O2O事例:MUJI passport
こんにちは!年明けのセールに始まり、買い物ばかりしていたら財布がパンパンになっているオツオです。
買い物した時のレシートが溜まっているっていうのもありますが、実は一番場所を取ってるのが会員カード!
財布が閉まらないくらいに膨れ上がってます。
専門家によると、財布がパンパンなのはダメリーマンの特徴だとか。
つまりオツオはダメリーマンということですね(泣)
なにか良い方法がないかなと、ネットでさがしていたら見つけました。
早速インストールしてみたので、オツオなりにまとめてみます。
最近流行ってる?会員カードのアプリ化
少し前まではポイントカードなんて、面倒!と思っていたオツオですが、大人になるにつれて、少しでもお得をしたいという気持ちがでてきて、今ではちゃっかりポイントカードを使う大人になりました。
楽天ポイント、ビックポイント、ヨドバシに無印に、とにかくポイントカードがあるお店では絶対にポイントをためています。
でも、たまーにやっちゃうのがポイントカードの携帯忘れ。
お家においてきちゃったとか、久々に使うときなんかはどこに置いたかわからないとか。
うっかりもののオツオはよくやっちゃいます。
そんな中、最近何かと話題になっているポイントカードのアプリ化。
スマホを家に忘れることはほとんどないし、これならオツオもポイント貯められるかも!
ということで、今回は無印のMUJI passpotをチェックしてみました!
MUJI passportの概要
MUJI passportアプリイメージ
無印良品でのお買い物がもっと便利になるアプリ。
お買い物やお店へのチェックインでマイルがたまり、マイルに応じたポイントなどのサプライズプレゼントが届く。
MUJI passport 主な機能
マイル機能-貯めたマイルに応じてポイントがもらえる
-店舗でお買い物時にMUJI passportを提示してマイルをゲット(1円で10マイル)
-600メートル以内に店舗があるとチェックイン画面でチェックインしてマイルをゲット(1チェックインで10マイル)
-SNS情報を共有することでマイルをゲットできる(口コミで10マイル、「ほしい」「持ってる」の投稿で1マイル)
ポイント換算表
店舗検索機能
-現在地から最寄りの店舗を検索、MAPで表示
-店舗スタイル(大型店舗など)で絞り込み、最寄りの店舗を検索、MAPで表示
-取り扱い商品ジャンルで絞り込み、最寄りの店舗を検索、MAPで表示
-欲しい商品を実際に取り扱っている近隣の店舗をMAPで表示
遷移画面イメージ
O2Oとしての自然な動線の実現
チェックインしてポイントが貯まるっていうのは納得(実際は600メートル以内でチェックインできるらしいけど) だけど、お店に行かなくても、口コミをSNSに投稿するだけでマイルがたまるなんてスゴイ!
お店にいなくても、MUJI passportを通してお店とつながっている気がします。
暇な時に商品をアプリでチェック、「ほしい」や口コミ投稿でマイルを貯めてポイントに交換、お休みの日に実店舗へ行って(もしくはネットで買い物)お買い物という自然な流れが完成されています。
また、店舗検索もただの検索だけではなく、店舗のスタイルや、実際に自分が欲しい商品から絞り込んだ検索をしてくれるというのが、とっても便利。
よくありがち(オツオだけ?)な「欲しい商品があると思って店舗にいったら無かった!」という現象を防いでくれます。
奇をてらった機能は特にないアプリですが、オンラインでの行動から自然とオフラインに動線をつないでくれるため、ユーザーにとっては邪魔にならない素敵なアプリになっていると思いました。
嬉しい機能(オンラインで貯めたマイルのポイント換算)で自然に店舗やECサイトにユーザーを誘導するという点で、O2Oを実現できている事例だとオツオは思います。
今日もせっせとマイルを稼ぐぞ!
はっ!!!そういえば無印さんは、去年のモバイル広告大賞でGUさんとO2O対談されていたなぁ。
モバイル広告大賞の模様はコチラ:https://iridge.jp/news/20130829/
ちなみに広告会社、制作会社として、もちろんアイリッジも載ってますよ(笑)
受賞の模様はコチラ:http://www.mobileadawards.com/archive2013/work02.html#good-effectiveness
アプリ化したことによる企業側の利点
それじゃあ無印良品さん側のメリットってなんだろう?と考えてみました。
カードの会員証でわかる断片的な情報だけではなく、プッシュ通知に対する反応や、ユーザーがどんな商品をチェックしているか、どの店舗にチェックインしているか、どのジャンルの商品を探しているかなどなど、カードの会員証だけでは見えなかった、細かい顧客行動をデータとして蓄積してCRMに活かすことができるんだね。
そして、それらの情報を蓄積することで将来的にエバンジェリスト(アンバサダー)を発見して直接任命したりとか、いろんなことを無印良品さんは考えているみたい!
お客さんのことをよく知ることが、企業を成長させる大切な要なんだってことを体現しているようなアプリだなぁ。
から、無印良品さんは、このアプリをリリースしてから会員カードのアプリ化=顧客行動の見える化によって、見えない顧客をクーポン以外でも見えるようにして、CRMの施策を打ちやすい環境を整えているんだね。
なるほど、勉強になる!
今後もどんどんこういったアプリが増えそうだね。
引き続き、いろんな事例を紹介できるように、オツオ、頑張ります!
それではみなさん、おっつ~~♪
参考:
①http://www.muji.net/mt/contact/passport/
②http://business.nikkeibp.co.jp/article/nmgp/20130618/249868/?P=2