スマートマネキンが作り出す新しいO2O
こんにちは。オムニちゃんです。
寒くなってきたから、新しいコート欲しいな~なんて最近思ってます。
今回は、着ている服の情報を発信してくれるマネキンのお話よ。
ロンドンのベンチャー企業Iconemeが開発したVMBeaconというアプリが、今ロンドンのファッションブランドのお店で大活躍しているんだって。
お店のショウウィンドウって、トレンドの服がディスプレイされているでしょ。
ディスプレイのマネキンにVMBeaconの装置を取り付けて、着せる服の情報を入れておくの。
そうすると、VMBeaconのアプリをダウンロードしているユーザーがお店の50メートル以内に近づくと、Bluetooth経由でマネキンが着ている服の情報が、ユーザーのスマホの画面にメッセージとして届くんだって。
私たちってお店の前を通るとき、この服いいなと思ってもなんとなく通り過ぎちゃうじゃない?
後になって、あの服どこのお店だったっけ?なんて思うことよくあるよね。
逆に、この服手に取ってみたい!と思って入店しても、手の空いている店員さんがいなかったりして対応してもらえないときも。
そういう時もこのアプリがあれば大丈夫!というわけ。
ディスプレイの服が、店内のどこにあるかもアプリが教えてくれるし、限定クーポンも届くんだって。
アプリは、実店舗とオンラインサイト、どちらにでも誘導が可能なの。
だから実店舗が閉店した時間帯でも、スマートマネキンが店員さんとして24時間、販売チャネルになってくれているというわけ。
ユーザーにとって便利なのはもちろんだけど、お店にとってもこれまでただ見せるだけだったマネキンの服が、高い確率で購入につながることに成功しているみたいよ。
参考URL:
①http://www.apparel-marketing.com/research/953
②http://www.iconeme.com/index.html
③http://www.retailenvironments.org/2014/08/01/iconeme-launches-beacon-technology-for-vm/