スマホアプリ開発ツールおすすめ10選を徹底比較|選び方のポイントも解説

スマホのアプリ開発はプログラミングの知識がなくてもツールを活用することで作成が可能です。

しかし、アプリ開発のツールを提供している会社はとても多く、自社に適しているツールを見極める必要があります。

この記事では、アプリ開発でツールを使用するメリットやデメリットについて解説し、おすすめツール10社の特徴をまとめました。

  1. スマホアプリ開発ツールとは
    1. スマホアプリ開発ツールの重要性とは?
    2. スマホアプリ開発ツールは主に3種類
    3. ノーコード開発とは
      1. ノーコード開発のメリット
      2. ノーコード開発のデメリット
    4. ローコード開発とは
      1. ローコード開発のメリット
      2. ローコード開発のデメリット
    5. フルスクラッチ開発とは
      1. フルスクラッチ開発のメリット
      2. フルスクラッチ開発のデメリット
  2. スマホだけでアプリ開発できる?できること・できないこと
  3. アプリ開発ツールで開発できるアプリの種類
    1. Webアプリ
    2. ネイティブアプリ
    3. ハイブリッドアプリ
  4. アプリ開発ツールとアプリ開発ソフトの違い
  5. アプリ開発ツールの基本機能とは?
  6. スマホアプリ開発ツールを利用するメリット
    1. メリット①システムアップデートのサポートを行ってくれる
    2. メリット②時間の短縮が可能
    3. メリット③コストが削減できる
    4. メリット④複数の開発環境に対応
  7. スマホアプリ開発ツールを利用するデメリット
    1. デメリット①デザインや機能の自由度が低い
    2. デメリット②互換性やバージョンの問題
    3. デメリット③ライセンス料やコストの増加
  8. 個人アプリ開発でよくある失敗
    1. 無料プランだけで完結しようとして失敗するケース
    2. 運用・公開フェーズを想定せずに詰まるケース
  9. 比較表|目的別おすすめツール早見表
  10. スマホアプリ開発ツールおすすめ10選を比較
    1. ①APPBOX(アップボックス) 株式会社アイリッジ
    2. ②Monaca アシアル株式会社
    3. ③Yappli 株式会社ヤプリ
    4. ④Platio アステリア株式会社
    5. ⑤MGRe メグリ株式会社
    6. ⑥App Publisher  エンバーポイント株式会社
    7. ⑦ClarisFileMaker(クラリスファイルメーカー)Claris International Inc.
    8. ⑧AppSheet グーグル・クラウド・ジャパン合同会社
    9. ⑨Magic xpa Application Platform マジックソフトウェア・ジャパン株式会社
    10. ⑩matomaru(マトマル) 株式会社バリューワン
  11. 個人でツールを用いてアプリ開発を進める基本ステップ
    1. 開発したいアプリの目的・アイデアを整理する
    2. アプリの種類(Web/スマホ)と対象ユーザーを決める
    3. スキル・目的に合った開発ツールを選定する
    4. テンプレートや基本機能を使って画面を作成する
    5. 動作確認・テストを行い改善する
    6. アプリを公開・運用しながら改善を続ける
  12. スマホアプリ開発ツールの選び方・比較のポイント
    1. 制作したいアプリとツールの相性
    2. ツールの使いやすさ
    3. 開発言語や開発環境
    4. ツールの料金体系
  13. 本格的なアプリ開発・運用はアイリッジにご相談ください

スマホアプリ開発ツールとは

スマホアプリ開発ツールとは、スマートフォン向けアプリを効率的に開発するためのツールです。

近年では、ノーコード・ローコード型のツールも増えており、プログラミング経験がない個人でもアプリ開発に挑戦しやすくなっています。

また、テンプレートやドラッグ&ドロップ操作を活用することで、短期間・低コストでアプリを作成できる点も特徴です。

 

現在は、個人開発・副業・プロトタイプ制作・業務改善アプリなど、さまざまな用途で活用されています。

スマホアプリ開発ツールの重要性とは?

スマホアプリ開発ツールの普及によって、専門的なプログラミング知識がなくてもアプリを作成しやすくなりました。

特にノーコード・ローコードツールの登場により、個人開発や小規模なアプリ制作、プロトタイプ作成なども短期間で行えるようになっています。

スマホアプリ開発ツールは主に3種類

スマホアプリ開発ツールは、主に以下の3種類に分類されます。

 

  • ノーコード開発
  • ローコード開発
  • フルスクラッチ開発

 

それぞれ、開発スピード・自由度・必要なスキル・コストなどが異なります。

「まず試してみたい」のか、「本格的なサービスとして運用したい」のかによって、適した開発方法も変わってきます。

ノーコード開発とは

ノーコード開発とは、プログラミングを必要とせず、視覚的な操作でアプリを開発できる手法です。

ユーザーはドラッグ&ドロップなどの直感的な操作で、短期間でアプリを構築できます。

この手法は、特に技術リソースが限られている企業や、迅速なプロトタイプ開発を必要とする場面で活用されています。

 

テンプレートやウィジェットを組み合わせて開発するため、専門知識がない場合でも、ビジネスのニーズに応じたアプリを簡単に作成できるのが特徴です。

 

ノーコード開発のメリット

 

ノーコード開発には、いくつかの大きなメリットがあります。

まず、開発スピードの向上です。プログラミング不要で直感的に操作できるため、短期間でアプリを構築できます。

次に、コスト削減が挙げられます。専門エンジニアを雇用せずに開発が可能なため、開発予算を大幅に抑えられます。

 

さらに、簡単なメンテナンスも利点です。

コードを編集せずに視覚的な操作で更新が可能で、運用が容易になります。

また、小規模なチームでも運用可能なため、スタートアップや中小企業にも適しています。

 

ノーコード開発は、迅速かつ低コストでアプリをリリースしたい企業にとって非常に有用な手法といえるでしょう。

 

ノーコード開発のデメリット

 

ノーコード開発は短期間・低コストでアプリを作成しやすい一方で、カスタマイズ性に制限があります。

ノーコードツールは、あらかじめ用意されたテンプレートや機能を組み合わせて使う仕組みが多いため、独自機能や複雑な処理を実装したい場合には対応が難しいことがあります。

また、大規模なデータ処理やリアルタイム性が求められるアプリでは、パフォーマンス面で制約が出る場合もあります。

 

さらに、特定のツールに依存すると、サービスの仕様変更やサポート終了の影響を受けやすい点にも注意が必要です。

そのため、「まずは個人で試してみたい」「小規模なアプリを短期間で作りたい」という場合には向いていますが、独自機能や本格運用を前提としたアプリには不向きなケースもあります。

ローコード開発とは

ローコード開発とは、最小限のコーディングでアプリケーションを開発する手法です。

視覚的な操作と一部のコーディングを組み合わせることで、柔軟性と効率性を両立します。

この手法は、開発スピードを重視しつつも、特定の要件に応じたカスタマイズが必要な場面で活用されます。

 

ノーコード開発に比べて、複雑な機能や高性能なアプリケーションの構築が可能です。

そのため、ビジネスプロセスの自動化や独自の業務アプリ開発に適しています。

 

ローコード開発のメリット

 

ローコード開発にも多くのメリットがあります。

まず一つ目に、こちらも開発スピードの向上が挙げられます。

視覚的な操作と少量のコーディングを組み合わせることで、短期間でアプリを開発可能です。

 

次に、柔軟なカスタマイズ性が挙げられます。

ノーコードに比べて、必要に応じてカスタムコードを追加できるため、特定の要件にも対応可能です。

また、ノーコード同様にコスト削減も大きな利点です。

 

開発期間が短縮されることで、リソースの節約につながります。

さらに、複数のプラットフォームに対応できる開発環境を提供するツールが多いため、幅広いユーザー層をカバーするアプリを効率的に開発できます。

このように、ローコード開発は、スピードと柔軟性、コスト効率を重視するプロジェクトに最適です。

 

ローコード開発のデメリット

 

ローコード開発は、ノーコード開発よりも柔軟にカスタマイズしやすい一方で、複雑な要件や大規模なシステム開発では限界があります。

基本的な機能は短期間で実装できますが、独自の処理や複雑なロジックを組み込みたい場合には、追加の開発が必要になることがあります。

また、ノーコード開発と同様に、利用するプラットフォームに依存しやすい点にも注意が必要です。

 

ツールの仕様変更やサポート終了によって、開発環境の見直しが必要になる可能性もあります。

そのため、ローコード開発は、一定のカスタマイズ性を確保しながら効率よく開発したい場合に向いていますが、本格的な独自機能や大規模開発を行う場合には、用途に応じた使い分けが重要です。

フルスクラッチ開発とは

フルスクラッチ開発とは、既存のテンプレートやライブラリを使用せず、すべてのコードを一から記述してアプリケーションを開発する手法です。

この方法は、特定の業務要件や高度なカスタマイズを必要とする場合に最適です。

完全な自由度を持つため、独自性の高いアプリの構築が可能となります。

 

また、システム全体を最適化できるため、パフォーマンスやセキュリティ面でのメリットも大きいです。その反面、開発期間が長くなり、コストも高くなることがあります。

 

フルスクラッチ開発のメリット

 

フルスクラッチ開発には、他の開発手法にはない多くのメリットがあります。

まず、完全なカスタマイズ性が挙げられます。

開発者が一からコードを書くため、細部まで要件に沿ったアプリケーションの設計が可能です。

 

また、パフォーマンスの最適化も大きな利点です。

システム全体を特定の目的に最適化できるため、大規模なデータ処理やリアルタイム性が求められるアプリでも高い性能を維持できます。

さらに、セキュリティの強化も特徴です。

 

既存のテンプレートに依存しないため、特定の脆弱性を回避し、独自のセキュリティ対策を実装できます。

最後に、長期的な柔軟性も重要な利点です。

フルスクラッチで構築されたアプリは、将来的な機能拡張や変更にも柔軟に対応できるため、企業の成長に伴うニーズの変化に適応しやすいでしょう。

 

フルスクラッチ開発のデメリット

 

フルスクラッチ開発は自由度が高い一方で、開発期間やコストが大きくなりやすい点がデメリットです。

すべてを一から設計・実装するため、要件定義から設計、開発、テストまでに多くの時間がかかります。

また、高度なスキルを持つエンジニアを確保する必要があるため、人件費や保守運用コストも高くなりやすいです。

 

さらに、独自仕様で開発する分、後から別の担当者がコードを理解しにくく、メンテナンスや機能追加に時間がかかる場合もあります。

初期段階で要件を十分に整理できていないと、開発途中で手戻りが発生しやすい点にも注意が必要です。

そのため、フルスクラッチ開発は個人が気軽に始める方法というよりも、自由度や拡張性を重視する本格的なアプリ開発に向いています。

 

スマホだけでアプリ開発できる?できること・できないこと

スマホだけでアプリ開発できる?できること・できないこと

これまで、アプリの開発はパソコンがないとできないと考えられていました。

しかし、現在では簡単なアプリであればスマホだけでもアプリ開発でき、これまで必要とされていたプログラミング知識を持っていなくても問題ないのです。

ただし、どのようなアプリでもスマホで開発できるわけではありません。

 

ブラウザ型ノーコードツールやデータ入力、コンテンツの編集、テンプレートを使ったシンプルなUI作成など、開発環境が限定される部分があります。

独自のコードを実装したアプリ、本格的なビルドやストア申請、デバッグなどではパソコンが必要となるため、スマホだけで完結させることはできません。

スマホだけでアプリ開発できることもあれば、できないことがあることも知っておき、用途に合わせて適した開発方法を考えておくのがおすすめです。

スマホだけでできること パソコンが必要になりやすいこと
ノーコードツール操作 本格的なコード実装
簡単なUI作成 ストア申請
コンテンツ編集 デバッグ
プロトタイプ制作 高度なビルド

 

アプリ開発ツールで開発できるアプリの種類

アプリ開発ツールで開発できるアプリの種類

アプリ開発ツールを使うと、個人でもさまざまな種類のアプリを開発できます。

ただし、作りたいアプリの種類によって、向いている開発ツールや必要な機能は異なります。

ここでは、アプリ開発ツールで作成できる代表的なアプリの種類を紹介します。

Webアプリ

Webアプリは、インターネットブラウザ上で動作するアプリケーションです。

ユーザーは特定のデバイスやOSに依存せず、URLを通じてアクセスするだけで利用可能です。

この特性により、開発者は一つのコードベースで複数のプラットフォームに対応できるため、開発コストと時間を削減できます。

 

Webアプリの例として、Googleドキュメントやスプレッドシートなどが挙げられます。

また、ユーザーはアプリをインストールする必要がなく、すぐに利用を開始できる点も利便性が高い特徴です。

ただし、インターネット接続が必須であることや、ネイティブアプリに比べてデバイスのハードウェア機能(カメラやGPSなど)へのアクセスが制限される場合があります。

 

まずは個人で小規模に開発を始めたい場合は、Webアプリから試してみるケースも多いです。

ネイティブアプリ

ネイティブアプリは、特定のプラットフォーム(iOSやAndroidなど)向けに開発され、デバイスに直接インストールして使用するアプリケーションです。

この形式の最大の利点は、デバイスのハードウェアやOSの機能をフル活用できる点です。これにより、高速なパフォーマンスと優れたユーザーエクスペリエンスを提供します。

また、オフラインでも利用できる機能を持たせることが可能で、ネットワークに依存しない動作が実現します。

 

さらに、カメラ、GPS、加速度センサーなどのデバイス機能に直接アクセスできるため、幅広い機能を備えたアプリを構築できます。

ただし、各プラットフォームごとに個別の開発が必要となるため、開発コストと期間が増加する点には注意が必要です。

一方で、本格的なスマホアプリとして運用したい場合は、ネイティブアプリ開発が選ばれるケースもあります。

ハイブリッドアプリ

ハイブリッドアプリは、Webアプリとネイティブアプリの特長を組み合わせた開発手法です。

Web技術(HTML、CSS、JavaScript)を使用して開発し、ネイティブのコンテナ内で動作させることで、デバイス固有の機能にもアクセスできます。

これにより、複数のプラットフォームに対応可能なアプリを、比較的低コストで開発できる点が大きな利点です。

 

また、一つのコードベースを再利用できるため、開発効率も向上します。

ハイブリッドアプリは、ユーザーに対してアプリストアを通じて配信されるため、インストール型のアプリとして提供され、オフラインでも一定の機能が使用可能です。

ただし、パフォーマンスやユーザーエクスペリエンスは純粋なネイティブアプリと比較すると劣る場合があり、複雑なグラフィック処理やリアルタイム性が求められるアプリには適さないこともあります。

 

「開発コストを抑えつつ、iOS・Androidの両方に対応したい」という場合に選ばれることが多い開発手法です。

 

アプリ開発ツールとアプリ開発ソフトの違い

アプリ開発ツールとアプリ開発ソフトの違い

「アプリ開発ツール」と「アプリ開発ソフト」は、基本的には近い意味で使われることが多い言葉です。

一般的に、ノーコード・ローコードなど初心者でも扱いやすいものを「開発ツール」、エンジニア向けの統合開発環境(IDE)やプログラミング環境を「開発ソフト」と呼ぶケースがあります。

ただし、明確に定義が分かれているわけではなく、比較記事やサービス紹介では同じ意味で使われる場合もあります。

 

アプリ開発ツールの基本機能とは?

アプリ開発ツールの基本機能とは?

アプリ開発ツールは、プログラミングの知識がない方でも、簡単にアプリを開発できるよう設計されています。

特にローコード・ノーコードツールは、以下のような基本機能を提供しています。

 

1.直感的な操作での設計

ドラッグ&ドロップなどの視覚的な操作で、アプリのレイアウトや機能を設計できます。

ユーザーフレンドリーなインターフェースにより、初心者でも容易に操作可能です。

 

2.テンプレートの利用

多種多様なアプリテンプレートが用意されており、ゼロからの設計を省くことで、開発工数を大幅に削減します。

これにより、効率的に開発が進められます。

 

3.モバイル対応

レスポンシブデザインをサポートし、スマートフォン、タブレット、パソコンなど異なるデバイスで適切に表示されるアプリを開発できます。

これにより、幅広いユーザーに快適な使用感を提供可能です。

 

4.API連携

外部のAPIと連携することで、他のシステムやサービスと簡単にデータのやり取りが可能になります。

これにより、アプリの機能を拡張し、より高度なアプリケーションを構築できます。

アプリ開発ツールを活用すれば、迅速かつ効率的にアプリを開発することが可能です。

ただし、柔軟性やカスタマイズ性に限界がある場合もあり、複雑なアプリ開発では追加の技術が必要になることもあります。

 

スマホアプリ開発ツールを利用するメリット

スマホアプリ開発ツールを利用するメリット

スマホアプリ開発ツールを活用することによって、どのようなメリットが得られるのでしょうか。

具体的にメリットを4つ紹介します。

メリット①システムアップデートのサポートを行ってくれる

iOSとAndroidなどプラットフォームが異なることは、アプリの動作やセキュリティの面で異なるリスクを含んでいます。

しかし、適切なサポートがあれば、これらのリスクを最小限に抑えることができます。

例えば、iOSとAndroidのアップデートに迅速に対応することで、アプリの互換性やセキュリティを維持できます。

 

また、サポートがあることで、アプリが停止するリスクを低減し、ユーザーに安定した体験を提供できます。

メリット②時間の短縮が可能

コードの記述が不要なため、開発にかかる時間が大幅に短縮されます。

開発にかかる時間が短縮されれば、より早く市場にアプリを投入でき、競合他社よりも先行したポジションをとることができます。

メリット③コストが削減できる

開発ツールを利用することで、手作業でのコーディング作業を大幅に削減できます。

具体的には、テンプレートやコード生成機能を活用して、アプリの骨格を作成し、カスタマイズできます。

これにより、エンジニアやプログラマーが手作業でコーディングする時間が減り、開発時間が短縮されます。

 

そして、開発時間の短縮は、開発コストの削減に直結します。

メリット④複数の開発環境に対応

例えば、WindowsとMacintosh、iOSとAndroidなど、複数の異なるOSやハードウェア上で動作する開発ツールを利用すれば、異なる環境ごとに開発する必要がないため、開発時間と開発コストを短縮できます。

 

スマホアプリ開発ツールを利用するデメリット

スマホアプリ開発ツールを利用するデメリット

スマホアプリ開発ツールは、簡単にアプリを作成する手段として広く利用されていますが、多くの人々がその利点に注目する一方で、いくつかのデメリットも存在します。

デメリット①デザインや機能の自由度が低い

スマホアプリ開発ツールを使う際のデメリットの一つは、「自由度が低い」という点です。

これは、開発ツールが提供するテンプレートや機能に依存する必要があるため、開発者が独自のアイデアや機能を実装する際に制約が生じることを指します。

また、ツールが提供する機能には制限があって、特定のニーズに対応できない場合もあります。

 

そのため、開発に柔軟性や自由度が必要な場合は、慎重にツールを選ぶ必要があります。

デメリット②互換性やバージョンの問題

特定の開発ツールに依存してしまうと、将来的にサポートが終了したり、アップデートが停止するというリスクがあります。

この場合、開発者は新しいツールへの移行やアプリの再開発を余儀なくされることも考えられます。

最悪の場合は、既存のアプリの維持や改善が困難になって、アプリが継続できない可能性もあります。

デメリット③ライセンス料やコストの増加

スマホアプリ開発ツールの利用には、通常、使用料が必要です。

はじめは無料で提供されることもありますが、特定の機能やサポートを利用する場合には追加料金が発生することがあります。

また、開発プロジェクトの規模や利用する機能によって、ライセンス料が高額になることもあります。

 

さらに、ツールのバージョンアップや追加サービスの提供に伴い、ライセンス料金が高騰する場合もあります。

このような状況下では、予期せぬ費用が発生する可能性があり、開発プロジェクトの予算管理に影響を及ぼすことがあります。

 

個人アプリ開発でよくある失敗

個人アプリ開発でよくある失敗

方法を選ぶことで、個人でも簡単にアプリ開発ができそうなイメージを抱くかもしれませんが、実は個人アプリ開発では失敗が起こりやすい部分もあります。

ここでは、個人アプリ開発でよくある失敗について解説します。

無料プランだけで完結しようとして失敗するケース

現在は無料のアプリ開発ツールがあり、うまく使うことで機能性を充実したアプリや学習の手間をかけることなくアプリ開発が可能となります。

特に無料プランの場合、特定の日数をトライアル期間として試せるので複数のアプリを使い比べやすいのもメリットです。

ただし、無料プランの場合では機能制限がされていたり、カスタマイズできる範囲が決まっていたりするため、実装したい機能を搭載できない可能性が高くなってしまいます。

 

そのため、無料プランだけでは求めている機能などが搭載できない可能性が高く、結果的に満足できないアプリになる可能性があるでしょう。

他にも、無料プランは各開発ツールによって期間が異なります。

いくつもの無料プランを使っていた場合、気が付いたら有料プランに切り替わっていたというケースもあります。

 

個人開発向けツールは無料で始められるものも多いですが、実際には「公開機能」「外部連携」「ユーザー数上限」などに制限があるケースも少なくありません。

そのため、開発を始める前に、「どこまで無料でできるのか」「将来的にどの機能で費用が発生するのか」を確認しておくことが重要です。

運用・公開フェーズを想定せずに詰まるケース

個人アプリの開発時によくある失敗として、運用や公開フェーズを想定していないことが原因になる場合があります。

個人アプリでは作り終えたことで達成感を味わってしまい、マーケティングを軽くみたことで結果誰にも活用されないケースが想定されます。

どんなに機能性が重視されているアプリであっても、リリース後に自身で発信しなければ知られないまま終わってしまうのです。

 

この場合、ユーザーが検索する可能性を考えたタイトル、説明文などを考慮した内容にして、SNSなどで発信する必要があります。

他にも、実際にユーザーからのフィードバックを意識して活かすこと、不具合などを放置することなく素早く対応することなどを意識する必要があります。

ユーザーがどのような機能を使っているか、どの部分で離脱しているかなどを把握した運用をしなければ、結果的に発展しないアプリになってしまうため、運用や公開フェーズなどを意識して開発をすることが大切です。

 

特に、App StoreやGoogle Playへの公開申請、アップデート対応、ユーザー管理などは、実際にアプリを運用する段階で初めて負担の大きさに気づくケースもあります。

「まず作ること」だけでなく、「継続して運用できるか」という視点も重要です。

 

比較表|目的別おすすめツール早見表

比較表|目的別おすすめツール早見表

スマホアプリ開発ツールは、プログラミング経験が浅い方でもアプリを作成しやすくなるツールですが、目的によっておすすめは変わってきます。

ここでは、目的別におすすめのツールについて解説します。

以下の表を参考にしながら、スマホアプリ開発ツールを選定する際に役立ててください。

ツール名 向いている人 開発難易度 特徴
Monaca HTML/CSS経験者 中級 Web技術でアプリ開発できる
Yappli ノーコード初心者 直感操作でアプリ作成可能
AppSheet 業務改善したい人 Google連携が強い
APPBOX 法人・事業者としてアプリを本格運用したい企業 会員証・CRM・販促機能まで対応可能
Platio 現場業務を効率化したい人 業務アプリをノーコードで作成可能
MGRe 小売・EC事業者 中級 EC連携や会員機能に強い
App Publisher Webサイト連携を重視したい人 Webサイトと自動連携できる
Claris FileMaker 柔軟にカスタマイズしたい人 中級〜高 ノーコード+独自開発にも対応
Magic xpa 業務システム連携を重視する企業 マルチプラットフォーム対応
matomaru 顧客データを一元管理したい店舗 中級 LINE・メール・アプリ連携が可能

また、「まずは個人で試したい」という場合にはツール活用が有効ですが、会員機能・販促施策・外部システム連携などを含めた本格運用を検討する場合は、開発会社への依頼が必要になるケースもあります。

特に、事業として継続運用するアプリでは、開発だけでなく運用・改善体制まで含めて検討することが重要です。

アプリ開発会社の選び方や依頼時のポイントについては、以下の記事も参考にしてください。

▼アプリ開発にかかる費用のあれこれがわかる!
比較検討で迷わない!アプリ開発費用と正しい見積もりの取り方

 

スマホアプリ開発ツールおすすめ10選を比較

スマホアプリ開発ツールおすすめ10選を比較

スマホアプリ開発ツールには、個人開発やプロトタイプ作成に向いているものから、企業の本格運用に適したものまでさまざまな種類があります。

ここでは、スマホアプリ開発に活用できるおすすめツールを10種類紹介します。

それぞれ特徴や向いている用途が異なるため、目的やスキル、運用規模に合わせて比較してみましょう。

①APPBOX(アップボックス) 株式会社アイリッジ

APPBOX(アップボックス)

参照:https://iridge.jp/service/appbox/

「APPBOX」は、アプリで使う各種機能群を組み合わせることで、ゼロからのアプリ開発や既存アプリの機能拡張、マーケティング施策まで、アプリビジネスに必要なすべてを支援するプラットフォームです。

他社で開発したアプリの機能拡張にも活用でき、また、各種他社ツールとの連携も柔軟に行えるのが特長です。

小売企業などの会員システムを導入している企業や、基幹システムとの連携が必要な企業にも対応可能です。

 

簡単にファイルの共有や管理がシームレスに行え、効率的に開発できることも特長の一つです。

最初はシンプルなアプリから始めて、利用者数の増加に合わせて機能を拡大していけば、効率的にビジネスを展開できます。

基本機能には、プレビュー・開発表示機能、QRコード機能、クーポン機能、CMS機能が含まれます。

 

さらに、アプリストア申請代行や、分析機能なども提供されています。

また、セキュリティ面も強化されており、データの安全性が確保されています。

APPBOXは、個人開発向けのサービスではなく、法人・事業者向けのアプリ開発/運用支援サービスです。

 

会員証・CRM・販促機能などを活用しながら、事業としてアプリを本格運用したい企業に適しています。

初期費用 250,000円~
※詳細は要問い合わせ
料金プラン 月額100,000円~
※詳細は要問い合わせ
主な機能 プッシュ通知、アプリ内通知、クーポン、お気に入り、店舗情報、フリーレイアウト、ユーザー属性 など
プラットフォーム iOS、Android、Windows、macOS
実績 ファミペイ、【コスモの公式】アプリ、ENEOS公式アプリ、東急線アプリ、WESTER、三菱UFJ銀行、JAバンクアプリ、日本生命アプリ など

②Monaca アシアル株式会社

Monaca

参照:https://ja.monaca.io/(Monaca – すべての人にアプリ開発を)

Monacaは、HTML5とJavaScriptでiOS/Androidアプリを開発できるクロスプラットフォームアプリ開発ツールです。

サービス開始から10年以上、30万人のユーザーに支持されています。

豊富なテンプレートや機能、プラグインが用意されており、初心者でも簡単にアプリ開発を始められます。

 

プラグイン機能も豊富で、セキュリティ強化のプラグインやMonaca独自のプラグインが多数提供されています。

また、アプリ開発支援サービスも豊富です。

技術の検証やトレーニング、部分的な開発受託までサポートがあったり、プログラミング学習プラットフォームも提供しているので、自社のプログラマーのスキルアップも同時に実現できます。

初期費用 なし
料金プラン Proプランは2,000円 1ユーザー/月
Businessプランは5,000円 1ユーザー/月
Enterpriseプランは10,000円 1ユーザー/月
主な機能 アプリ開発、ストア公開
プラットフォーム iOS、Android、Windows、macOS
実績 フジテック株式会社、マネックス証券株式会社、株式会社三井住友フィナンシャルグループ、 株式会社AOBコンサルティング、サイオステクノロジー株式会社 など

③Yappli 株式会社ヤプリ

Yappli

参照:https://yapp.li/(ヤプリ(Yappli))

Yappliは、ノーコードでアプリ開発ができる国産のアプリ開発ツールです。

店舗やECの販促支援、社内や営業CX、イベントDXなどで利用され、法人のみならず、メディアや学校法人までさまざまな業態で利用されています。

Yappliの最大の特徴は、シンプルな操作性です。

 

アイコンや画面レイアウト、機能などをドラッグ&ドロップで設定するだけで、簡単にアプリを作成できます。

開発作業をリアルタイムで確認できるプレビューやタイマー、バックアップ機能などを搭載。

また、アプリストアへの申請代行や保守運用サービスなども提供しており、アプリ開発をトータルでサポートしてくれます。

初期費用 要問い合わせ
料金プラン 要問い合わせ
基本的な機能 フリーレイアウト、エンベッド動画、通知履歴、生体認証、 クーポン機能、アプリストア申請代行
プラットフォーム iOS、Android
実績 株式会社トラジ、株式会社シャボン玉本舗、株式会社はせがわ、 株式会社三陽商会、住友ゴム労働組合 など

④Platio アステリア株式会社

参照:https://plat.io/ja/(Platio(プラティオ)|モバイルアプリ作成ツール)

業務アプリに特化したノーコードアプリ開発ツールです。

100種類以上のテンプレートから選ぶだけで、自社の業務内容にマッチしたアプリを誰でも簡単に作成できるモバイルアプリ作成ツールです。

また、セキュリティ対策も充実しており、安心して利用できます。

 

その企業ごとに対応したアプリを簡単に作成できるので、作ってすぐに、迅速な現場改善を実現することが可能です。

また、Platio Connectを活用することで、社内の他のシステムともノーコードでデータを連携できます。

これによって業務の自動化や幅広いデータ活用が可能になり、さらなる業務効率化を推進します。

初期費用 なし
料金プラン Standard:月額20,000円
Premium:月額90,000円
Enterprise:月額200,000円
基本的な機能 ユーザー管理、ミニアプリ管理、データポケット管理、
Webhookの設定
プラットフォーム 要問い合わせ
実績 株式会社フィールド・パートナーズ、ナブテスコ株式会社、 洛西貨物自動車株式会社、リロバケーションズ株式会社、 スペースラボ株式会社 など

⑤MGRe メグリ株式会社

MGRe

参照:https://mgre.jp/(MGRe(メグリ): TOPページ)

MGReは、特に小売業に、ECサービスと相性のよい、高機能なノーコードアプリ開発ツールです。

例えば、顧客の属性や趣味趣向に合わせた「セグメント配信」や、アプリログインのアクションを2回目以降しなくてすむ「自動ログイン」などが提供されています。

データ管理、ニュース配信やセグメントの設定などの基本操作は、シンプルで簡単。

 

慣れていないスタッフも直感的に使うことができます。

また、実店舗向けのサービスとしては、オフラインでの会員バーコード表示といった、来店客数を増やすような機能も搭載。

MGReを使用したことで、アプリ経由のEC売上が増加するという声も多いそうです。

初期費用 要問い合わせ
料金プラン 要問い合わせ
基本的な機能 会員証、プッシュ通知、自動ログイン、ニュース、クーポン
プラットフォーム 要問い合わせ
実績 ミレー・マウンテン・グループ・ジャパン株式会社、 株式会社アミナコレクション、株式会社ムラサキスポーツ、 株式会社ヒューマンフォーラム、日本プロ野球選手会 など

⑥App Publisher  エンバーポイント株式会社

参照:https://emberpoint.com/service/apppublisher/(スマホアプリをパッケージで簡単に開発・制作 App Publisher)

AppPublisherは、Webブラウザ上でアプリ開発ができるノーコードアプリ開発ツールです。

プログラミング知識がなくても、簡単にアプリを作成できます。

大手企業との豊富な経験をもとに、ビジネスを最大化するためのさまざまなアプリ機能が標準で備わっています。

 

ユーザーの嗜好や行動履歴、位置情報などを考慮し、パーソナライズされたクーポンやお知らせをプッシュ通知などで効果的に配信できます。

Webサイトと自動連係できるので、要件定義が不要、スピーディーにアプリを制作して、運用コストを抑えたアプリを実現します。

初期費用 要問い合わせ
料金プラン 月額300,000円~
基本的な機能 ポイント、スタンプ、会員証、バーコード・QRコード、通知履歴
プラットフォーム 要問い合わせ
実績 朝日生命保険相互会社、日本テレビ放送網、 ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社、 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス、 ENEOS株式会社 など

⑦ClarisFileMaker(クラリスファイルメーカー)Claris International Inc.

ClarisFileMaker

参照:https://www.claris.com/ja/filemaker/(Claris FileMaker)

Claris FileMakerは、世界で100万人以上が利用する開発プラットフォームです。

ノーコードの機能を提供しつつも、プログラミング言語による高度なカスタマイズや複雑なビジネスロジックの実装も可能です。

JavaScriptとの高い親和性やAPIによる他システム連携など、拡張性に優れています。

 

そのため、開発時間を短縮したり、アジャイル開発に取り組みたいプロの開発者から、現場業務を自ら改善したいエンドユーザーまで、幅広いユーザーに利用されているプラットフォームです。

初期費用 要問い合わせ
料金プラン Claris FileMaker Cloud:月額2,365円
Claris Connect:月額4,840円
基本的な機能 アプリ作成
プラットフォーム 要問い合わせ
実績 Apple Inc、NASA (National Aeronautics and Space Administration)、 Coca-Cola Company、Nike Inc.、BMW Group、American Express

⑧AppSheet グーグル・クラウド・ジャパン合同会社

AppSheet

参照:https://about.appsheet.com/home/(Google AppSheet)

AppSheetはGoogleが提供する、ノーコードのスマホアプリ開発ツールです。

さまざまな業界やビジネスニーズに対応した、柔軟なカスタマイズが可能です。

他のデータソースやAPIとの連携も容易になっています。

 

さらに、新しく登場したAppSheet Automationという機能は、コード不要で、誰でも簡単にGoogle AIを組み合わせることができます。

これによって、ビジネスプロセスの効率化やタスクの自動化が容易になり、企業の生産性が向上することが期待できます。

初期費用 要問い合わせ
料金プラン Starter:$5.00/月
Core:$10.00/月
Enterprise Standard:問い合わせ
基本的な機能 アプリ開発
プラットフォーム 要問い合わせ
実績 ハーレーダビッドソン、ジョンソン・エンド・ジョンソン、 ゼネラル・エレクトリック、マイクロソフト、オリンパス など

⑨Magic xpa Application Platform マジックソフトウェア・ジャパン株式会社

Magic xpa Application Platform

参照:https://www.magicsoftware.com/ja/app-development-platform/xpa/(実績No.1のローコード開発ツール | マジックソフトウェア)

Magicxpaは、国内800社以上の開発パートナーが開発した業務アプリケーションが、45,000社以上の企業システムで利用されています。

デスクトップ、Web、モバイルのマルチチャネルアプリケーションを統合的に開発できるオールインワンのプラットフォームで、一つの開発環境で複数のプラットフォームに対応しています。

業務アプリケーションに特化し、処理フローが標準化されているため、技術者による品質のバラツキが少ないのも特徴です。

 

また、現場のリクエストを随時システムに反映させて、アップデートしながら運用できるので、満足度の高いアプリを作成できます。

初期費用 要問い合わせ
料金プラン 要問い合わせ
基本的な機能 アプリ開発、システム構築・運用
プラットフォーム iOS、Android、Web
実績 ワンアイルコンサルティング株式会社、 株式会社トリドールホールディングス、 株式会社英國屋、江部松商事株式会社 など

⑩matomaru(マトマル) 株式会社バリューワン

matomaru(マトマル)

参照:https://valueone.jp/matomaru/(matomaru)

matomaruは、アプリ構築とメール連携、LINE連携をスムーズにして、販促ツールごとにバラバラになった顧客データを一元管理することを目的にしたDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)サービスです。

matomaruには、会員情報はもちろん、ポイントデータや店舗情報などのあらゆるデータが集約されます。

これにより、販促ツールごとのデータ抽出やまとめ作業が不要になり、さらに、アプリ、メール、LINEなどのツールごとの会員登録数の推移やその他の数値データも、一つの画面で簡単に確認できます。

初期費用 アプリプラン:100,000円
メールプラン:30,000円
LINE連携プラン:0円
会員連携プラン:500,000円
料金プラン アプリプラン:月額20,000円~
メールプラン:月額8,800円~
LINE連携プラン:月額10,000円~
会員連携プラン:月額50,000円~
基本的な機能 一括配信、データ一括分析、プッシュ通知配信、 クーポン、会員証
プラットフォーム iOS、Android、Web
実績 株式会社湘南Hi Life、メヒコ商事株式会社、 新潟観光開発株式会社、株式会社 Fit Beleza、 株式会社日野プランニング など

 

個人でツールを用いてアプリ開発を進める基本ステップ

個人でアプリ開発を進める場合、いきなりツールを選ぶのではなく、まずは作りたいアプリの目的や対象ユーザーを整理することが大切です。

ここでは、個人でアプリ開発ツールを使う際の基本的な進め方を解説します。

開発したいアプリの目的・アイデアを整理する

アプリを開発する際には、アプリを開発する目的や全体像、方向性、目的などを確認する「要件定義」から始めます。

最初に、
「どのようなアプリを作りたいのか」
「アプリを通じて何を実現したいのか」
「ユーザーのどのようなニーズを満たしたいのか」
などを整理しながら、アプリ構築の方向性を決めていきます。

 

目的を達成するために必要な機能や、どのような場面で使われるのかを明確にすることで、求めている内容を反映したアプリを開発しやすくなります。

個人開発の場合でも、最初に目的や必要な機能を整理しておくことで、途中で方向性がぶれにくくなります。

アプリの種類(Web/スマホ)と対象ユーザーを決める

続いて、アプリの種類や対象ユーザーについて決めていきます。

アプリ開発の際に「利便性が高ければ特に対象ユーザーを設定しなくてもいいのではないか」と考えるかもしれません。

しかし、ターゲットを明確にすることでよりユーザーにサービスが届きやすく、より効果を発揮できます。

 

的確なサービスを求めているユーザーに届けることができれば、継続的な利用にも結び付き新規顧客獲得にもつながっていきます。

対象ユーザーを決定する際には、20代女性やファミリー層などの属性だけでなく、いくつかの状況を把握して決めることが大切です。

また、アプリをWebで提供するのかスマホにするのかも重要なポイントなので、この部分についても決める必要があります。

スキル・目的に合った開発ツールを選定する

アプリを開発する際には、自身のスキルや目的に合ったツールを選ぶことも重要です。

自分のスキルレベルや開発目的に合ったツールを選ばないと、途中で挫折したり、想定以上に時間やコストがかかったりする可能性があります。

まず整理したいのは「どの程度コードを書けるか」というスキル面です。

 

プログラミング経験があり、本格的なネイティブアプリを開発したい場合はIDE(統合開発環境)が適しています。

自由度が高く、細かな使用や独自の機能まで実装できるのが強みです。

一方で、プログラミング経験がない、あるいは最小限に抑えたい場合は、ノーコード・ローコード型のツールを検討してみましょう。

 

アイデア検証や小規模な業務アプリであれば、ノーコード・ローコード型のツールでも十分実用的なものを作ることが可能です。

テンプレートや基本機能を使って画面を作成する

アプリ開発時には、アプリの地図となるデザインやプラットフォームでの作動について設定していきます。

機能や画面レイアウト、使うプラットフォーム、デザインなどを決めていき、画面の作成を行います。

この時にデザイン、フォント、レイアウトがわかりやすかったり優れていたりすると、使用時のストレスを感じにくく、離脱する確率を低下できるだけでなく、結果的にサービス利用数の増加が期待できます。

 

ユーザーにとって迷うことなく、考えることなく使えるように意識することがポイントです。

動作確認・テストを行い改善する

アプリ開発が仕上げの段階に達したら、次は動作テストに移ります。

ここでは、設計した内容に沿って開発コードが動くかを確認する必要があります。

画面の表示やページの移動、各モジュールなど細かな部分まで確認していき、見た目だけでなくデータ処理に関する部分もチェックが必要です。

 

それぞれの機能テスト後には一連の流れについて確認し、ユーザーにとってアプリがスムーズになっているか、意図と同じように動作しているか、見えにくさ、わかりやすさなどの点についてもチェックしてみてください。

このテストによって改善点も見つかりやすく、不具合などがあった場合はすぐに修正します。

アプリを公開・運用しながら改善を続ける

動作確認やテスト終了後、問題点を改善できたらアプリの公開をスタートします。

リリース方法は、アプリの種類で変わってきますが、モバイル、Web、デスクトップなどの種類に応じた手続き後、審査に通れば公開されます。

公開後に運用していてユーザーからのフィードバック、バグ報告などがあれば適宜アップデートや改善作業などを行いながら運用を継続していく流れです。

 

特にアプリはリリースして終了ではなく継続的なメンテナンスが必要であり、ユーザー体験や品質維持のためにはこれらの作業が重要なポイントとなります。

常にアプリのアップデートを意識するようにしましょう。

▼アプリ公開後、ダウンロード数を伸ばす方法について知りたい方はこちらをチェック!
ASO(アプリストア最適化)とは?対策を行う際のポイント等も解説

 

スマホアプリ開発ツールの選び方・比較のポイント

スマホアプリ開発ツールの選び方・比較のポイント

たくさんのスマホアプリ開発ツールの中で、どれを選べばよいか迷われる方もいるかもしれません。

選び方や比較する際のポイントを確認していきましょう。

制作したいアプリとツールの相性

スマホアプリ開発ツールはそれぞれに得意とする業界やサービスがあります。

作りたいアプリがECサービスなのか、社員向けのアプリなのか、業務改善アプリなのかによって、選択するツールは変わってきます。

また、スマホアプリ制作ツールは誰でも簡単にアプリを制作できる反面、限られたテンプレートに対応した機能しか利用できません。

 

作りたいアプリの機能やデザインについて、事前にしっかりとイメージしておくことが大切です。

ツールの使いやすさ

スマホアプリ開発ツールが、使用者にとってストレスなく使えるかは大切なポイントです。

使いやすいツールは、効率的な開発プロセスを実現して、エラーや問題を最小限に抑えることができます。

そもそもエンジニアやプログラマー以外の人も使いやすいのがツールの一番の特徴ですが、実際にツールを触ってみると、使いやすい、使いにくいはあります。

 

複数のツールを実際にトライアルしてみたり、チュートリアルなどを確認して、使用者に合うと思うものを選びましょう。

開発言語や開発環境

開発環境と開発言語を確認しておくことは、スマホアプリ開発ツールを選ぶうえで非常に重要です。

まず、開発環境とは、アプリを作成するためのプラットフォームやツールのことです。

適切な開発環境を選択することで、スムーズにプロジェクトを進行して、効率的にアプリを開発できます。

 

開発言語は、アプリの機能や特性を実現するための基本要素です。

適切な開発言語を選択することで、より効率的にコードを書いて、理想のアプリをリリースできます。

したがって、適切な開発環境と開発言語を設定することは、スマホアプリ開発ツールを選ぶうえで欠かせないステップなのです。

ツールの料金体系

スマホアプリ制作ツールの料金プランは大きく大別すると、1アプリあたりの使用料プランと、1ユーザーあたりで課金されるものがあります。

シンプルなアプリであれば1人で運用することもできますが、企業で運用する場合、異動や退職の可能性もあり、複数人で運用することが多くなります。

アプリに関わるユーザーが増えれば触れるほど、金額が高額になるリスクがあります。

 

また、月額使用料以外にも、初期費用や有料サポートなどの別費用が発生するツールもありますので、契約条件をよく確認しましょう。

初期費用やランニングコストを比較しながら、自社の運用体制に最適なツールを選択することが重要です。

また、スマホアプリは「作れるか」だけでなく、ユーザーが使いやすい画面設計になっているかも重要です。

 

ツールでアプリを作成できても、UIが使いづらいと継続利用につながらない可能性があります。アプリのUIデザインについては、以下の記事も参考にしてください。

本格的なアプリ開発・運用はアイリッジにご相談ください

本格的なアプリ開発・運用はアイリッジにご相談ください

個人でアプリ開発を始める場合、ノーコード・ローコードツールを活用することで、比較的手軽にアプリ制作に挑戦できます。

一方で、会員機能や外部システム連携、販促施策、データ活用などを含めて事業としてアプリを運用する場合は、企画・開発・運用改善まで見据えた設計が重要です。

アイリッジでは、アプリ開発プラットフォーム「APPBOX」をはじめ、アプリの企画・開発・運用・グロース支援まで一貫してご支援しています。

 

本格的なアプリ開発や、既存アプリの改善をご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。

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