではよくある話。
このアプリがすごいのは、注文できる商品のオプションの多さなんだって。
例えば、今から、僕がブリトーを注文するとしよう。
チーズは大好きだからオプションで入れる。
レタスは嫌だ、やめておこう。うーん、トマトは、苦手だけど、野菜不足になるから入れておこう。
といった具合に、好みの具材を追加したり、嫌いな具材を抜いたりと、細かくオーダーできるんだって。
世界に一つだけの自分好みのブリトーをネットでオーダーすることができるなんてすごくない?
一度注文した履歴はアプリ上に出てくるから、毎回同じ自分好みのブリトーを難なく注文できるし、Taco Bell全店舗で対応してくれるんだ。
ハーレー・ダビッドソンまでも?自分だけのカスタマイズOK
自分好みのものがオーダーできるのは食べ物だけではないんだ。
なんと、今や、バイクまでも自分好みでネットでオーダーできるんだって。
アメリカのバイクメーカー、ハーレー・ダビッドソンなら、バイクに乗らない人でも名前ぐらいは聞いたことあるよね。
ハーレー・ダビッドソンは、もともと改造することが好きな人たちが買うバイクだったんだけど、2011年からメーカー自身が、“Build your own bike(自分のバイクを造ろう)”っていうサイトを開設したんだ。
このサイトでは、車輪・マフラー・シート・ハンドルなど、ありとあらゆるパーツを自分で好きなように選んで組み合わせた「自分だけのバイク」をオーダーできるようにしたんだって。
なんと1,300種類の選択肢が用意されているんだよ。
カスタマイズされたバイクは、最新鋭の技術がつまったアメリカのハーレー社の工場で造られるよ。
この工場は、すべて電子化されているんだって。
バイクを組み立てていく機械はセンサーが取り付けられていて、稼働状態とその位置が常にモニターされているんだ。
これがIoTの例。自分だけのたった一つの特別なものでさえも、ネットでオーダーすることができるのはIoTの仕組みのおかげなんだね。
<参考>
http://o2o.abeja.asia/abroad/post-10605/
http://ibeaconsblog.com/tacobell-iot/
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.tacobell.ordering&hl=ja
http://www.sapjp.com/blog/archives/10319