【位置情報の活用】5月に出展した「Japan IT Week 2019 春(後期) 」の混雑状況や人流について調べてみた。
こんにちは、セールスマーケ担当の松岡(まつおか)です。
令和が始まり、約3週間が過ぎましたね。
皆さん、GWはいかがお過ごしだったでしょうか?
アイリッジでは、GW明けの5月8日(水)〜10日(金)に、日本最大のIT展示会である「Japan IT Week 2019 春(後期) 」に出展いたしました。
ご来場いただきました皆さま、誠にありがとうございました!
例年は東京ビックサイトの西ホールと東ホールで開催される展示会ですが、今年は東京オリンピックの関係で西ホールと青海展示棟の2会場で開催されました。
Japan IT Weekとは
Japan IT Weekは年3回開催される、国内最大規模のIT専門展です。
(主催:リードエグジビションジャパン株式会社)
毎年、企業・官公庁・団体の情報システムに関連する多くの企業が出展し、経営者・経営企画、マーケティング、総務・人事、システム開発部門の来場者と商談を行えることで知られています。
会期前は、青海展示棟に来場者は来てくれるのだろうかという不安に駆られていましたが……ふたを開けてみればブースは大盛況!
会場には3日間で 66,205名 と非常に多くの
さて、前置きが長くなりましたが、ようやく本題です。笑
位置情報(GPS)を使って、「Japan IT Week 2019 春(後期) 」の混雑状況や人流について調べてみた。
・西ホールと青海展示棟の2会場併用利用はどれぐらいあったのか
一番混雑した時間帯はいつか
※位置情報(GPS)によりカウントした来場者数より計算しています。
西ホールと青海展示棟では、混雑の時間帯に違いがありました。
西ホールの混雑ピークより、青海展示棟の方が30分〜1時間ほど遅れています。
これにより、まず西ホールに訪れた人が青海展示棟に移動してきているのではないかということが推測できます。
また、青海展示棟でお昼時にグラフが凹むのは、会場に併設した飲食店がなかったために一度外へランチに出ているからなのでしょう。出展企業側もランチ難民でした…笑
西ホールと青海展示棟の2会場利用はどれぐらいあったのか
上記結果では、西ホールから移動してきた人がいると推測できましたが、一体どれくらいの割合だったのでしょう。
※位置情報(GPS)によりカウントした来場者数より計算しています。
西ホールのみ利用した人の割合は全体の59%、青海展示棟のみ利用した人は15%、2会場を併用利用した人の割合は全体の26%となりました。
感覚的に西ホールに行った方が多かったのでは、とは思っていましたが、かなり顕著に違いがありました。
※今回の調査で取得した来場者数は、アイリッジが保持している位置情報データに基づくものであり、リード社が公表している来場者数とは異なります。
総括
両会場ともに、混雑のピークは13:30〜15:30ごろであり、2会場併用利用の人は全体の26%いたということがわかりました。さらに、西ホールのみ利用した人は、青海展示棟のみ利用した人の約4倍いたということも分かりました。
混雑を避けてゆっくり展示見学を行うには、午前中にどちらかの会場に訪れ、13:30から15:30までにランチを済ませて移動し、15:30から別会場を見学するプランが1番快適だったかもしれませんね。
※今回の調査に使用した位置情報データは、弊社が位置情報コンサルを行う目的で許諾を頂いているものです。
※GPSによる位置情報の取得には、誤差が生じる場合がございます。
アイリッジでは GPS だけではなく、BluetoothやWi-Fiを活用した位置情報の取得、活用方法もご提案が可能です。
位置情報データの活用に関する詳細が知りたい方や、O2Oマーケティングにお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください!