LINEミニアプリの審査とは?未認証との違い・審査基準・プロセスを解説

LINEミニアプリの審査(認証審査)とは、LINEヤフー株式会社がガイドライン・ポリシーへの準拠や安全性を確認する審査プロセスです。
認証審査を通過すると、未認証ミニアプリでは使えないサービスメッセージなどの機能を利用できます。
審査前は、「基準を満たしているか」「未認証のまま公開すると何が制限されるのか」「どのくらいの期間がかかるのか」と不安に感じる担当者も多いでしょう。
そこでこの記事では、以下の内容を解説します。
- LINEミニアプリの審査基準
- 未認証ミニアプリと認証済ミニアプリの違い
- 審査プロセスと審査期間
- 審査前に確認すべきチェックポイント
審査通過に向けて準備を進めたい方は、参考にしてみてください。
LINEミニアプリの審査とは?

LINEミニアプリは、LINEヤフー株式会社が提供するLINE上で利用できるWebアプリです。
LIFF(LINE Front-end Framework)上で実行されるWebアプリであり、ユーザーは新たにアプリをインストールしなくても、LINEアプリ内からサービスを利用できます。
LINEミニアプリは、モバイルオーダー、デジタル会員証、順番待ち、販促キャンペーンなど、店舗や企業のサービス提供に活用できます。
LINE上でサービスを提供できるため、ユーザーに気軽に利用してもらいやすく、企業や店舗にとっても顧客接点を作りやすい点が特徴です。
LINEミニアプリには、認証審査に通過している「認証済ミニアプリ」と、認証審査に通過していない「未認証ミニアプリ」があります。
未認証ミニアプリでも作成はできますが、一部機能が制限されるため、サービスとして本格的に公開・活用したい場合は、認証審査を申請することが重要です。
認証審査では、LINEミニアプリがガイドラインやポリシーに沿っているか、ユーザーが安心して利用できる内容になっているかなどが確認されます。
審査で承認された後は、LINE Developersコンソールで公開作業を進め、認証済ミニアプリとして提供できるようになります。
LINEミニアプリの基本的な仕組みや機能については、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
未認証ミニアプリと認証済ミニアプリの違い【機能比較】
未認証ミニアプリと認証済ミニアプリの最大の違いは、利用できる機能の範囲です。
LINEミニアプリは、LINEヤフー株式会社による認証審査に通過しているかどうかによって、未認証ミニアプリと認証済ミニアプリに分かれます。
利用できる主な機能の違いは、以下の表で確認してみてください。
| 項目 | 未認証ミニアプリ | 認証済ミニアプリ |
|---|---|---|
| 認証審査 | 未通過 | 通過済み |
| LINE内検索 | 対象外 | 対象にできる |
| サービスメッセージ | 利用不可 | 利用可能 |
| 認証バッジの表示 | なし | あり |
| ユーザー端末のホーム画面へのショートカット追加 | 利用不可 | 利用可能 |
| 共通プロフィールのクイック入力 | 利用不可 | 利用可能 |
| ヘッダーへのLINEミニアプリ名の表示 | 不可 | 可能 |
未認証ミニアプリでも公開はできますが、認証済ミニアプリと比べると利用できる機能に制限があります。
特に、LINE内検索の対象化やサービスメッセージ、認証バッジの表示、ユーザー端末のホーム画面へのショートカット追加などは、ユーザーへのリーチや利便性、信頼性に関わる要素です。
そのため、本格的にLINEミニアプリを運用する場合は、認証審査を受けることを検討しましょう。
LINEミニアプリの審査基準は?

LINEミニアプリの審査基準は以下の通りです。
これらの点を理解してから審査を受けるようにしましょう。
ガイドラインやルールの遵守
LINEミニアプリにおいて審査を受ける際には、ガイドラインやルールに従った内容になっているかを確認しなければなりません。
特に以下の内容に関しては、1つずつルールやガイドラインを確認していきましょう。
LINEミニアプリのアイコン作成
LINEミニアプリのアイコンは、ホームタブやLINEメッセージ、サービスメッセージ、チャネル同意画面など、さまざまなシーンで表示されます。
アイコン作成時に押さえておきたい必須事項は以下のとおりです。
- アイコンの背景領域:130×130px
- ロゴサイズ:最小54×54px、最大90×90px
- ロゴの推奨サイズ:54×54px〜76×76px
また、ロゴの視認性と品質を保つため、単独のシンボルまたはワードマークとしてデザインすることが推奨されています。
ロゴ内に「LINEミニアプリ」のロゴを含めることは禁止されているため注意が必要です。
作成したアイコン画像は、LINE Developersコンソール内の「チャネル基本設定」タブにある「チャネルアイコン」からアップロードできます。
利用可能なファイル形式はPNGとJPEGのみです。
アップロード後はアイコン用の画像が自動で切り抜かれるため、プレビュー画面でロゴが緑の正方形に収まっているか確認しましょう。
ランドスケープモードのセーフエリア
スマートフォンにノッチ(切り欠き)がある端末でも、LINEミニアプリの画面全体を表示できるように、CSSを使用してセーフエリア内に収めることが推奨されています。
また、LINEミニアプリでは、ノーマルモードとランドスケープモードの両方がサポートされていますが、それぞれ必要なセーフエリアが異なるため注意が必要です。
LINEミニアプリのページに設定するpaddingの具体的な値は以下の通りです。
- ノーマルモード:下34px
- ランドスケープモード:左右44px、下21px
読み込み中アイコンの実装
読み込み中アイコンは、LINEミニアプリで推奨されているUI要素の1つです。
LINEミニアプリの画面で読み込み待ちが発生する場合は、ユーザーに処理中であることを伝えるためにも、デザインガイドに沿って読み込み中アイコンを実装しましょう。
読み込み中アイコンには、LINE Developersで配布されているスピナーのsvgファイルを使用します。
ライトモード用とダークモード用のスピナーがそれぞれ用意されているため、表示モードに合わせて適切なファイルをダウンロードして実装してください。
スピナーのサイズは30×30ピクセルで、画面中央に表示します。
カスタムアクションボタンの実装
カスタムアクションボタンは、未認証ミニアプリ・認証済ミニアプリのどちらでも実装できる機能です。
ボディ部分にボタンを設置することで、LINEミニアプリをシェアする際のメッセージ内容をカスタマイズできます。
具体的には、ユーザーがカスタムアクションボタンをタップすると、送信先を選択するターゲットピッカーが表示され、選択した友だちやグループに、開発者が作成したFlex Messageなどのメッセージを送信できます。
ただし、未認証ミニアプリと認証済ミニアプリでは、LINE上での表示名や検索導線、ユーザーからの見え方などが異なります。
そのため、機能単体の利用可否だけでなく、公開後の見つけやすさや信頼性も踏まえて、認証済ミニアプリとして申請するかを検討することが重要です。
カスタムシェアメッセージは、Flex Messageのバブルコンテナを使って作成します。
Flex Messageのカルーセルコンテナは使用しないでください。
メッセージには、標準タイプと画像リストタイプの2種類があり、それぞれ以下のセクションに分かれています。
| ラベル | セクション | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| A | 画像 | 任意 | 全体をスクロールせずに表示できるサイズの画像を設定します。 |
| B | タイトル | 必須 | メッセージの内容を要約します。 |
| C | サブタイトル | 条件付き必須 | メッセージの副題を設定します。サブタイトルまたは詳細のいずれか一方は必ず挿入する必要があり、両方を挿入することもできます。 |
| D | 詳細 | 条件付き必須 | ラベルと説明を含めた項目を挿入します。標準タイプは最大10件、画像リストタイプは最大5件まで挿入できます。 |
| E | ボタン | 必須 | ボタンは3個まで挿入できます。最低1つのボタンは、シェアする内容を詳しく説明する詳細ページを表示するように設定します。 |
| F | フッター | 必須 | LINEミニアプリのアイコン、LINEミニアプリの名前、指定された画像を挿入します。この画像は変更せず、画像をタップした際にLINEミニアプリのトップページを表示するようURIアクションを指定します。 |
パフォーマンスガイドライン
ユーザーがサービスを快適に利用できるようにするためには、LINEミニアプリのパフォーマンスにも配慮する必要があります。
パフォーマンスを計測する際は、Googleが提供している「Lighthouse」や「PageSpeed Insights」などのパフォーマンス計測ツールを活用しましょう。
LINEヤフー株式会社では、Lighthouseの以下のスコアを満たすことを推奨しています。
- Performance:50以上
計測する際は、LINEログインが実行されない状態で行う必要があります。
LINEログインが実行されると、LINEログインページのパフォーマンスが計測され、LINEミニアプリ自体のパフォーマンスを正しく確認できないためです。
また、計測はプロダクション環境(本番環境)で行いましょう。
ただし、スコアはネットワーク環境などの影響を受ける場合があるため、複数回計測して結果を確認することが大切です。
LINEミニアプリポリシーの遵守
LINEミニアプリの審査を依頼する前には、LINEミニアプリポリシーを確認することが大切です。
LINEミニアプリポリシーでは、LINEミニアプリに関する認証審査や運用時の注意事項、本サービスを円滑に利用するために定められた内容などが記載されています。
例えば、利用対象者に関しては、以下のように定められています。
≪未認証ミニアプリ≫
- 日本の法人番号、または台湾やタイの納税番号がある組織
- 日本の個人事業主
- 日本、台湾およびタイの個人
≪認証済ミニアプリ≫
- 日本の法人番号、または台湾やタイの納税番号がある組織
- 日本の個人事業主
ただし、サービスを提供する地域が台湾およびタイの場合は、LINEヤフー株式会社から承認を受けた場合のみ、LINEミニアプリチャネルを作成できます。
また、本サービスの利用対象者に該当していても、以下に該当すると判断された法人・団体・個人は、LINEミニアプリを利用できません。
- 犯罪に使用されるおそれのある商品やサービスを提供している
- 不法行為または犯罪行為を構成、もしくは助長するおそれがある
- 他人の個人情報、登録情報、利用履歴などの違法または不正な売買、仲介、斡旋などを行っている
- 法令または公序良俗に反する行為を行っている、もしくは行うおそれがある
- 契約違反を行っていると判断される
- その他、本サービスの利用が不適当であると判断される
さらに、宗教関連、アダルト関連、ナイト系飲食店、ギャンブル関連、出会い系、消費者金融などの貸金業、募金・寄附・クラウドファンディングなどの資金調達、連鎖販売取引、たばこ・電子タバコ、武器全般、毒物・劇物、未承認医薬品・医療機器、医薬品などの個人輸入代行、治験関連、情報商材、自己啓発セミナー、探偵業、政治関連、生体販売専門ECなどに該当する業種は、LINEミニアプリを利用できません。
LINEミニアプリには禁止事項も定められており、不適切な内容や禁止事項に抵触する行為があると判断された場合は、当該LINEミニアプリの削除、本サービスの提供停止、契約の解除、特定機能の利用停止、認証の剥奪などの措置が取られる場合があります。
審査前だけでなく、公開後の運用時にもポリシーを確認し、ガイドラインに沿った内容で運用しましょう。
LINE Developersコンソールの情報の正確性
LINE Developersコンソールは、LINEログインやMessaging API、LINEミニアプリなど、LINEの各種開発機能を管理するためのツールです。
開発者は、LINE Developersコンソール上でプロバイダーやチャネル、権限設定などを管理できます。
LINEミニアプリの審査では、コンソールに登録した情報が最新かつ正確であるかも確認されます。
サービス提供者名とプロバイダー名が一致しているか、チャネル説明に正しいサービス内容が記載されているかを確認しましょう。
また、プライバシーポリシーに記載された事業者名や、ユーザー情報を取得する会社名が、LINE Developersコンソール上の情報と整合しているかも重要です。
審査前に、登録情報と公開情報に差異がないか確認しておきましょう。
LIFF URLの一致
LIFF(LINE Front-end Framework)は、LINEヤフー株式会社が提供するウェブアプリのプラットフォームです。
このプラットフォームで動作するウェブアプリは「LIFFアプリ」と呼ばれ、LIFF URLにアクセスすると、LINEアプリ上のLIFFブラウザまたは外部ブラウザで開かれます。
LINEミニアプリの審査を依頼する際には、本番用チャネルのLIFF URLと審査用チャネルのLIFF URLが、同じサービス内容を反映しているかを確認する必要があります。
審査時には、LINEヤフー株式会社が審査用チャネルのLIFF URLを確認します。
チャネルやLIFF内の各種設定は自動的に審査用チャネルへコピーされますが、審査用チャネルのLIFF URLでも本番用チャネルと同じサービス内容が提供されているか、事前に確認しておくことが大切です。
表示内容や機能に差異があると、審査時にサービス内容を正しく確認できない可能性があります。
そのため、審査依頼前には、本番用チャネルと審査用チャネルの両方のLIFF URLにアクセスし、同じサービス内容が表示・利用できるかを確認しておきましょう。
審査前チェックリスト
以下の項目をチェックしてから審査を申請しましょう。
□アイコン:サイズ・デザイン・ファイル形式がガイドラインに準拠しているか
□ランドスケープモード対応:ノーマルモードとランドスケープモードで必要なセーフエリアが設定されているか
□スピナー実装:ライトモード用・ダークモード用の読み込み中アイコンが適切に実装されているか
□カスタムアクションボタン実装:実装する場合は、カスタムシェアメッセージのフォーマットやガイドラインに沿った内容になっているか
□パフォーマンススコア確認:計測ツールを活用して本番環境で計測し、推奨スコアを満たしているか
□LINEミニアプリポリシー確認:禁止カテゴリや広告ポリシーに抵触していないか
□コンソール情報の正確性:サービス提供者名・チャネル説明・プライバシーポリシーの内容が正確か
□LIFF URLの本番・審査チャネル一致:本番用チャネルと審査用チャネルで同じサービス内容が反映されているか
LINE Developersの審査依頼前の確認事項では、アイコン、ランドスケープモードのセーフエリア、読み込み中アイコン、カスタムアクションボタン、パフォーマンスガイドライン、LINEミニアプリポリシー、コンソール情報の正確性などが確認項目として示されています。
また、LINEミニアプリチャネルでは内部チャネルごとにLIFFアプリが追加されるため、審査申請前には審査用エンドポイントURLに審査対象のLIFFアプリをデプロイする必要があります。
LINEミニアプリの審査プロセスは?

ここからは、LINEミニアプリの審査のプロセスをステップごとに紹介していきます。
どういった手順で進んでいくのか知るために役立ててください。
STEP1|LINE Developersコンソールで申請
LINEミニアプリを公開するには、LINE Developersコンソールを通じた申請が必要です。
開発が完了したらプロジェクトの基本情報や権限設定、アプリの説明文、利用規約・プライバシーポリシーのURLなど、必要な情報をすべて入力し、「審査申請」タブから申請を行います。
この段階で入力した内容はそのままユーザー向けの情報として反映されることになるため、正確かつわかりやすい記述を心がけてください。
審査が完了するとLINE Developersコンソール上にも結果が表示されますが、登録したメールアドレス宛に審査結果が通知されるので、こちらも確認してみてください。
なお、ベーシック認証のアクセス制限を行っている際には、審査を依頼する前に「審査申請」タブの中にある「審査のための補足資料」からユーザー名・パスワードを運営元に伝える必要があります。
ベーシック認証によるアクセス制限をかけると、特定の人だけが公開前のミニアプリにアクセスできるようになります。
審査申請前の開発フローについては、以下の記事を参考にしてみてください。
STEP2|アプリのチェック(事前審査)
審査の申請が完了したら、LINEの審査チームによって事前チェックが実施されます。
ここでLINEミニアプリが既定のガイドラインに沿って作成されているか、またLINEユーザーにとって安全かつ適切な内容になっているか確認されます。
例えばユーザー情報の取り扱いやUIの使いやすさ、必要以上に権限取得を行っていないか、などです。
なお、本番用と審査用のチャネルが両方同じサービスを反映しているかどうかも必ず確認しておきましょう。
審査時は審査用のチャネルを確認されますが、LIFF内の設定などは自動的に審査用に反映されます。
同じサービス内容でないと審査に通過できなくなる可能性もあるため、注意してください。
STEP3|審査開始
事前チェックを通過すると本審査が始まります。
ここでは実際にアプリを操作しながら、動作に問題がないか、ユーザー体験は適切かなど、細かい部分まで審査されます。
また、提出されたドキュメントや説明文との整合性が取れているかも審査対象です。
同一のパッケージまたはブランドで複数のアプリの審査を同時に依頼する際には、重複しないように気をつけましょう。
ただし、1つずつすべてのアプリの審査を行うと時間がかかってしまいます。
少しでも時間を短縮するためには、まず1つのミニアプリだけ審査を依頼し、そのアプリが承認されたらまとめて他のミニアプリの審査を依頼してみてください。
STEP4|必要に応じて修正依頼
審査後でもなんらかの不備が見つかった際には、修正が必要となるケースもあります。
例えば本番用チャネルで正常に動作しなかったり、同意画面や本番環境で誤字脱字があったりするなどです。
修正が必要となったら迅速に対応し、再申請を行うようにしましょう。
STEP5|審査完了・公開
すべての審査を通過したら、LINEミニアプリの公開が許可されます。
「チャネル基本設定」タブ内にある「サービスを提供する地域」が日本に設定されていれば、そのプロバイダーは認証プロバイダーとなり、アカウント名の横にバッジがつくようになります。
また、承認後に「審査申請」タブから「検索可能にする」に変更すると、LINE内で自社のミニアプリが検索できるようになります。
ステータスが「反映済み」になってから30日以内に手動で「検索可能にする」を設定しなかった場合は、31日目の午前9:00(日本時間)に自動的に検索可能になります。
早めに検索対象としたい場合は、手動で設定しましょう。
LINEミニアプリが公開されたらユーザーからのフィードバックやアクセス状況などを分析し、必要に応じて改善をしていくことが大切です。
定期的なアップデート・保守によって、ユーザーから信頼されるアプリになります。
審査通過後の導入費用や月額費用について確認したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
LINEミニアプリの審査期間は?

LINEミニアプリでは、ガイドラインやルールへの準拠、アプリの動作、ユーザー体験、登録情報の正確性などが確認されるため、審査には一定の期間を要します。
通常、LINEヤフー株式会社による審査が終了するまでには、1〜2週間程度かかります。
万が一、審査で却下された場合は、修正後に再申請と再審査が必要になり、さらに数日かかる場合があります。
審査の完了日は事前に指定できないため、公開予定日が決まっている場合は余裕を持って申請することが大切です。
審査不要でLINEミニアプリを導入する方法はある?

LINEミニアプリの認証審査には1〜2週間程度かかるため、リリースまでの期間に不安を感じる場合もあるでしょう。
未認証ミニアプリとして利用を開始する方法や、パッケージ型サービスを活用して導入負担を抑える方法もあります。
ただし、認証済ミニアプリとして公開する場合は、原則としてLINEヤフー株式会社による認証審査が必要です。
ここでは、導入までの負担を抑えやすい方法について解説します。
パッケージ開発の場合
LINEミニアプリの審査期間を短縮して導入したい場合は、パッケージ型サービスの活用を検討するのも1つの方法です。
LINEミニアプリは、認証審査に通過すると認証済ミニアプリとなり、認証バッジの表示や一部機能の利用が可能になります。
パッケージ型サービスを利用する場合、ゼロから独自開発する場合に比べて開発負担を抑えやすく、比較的スムーズに導入しやすい点がメリットです。
ただし、あらかじめ用意された機能を利用する仕組みのため、独自機能を自由に追加したい場合には向かないことがあります。
必要な設定やデザイン調整を行うことで導入できるため、新しいサービスを比較的早く顧客に提供しやすくなります。
アイリッジでは、LINEミニアプリのパッケージ「Kit-Curu(キットクル)」を提供しています。
Kit-Curuは、スタンプカードを軸に、クーポンや友達招待などのキャンペーン施策を管理画面から設定できるサービスです。
また、来店数やクーポン受け取り数などのデータを取得できるため、施策改善に向けた分析にも役立ちます。
詳細は、Kit-Curu(キットクル)の公式ページを確認してみてください。
個別開発の場合
自社独自の機能や業務フローに合わせてLINEミニアプリを構築したい場合は、個別開発が適しています。
パッケージ型サービスと比べると、要件定義や設計、開発に時間がかかる場合がありますが、独自のUIや機能、既存システムとの連携などを柔軟に設計しやすい点がメリットです。
一方で、個別開発では開発範囲が広くなりやすいため、事前に必要な機能、公開までのスケジュール、運用体制を整理しておくことが重要です。
認証審査を見据える場合は、開発段階からガイドラインやポリシー、LIFF URLの確認などを考慮して進めましょう。
LINEミニアプリの審査に関するよくある質問

LINEミニアプリを提供する上で感じやすい疑問を回答を含めてご紹介していきます。
不安や疑問を解決するために役立ててください。
- Q. LINEミニアプリの審査期間はどれくらいかかりますか?
- LINEミニアプリの審査期間は、通常1~2週間程度です。申請が却下された場合は、修正や再申請、再審査が必要になるため、さらに数日かかります。審査の完了日は事前に指定できないため、リリース日から逆算して早めに申請するようにしましょう。
- Q. LINEミニアプリの審査に落ちる主な理由は何ですか?
- 審査で指摘されやすい主な理由は以下の通りです。
- 本番環境と審査環境のサービス内容・挙動に差異がある
- ガイドラインやルールに沿っていない
- LINEミニアプリポリシーに抵触している
- LINE Developersコンソールの登録情報に不備がある
- アイコン、読み込み中アイコン、セーフエリアなどの表示要件を満たしていない
審査前にチェックリストを確認し、サービス内容・登録情報・表示内容に差異がないかを確認しておきましょう。
- Q. 未認証ミニアプリと認証済ミニアプリの違いは何ですか?
- 未認証ミニアプリと認証済ミニアプリの最大の違いは、利用できる機能の範囲です。
未認証ミニアプリは認証審査に通過していないLINEミニアプリであり、一部機能が制限されます。
一方、認証済ミニアプリでは、サービスメッセージ、Custom Path、ユーザー端末のホーム画面へのショートカット追加、共通プロフィールのクイック入力、ヘッダーへのLINEミニアプリ名の表示などが利用できます。
ただし、共通プロフィールのクイック入力など、一部の機能は認証済ミニアプリであっても別途利用申請が必要になる場合があります。
- Q. LINEミニアプリの審査はなぜ必要なのですか?
- LINEミニアプリの認証審査は、ユーザーが安心・安全にLINEミニアプリを利用できる環境を保つために、LINEヤフー株式会社が実施しています。
審査では、LINEミニアプリポリシーや各種ガイドラインへの準拠、ユーザーの不利益につながる可能性、法令・規約・禁止事項に抵触するおそれがないかなどが確認されます。
審査を通過することで、ユーザー体験の品質を保ちながら、認証済ミニアプリとして提供できます。
- Q. 認証審査前にLINEミニアプリを導入する方法はありますか?
- LINEミニアプリは、未認証ミニアプリであれば認証審査を受ける前でも利用を開始できます。ただし、認証済ミニアプリと比べると、LINE内検索やサービスメッセージなど一部の機能は利用できません。
認証済ミニアプリとして利用したい場合は、原則としてLINEヤフー株式会社による認証審査が必要です。
なお、サービス提供会社によっては、すでに認証済みのLINEミニアプリパッケージを利用できる場合があり、アイリッジの「Kit-Curu(キットクル)」もその選択肢の1つです。
まとめ:審査内容を事前に確認して、LINEミニアプリをスムーズに導入しよう!

LINEミニアプリの審査では、LINE Developersコンソールの設定内容や、アプリの仕様、表示内容、ポリシーへの準拠状況などが確認されます。
申請前に必要な情報やチェック項目を整理しておくことで、差し戻しのリスクを抑え、公開までの流れをスムーズに進めやすくなります。
認証済ミニアプリとして公開することで、LINE上での表示名や検索導線、ユーザーからの見え方が整いやすくなります。
未認証ミニアプリでも利用できる機能はありますが、公開後の見つけやすさや信頼性を重視する場合は、認証済ミニアプリとして申請するかを検討しましょう。
LINEミニアプリの導入方法には、個別開発だけでなく、パッケージ開発を活用する方法もあります。
自社の目的や必要な機能、公開スケジュールに合わせて、適切な開発方法を選ぶことが重要です。
審査を含めて対応を相談したい方は、ぜひ下記をチェックしてアイリッジまでご相談ください。





