popinfoはFANSHIPにブランドリニューアル。「プッシュ通知」から「優良顧客育成」へと役割もパワーアップ!
アイリッジのスマートフォン向け位置情報連動型O2Oソリューション・popinfoは、本日2019年7月17日から、ファン育成プラットフォーム・FANSHIPへとサービス名と機能を刷新しました。
popinfoが、フィーチャーフォンの待受画面にポップアップで情報配信するサービスとして生まれたのが2009年。
その後スマートフォンに対応し、後に特長となる GPS/WiFi/Bluetooth(Beacon)を活用した配信を始め、クーポン、ポイント、ID連携、ゲーム等の拡張機能を追加してバージョンアップをしてきました。
そして2019年7月現在、1億4千万ユーザーの方に使っていただいているO2O支援の代表的ソリューションへと成長することができ、導入企業様やpopinfoの入ったアプリを毎日使ってくれているユーザーのみなさまに社員一同感謝の気持ちでいっぱいです。
※popinfoの入ったアプリのユーザー数合計値
そんなpopinfoを、10周年を迎える今年、なぜリニューアルするのか。
この記事ではその理由や新しいサービス名とロゴに込められた想いについてご紹介したいと思います。
ブランドリニューアルした理由
これはシンプルに、サービスの機能拡張に伴って、実際の提供内容とサービス名称から受けるイメージに乖離が出てきたことが最も大きい理由です。
popinfoは今年初めにファン育成プラットフォームになり、アプリの位置情報を元にした分析だけでなく、自社のCRMデータ、購買履歴データなど、Webや実店舗を含むあらゆるデータを組み合わせた分析を行えるようになりました。
また、まさに本日、分析結果からユーザーとアプリ提供企業の結び付きの強さ(ファンレベル)を判断してセグメンテーションする機能が追加されました。
今後はファンレベルに応じて、自社アプリでの施策だけでなく、LINE公式アカウントでのプッシュ通知やOne to Oneトーク等での施策も可能になります。
このように、実態はチャネルを拡張したOne to Oneマーケティングプラットフォームへと進化しているのに対し、スマホアプリからプッシュ通知を表示(pop)して情報をお知らせ(info)するという、当初の機能をストレートにわかりやすく表現していた名称のままでは、サービスができることや私たちの想いが正しく伝わらないのではないか、という懸念がリニューアルの発端となりました。
FANSHIPのサービス名とロゴに込められた想い
今回、長年使われてきて社員にとっても愛着のあるサービス名称の変更ということもあり、新サービス名は全社員から募集する形式を取りましたが、実は「FANSHIP」は初めから出ていた案ではありませんでした。
「アプリ、Web、店舗をまたがったOne to Oneマーケティングが出来るプラットフォーム」
「顧客をリピーター化し継続的な売上をもたらす仕組みをつくるプラットフォーム」
というコンセプトが伝わるものをと候補を絞り込んでいった中で、One to Oneやリピーターを想起させるとしてまず残ったのが「ファン」というワードの入ったもの。
その上で、複数チャネルをまたいでどこへでも連れて行ってくれる大きな乗り物のイメージと、メンバーシップやパートナーシップなど良い関係性を想起させる接尾辞「シップ」を組み合わせる案が出され、FANSHIPが誕生しました。
そしていよいよロゴ制作。
今度は、日頃さまざまなコンペを勝ち抜き、多くの大手企業様の公式アプリデザインを一手に担っている敏腕デザイナー陣による社内コンペです。
船や宇宙船をモチーフにしたもの、継続的(無限)な売上・関係性のメッセージを込めたものなど、さまざまな案が挙がってきた中で選ばれたのが写真左下の案。
どれもデザイン性・メッセージ性ともに甲乙つけ難いものばかりでしたが、プロジェクトチームの中でその後固まったコピー・「愛される仕組みをつくる」の”愛”がまっすぐに伝わるハートが、なんとふたつのOの重なり(O2O!)で表現されているところに関係者一同ビビビッと来ての決定となりました。
※このコピーが決まったのが制作着手後だったこともありデザイナー陣に伝えられていなかったのが申し訳なかったのですが、にもかかわらずど真ん中ストレートで当ててきたのがこれまでpopinfoの制作物の多くを担当してきたデザイナーだったことに、プロダクトマネージャーとチーフデザイナーはサービス愛の勝利を感じたそうです(良い話)
後日、 他の案の良いところを参考にこの案をブラッシュアップして出来上がったのがこのロゴです。
これから目指す姿
アイリッジがO2Oマーケティングに取り組み始めて10年。
消費行動は進化し、OMOやニューリテールと呼ばれる、チャネルを超えた最適な顧客体験が求められる時代が始まる中で、
私たちは2018年より”Tech Tomorrow”という新しいミッションを掲げ、”テクノロジーを活用して、わたしたちがつくった新しいサービスで、昨日よりも便利な生活を創る。”ことを目指しています。
多くの人のスマホの中にいるFANSHIPが、昨日よりも良い顧客体験を提供出来ているか?
導入企業と顧客のフレンドシップに貢献できているか?
私たち自身が導入企業の一員となって伴走し、メンバーシップ/パートナーシップを発揮できているか?
そんな視点を忘れずに、また次の10年、FANSHIPを育てていきたいと考えています。
popinfo改め、愛される仕組みをつくるファン育成プラットフォーム・FANSHIPを、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
※長く活躍したpopinfoは、まだ一部システムの中等に名称が残っている箇所があります。
見かけた際には「おつかれさま」とお声がけいただけると喜びます。
カンタン導入、ラクラク運用。
アプリビジネスを、これひとつで。