東京オリンピック開催に向けてiBeaconが舞台裏でおもてなし
おっつ〜。オツオです。
東京オリンピック開催が決まってから、東京はもちろん、観光地や地方自治体でも準備がいろいろと進んでいるみたいだね。
今回はiBeaconを使った便利で安心なおもてなしをいくつか紹介するよ。
広大な東京駅を160個のiBeaconが案内する
「東京駅構内ナビ」ってアプリが、去年12月からスタートしたんだって。
東京駅って、使ったことあるかな?
僕は、旅行に行くときぐらいにしか通らないから、いつも迷うんだよね。
おまけに新しいお店や施設がどんどんできて、余計にわからなくなっちゃう。
このアプリはね、そんな僕みたいな人のためにできたようなもの。
今、自分が東京駅の中でどこにいるのか、そして、行きたい場所までは、どうやって行くのかルートを示してくれるんだって。
東京駅には、iBeaconの端末が約160カ所も設置されたんだって。
ユーザーのアプリがこの端末からの電波を受信して、現在地や行きたい場所までナビしてくれるってわけ。
歩く方向に合わせて画面が回転するので方向音痴の人でも大丈夫。
僕が一番いいなあと思ったのは、一番近いトイレの場所をナビしてくれること!!
東京駅に行ったら、ぜひ使ってみてね。
京都で788台の市営バスにiBeacon端末を設置
さて、次は、京都。日本を代表する観光地だね。
京都の市営バスは、788台すべてに、iBeaconの端末が設置されているんだって。
iBeacon端末が搭載されたバスが停留所に近づくと、停留所の専用ディスプレーにもうすぐバスが来ることが表示されるんだって。
スマホのアプリは使っていないので、個人がアプリをダウンロードする必要はないんだ。
あれ、バス停の到着案内表示って前からなかったっけ?
調べたら、以前のバス停の到着案内表示は無線を使ったアナログの表示だったんだって。
バスと直結しているわけではなく、情報を基地局に一旦集めてからバス停に送るシステムなんだね。
だからタイムラグも生まれるし、何しろ設置費用が莫大にかかったんだって。
iBeaconを使ったシステムも一旦は基地局に情報が集められるけど、停留所に接近した状態だと直接情報が送られるからとても正確なんだ。
そして、設置コストの大幅削減につながっているんだって。
京都では、オリンピックまでに主要な観光地として、おもてなしのレベルアップを図りたいとがんばっているよ。
軽井沢のリゾートでiBeaconが活躍 宿泊施設のスタッフの作業効率化
星野リゾートが運営する長野県の「星のや 軽井沢」では、客室と屋外に数十個のiBeaconの端末が設置されているんだって。
これは敷地内で働いているスタッフの動きをリアルタイムで把握するために導入されたものなんだ。
スタッフたちは、みな、iPhoneを身に付けた状態で仕事をしているんだよ。
それによって、現在どのエリアにどれぐらいのスタッフが仕事をしているのか、iBeaconを経由して地図上に表示されるんだ。
こうすることで、手薄なエリアと過剰なエリアが一目瞭然だよね。
東京オリンピックに向けて、今、国を挙げての観光産業の拡大が図られているよね。
オリンピックのころには、今の倍近い観光客が見込まれているんだって。
宿泊施設もこうしたシステムを使って、スタッフの作業効率の改善を進めていく必要があるみたいだね。
参考URL:
<東京駅>
http://www.jreast-app.jp/s-navi/
http://www.tabroid.jp/news/2014/12/jr-kounai-navi.html
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/285/285616/
<京都市営バス>
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1501/06/news093.html
http://www.aplix.co.jp/?p=11330
<軽井沢>
http://www.travelvoice.jp/20141217-33576
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/284/284320/
http://www.aplix.co.jp/?p=11711