O2O事例:米国スターバックス「My Starbucks Rewards」
こんにちは!3月なのに、まだまだ寒い日が続きますね。
オツオは寒い日に、あま〜ぃ・あったか〜ぃコーヒーを飲みながら物思いにふけるのが好きです。
もちろん、コーヒーはスターバックスが一番!
スターバックスといえば、昨年話題となっていた米国スターバックスの「My Starbucks Rewards」をご存知ですか?
今回は、これからの展開も楽しみなMy Starbucks Rewardsについて、詳しく見ちゃいます!
アプリで商品を購入すると、ポイントが貯まる!
ポイントカードのアプリ化×ファンに嬉しい特典
使用イメージ
アメリカのスターバックスでは、スターバックスカードもしくはスターバックスのモバイルアプリで商品の支払いをするごとに1Starのポイントを貯めることができる「My Starbucks Rewards」というプログラムがあります。
集めたポイントはスターバックス店舗で無料で飲み物や食べ物と引き換えることができて、ポイントが貯まるごとにステージが「Welcome」、「Green」、「Gold」とレベルアップしたり、受けられるサービス内容もステージごとに変わるみたい!
アプリイメージ
アプリがポイントカードと支払いを一緒にしてくれるから、支払いがラク!だし、ポイントカードを持ち歩く手間も無し!
さらに、ポイントが貯まるごとにステージアップしていく楽しみもあり♪
スタバ好きのオツオとしては、何としても「Gold」ステージになって、自慢したい!!
ファンがお店に行く、更なる楽しみとなるロイヤリティプログラムだぁー★★
アプリで商品を購入すると、ポイントが貯まる!
さらにこのプログラムがすごいのは、My Starbucks Rewardsプログラムで集めたStarはスターバックスの店舗以外にも、食料品店で売られているスターバックスのコーヒーパッケージの購入にも使うことができるんだそうです。
例えば、近所にあるスーパーでスターバックスのコーヒー豆を購入しても、My Starbucks Rewardsロイヤリティ・ポイントになるんだって。
食料品店を含めた小売店でのスターバックス製品の拡販を見込んでるとかなんとか。
お客様自身のスターバックス・ファン度を目に見える形で提供しながら、
・アプリを使って“ポイントを貯める”ゲーム的な楽しみ
・ポイントが貯まるお得さ
・貯まれば貯まるほど自分が真のスターバックスファンになっていくような愛着心
を育てるとともに、ポイントが利用できる幅を広げることで小売店などの販売チャンネルを拡大でる… むーん、、よく考えられた内容です。
プログラム導入の効果がスゴイ!!
・モバイル決済の利用は毎週300万回以上!
・キャッシュ・フローの改善
・顧客行動履歴の分析
あわわぁ!ま、毎週300万回以上… しかも、スターバックスのプリペイドカードは、2012年の米国でのクリスマス商戦で一番数が売れた商品なんだって!
さらに、2013年の第一四半期だけで、お客様からのスターバックスカードへの入金は米国全店の売上約10%にあたる約1,000億円!!を超えたとかなんとか…
とにもかくにも、スターバックスはモバイル施策では圧倒的にすごいということだね。
しかもしかも、2013年5月時点で約3800億円の未使用残高があり、これは次年度以降も上昇する見込みなんだとか。
結果として、スターバックスはキャッシュフローがかなり健全な状態に保たれているみたい。
あとは、登録顧客の購買履歴を追うことで、ビッグデータ分析にも活用できるとか!
残念ながらスタバの公式アプリは日本国内には存在していませんが、My Starbucks Rewardsのモバイル戦略の今後が楽しみですね。
お誕生日月にはドリンク一杯無料とかもあるようなので、呪文メニューを唱えて新メニューに挑戦したいオツオでした。
それではみなさん、おっつ〜〜♪
参考:
①http://www.starbucks.com/coffeehouse/mobile-apps
②http://blog.feedforce.jp/archives/6620
③http://globalassets.starbucks.com/assets/3e61f7c0bd5c42469c5d0a5f074fad07.jpg
④http://blogs.wsj.com/corporate-intelligence/2013/07/26/starbucks-talks-about-its-future-more-food-more-digital/