O2O事例:Phillips がiBeaconに対抗?
こんにちは!今日はひな祭りですね。
オツオは男の子でも女の子でもないので、4月4日に雛のぼりを上げようと思っています♪
今から楽しみ!
Philips=O2O?
そんなこんなで今日ご紹介するO2O事例はRoyal Philips。
Philipsといえば、皆さんは何を思い浮かべますか?
オツオは少し前から話題になっている、油を使わないフライヤー、「ノンフライヤー」です。
あとはシェーバーとか、主に家電製品を思い出します。
そんなPhilipsが、LED照明を利用した近距離位置情報検知の技術をいくつかの小売店でテストしていることが判明。
「Intelligent Lighting System」という商品、サービスだそうです。
このサービスが実現すると、買い物客は自分の位置に基づいたお得なオファーを受け取ることが出来るらしい!
Intelligent Lighting Systemの使われ方
具体的にどんな風にこの技術を使うかというと…
http://www.digitaltrends.com/mobile/philips-challenges-apples-ibeacon-with-intelligent-lighting-system-for-shoppers/
こんな感じ。 アプリでグアカモレを検索して、選択すると、必要な材料をまず教えてくれます。
そしてお店に入るとスマートフォンが商品の位置情報を受信して、スムーズに買い物ができる道順を表示。
また、道順だけではなくアボカドのセール情報や、メキシカン料理のグアカモレに合いそうなメキシカンスイーツのチュロスを勧めたりなど、いろいろな情報をスマホで受信できるというわけ。
また、お店側は特定のお客さんにだけディスカウントクーポンを渡したりすることもできるのでお客さんのカスタマーロイヤリティ構築に役立てることができそうだね。
でも、これって最近海外ではよく見る事例と何ら変わりがないような・・・。
LEDを使った可視光通信でiBeaconに対抗!
何が違うの?と思ったオツオ。
「LED照明システム」というワードに注目してみました。
LED照明システムで位置情報を検知って、どういうことなんだろう。
オツオちょっと調べてみたんだけど、Philipsがテスト中の「Intelligent Lighting System」は「可視光通信」という技術を使っているらしいです。
どうやらものすごく高速で点滅する照明に情報を乗せ、それをデバイスが検知して何らかの情報を受け取ったり、デバイス自体に指令を出したりするみたい。
可視光通信技術は以前からある技術のようで、最近話題になっているiBeaconに負けじとPhilipsが自社製品を開発し、位置情報を利用したサービスとして市場に出していくことが狙いなんだね、きっと。
照明自体がLEDなので節電にもつながるというわけだね。
でも、いま出ているBluetoothモジュール(1モジュール300円~)を設置するのと比較すると、初期導入の費用は少し割高になりそう。
オツオも自宅の照明を全部LEDに変えようと思ったけど、高すぎて挫折しました・・・。
ただ、照明とセットということで、大きな施設などでは初期予算をしっかり取って導入するところも出てくるかもしれないね!
気になる技術として、今後もチェックしていこうと思います。
それでは今日もおっつ~でした♪
参考URL:
①http://gigazine.net/news/20140218-philips-smart-lighting-supermarket/
②http://www.digitaltrends.com/mobile/philips-challenges-apples-ibeacon-with-intelligent-lighting-system-for-shoppers/
③http://www.vlcc.net/modules/xpage0/