もしタクシーで新車の試乗ができたら
こんにちは。オムニちゃんです。
先日、お友達が新しく車を買ったっていうので、乗せてもらったの。
とてもステキで私も欲しくなっちゃったけど、販売店に行って試乗させてもらって・・・って、なんだか大変。
でもね、タクシーに乗ったら、試乗してみたかった車が来た!ってサービスがあるみたいなの。
これならとっても気軽に試乗ができそうね。
試乗に来る人は限られている…新たな一手は配車アプリの活用
車って、ファッションアイテムや食べ物なんかと違って高額だし、気軽に“試す”ということができない買い物よね。
販売店にわざわざ足を運び、試乗してくれるお客さんというのは限られた層で、潜在的な顧客を掘り起こすのが難しい業界だったんだって。
新しい広告の仕方、売り方は何かないかと考えて、タクシーに試乗車を投入してみようってことになったそうなの。
タクシーで高級輸入車に乗れる
ご存知オツオくんが以前、アプリでタクシーの配車も支払いもできちゃうって話題を紹介してくれていたよね。
※参照:『タクシーはアプリで配車、アプリで支払い、さらには…』
この中で登場したアメリカのタクシー配車アプリの「Uber」。
各自動車メーカーはUberを使って、潜在的な顧客を掘り起こせないかとしのぎを削っているの。
Uberは、アプリで配車の希望を出す時に車種も選べる仕組みになっているし、ある特定のメーカーが期間限定で車を提供する場合もあるんだって。
例えば、過去にはアメリカの自動車メーカー・テスラが、電気自動車テスラModel Sをベルリン市内を走るUberに投入。
マクラーレンは、何千万円もする高級車を世界の富豪が集まるドバイ市内に・・・。
最近では、2015年10月にアメリカ全域でBMWの最高級グレードの7シリーズ全車種が投入されたんだって。
試乗客もフォロワーも増加!Twitterのキャンペーンで効果アップ
過去には、フォルクスワーゲンが南アフリカでコンパクトカーのUP!を試乗車として投入したことがあったんだけど、キャンペーン期間中、1200人を超える人がUP!に乗って目的地までドライブをしたんだって。
このキャンペーンでフォルクスワーゲンのTwitterアカウントのフォロワーは10%も増えたそうよ。
タクシーで試乗できるサービスによって、これまでに商品に興味がなかったお客さんにも知ってもらえるし、より多くの情報を提供して購入の意思決定をしてもらうことができるわ。
メーカーにとっては、潜在的な顧客の掘り起こしだけでなく、時には、発売前に投入されるケースもあって、メーカーのサービスの向上につながっているんだって。
タクシーの試乗車投入は自動車メーカーの今後の販売チャネルの大きな柱になりそうね。
参考
http://venturebeat.com/2015/10/26/test-drive-apps-like-uber-are-opening-up-entirely-new-advertising-channels-for-car-makers/
http://www.mif-design.com/blog/2015/07/15-082914.php
http://www.z-pro.jp/great/?p=1094