地域特化型インバウンドアプリの活用事例
今回は、少し前からバズワードになっているインバウンド(訪日外国人)向けのアプリに注目したいと思います。
東京オリンピックが開催される2020年に向けて、多くの企業がインバウンド消費を獲得する為、各地域ごとにITを活用したさまざまな「おもてなし」の取組みをしていますので、エリア(地域)に特化してご紹介致します。
1. 365ASAKUSA(浅草)
365ASAKUSAは浅草エリアに特化した観光アプリです。
言語は4言語(日本語、英語、中国語、韓国語)に対応していて、直近では体験会等も行われています。
国内屈指の観光スポットで訪日観光客がどのように利用しているか気になりますね。
アプリの特徴としては、観光アプリに必須な観光地、歴史、お土産、食事の各案内が充実しているほか、ビーコンを使ったスタンプラリー機能でオススメスポットへ送客する仕組みもあります。
現在は「ムスリムおもてなしスタンプラリー」「おすすめグルメ巡りスタンプラリー」「浅草名所七福神詣りフォトギャラリー」が実施中で、宗教的背景への配慮もされているコースもあるので安心して観光を楽しむことができます。
知らない土地で役に立つナビも実装していますので、今後オフライン対応していくと非常に良いですね。
充実したコンテンツが揃っているサービスなので、浅草観光はこのアプリで決まりですね!
■365ASAKUSA
iOS:https://itunes.apple.com/jp/app/365asakusa/id1107803469?mt=8
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ewiljapan.asakusa&hl=ja
2. FUJI-Q RESORTS(富士山エリア)
FUJI-Q RESORTSは日本が誇る山梨県および静岡県にまたがる富士山エリアに特化したアプリになります。
言語は日本語、英語、中国語に対応していて、富士急行が提供しているサービスという事もあり、富士山エリアの観光施設情報・交通案内・クーポン・SNS等が提供されています。
一部機能はオフラインでも使用が可能となっており、通信環境を意識しなくても使えるのは訪日観光客には嬉しいですね!
今後は位置情報にもとづいた情報やクーポンを配信していき、まだ知られてない場所やオススメの観光地などを紹介して新しい発見を見つけて頂くように取組んでいくようです。
■FUJI-Q RESORTS
iOS:https://itunes.apple.com/us/app/fuji-q-resorts/id1126068178?l=ja&ls=1&mt=8
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.fujikyu.fujiqresorts&hl=ja
3. TOTTRIP(鳥取県)
TOTTRIPは鳥取県の観光で活用できるアプリになります。
言語は日本語、英語、韓国語に対応していて、エリア別では米子・境港・大山周辺、倉吉・三朝温泉周辺、鳥取砂丘周辺とコンテンツが選べ、テーマも自然・絶景、観光・歴史施設、アウトドア、温泉、文化体験と豊富に分かれています。
地元を知り尽くした人が提案しているという事もあり、見応えある観光地をまわれて充実した旅行ができそうです。
米子鬼太郎空港から観光客の荷物を宿泊先までお届けしてくれるスーツケースデリバリーサービスも提供しており、手ぶらで観光できるのも嬉しいですね。
■TOTTRIP
iOS:https://itunes.apple.com/jp/app/tottorippu/id718845557?mt=8
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=tottrip.app.ad
エリアに特化したインバウンドアプリのご紹介でしたが、いかがでしたでしょうか?
2020年までに様々なサービスがリリースされるかと思いますが、より訪日ユーザーのニーズに応えたサービスや面白い取組みが出てくると思いますので、引き続き注目していきたいですね。