iBeacon の新しいカタチ “Passive Beacon”って何?
おっつ~!オツオです。
おととしiPhoneにiBeaconが標準搭載されて以降、日本でも海外でもiBeaconの技術を使った便利でおもしろいモバイルアプリが続々と登場しているよね。
注目真っ只中のiBeaconだけど、早くも、その進化系が登場したよ。
スマホの代わりに店頭ディスプレイに情報発信
毎年1月にニューヨークで開かれる、小売業界の最先端技術を集めたショーがあるんだ。
そのショーで今年紹介されていた中に、iBeaconを使った店頭ディスプレイがあったよ。
“PassiveBeacon”っていうんだって。
日本語で言ったら“受動的ビーコン”っなんだけど、お店のアプリをダウンロードしているユーザーが入店すると、
店内に設置されたディスプレイに、そのユーザーのニーズに合わせた情報が表示されるというものなんだ。
ディスプレイ近くにはiBeaconが設置されていて、そのiBeaconからディスプレイに情報がプッシュ通知される仕組み。
ファッションブランドを例にとってみるよ。
ユーザーのこれまでの購入履歴のデータを元に服の好みを分析するんだ。
それに合わせて、今季おすすめ商品やお買い得情報をディスプレイにプッシュ通知するんだって。
画面をタップすると、違う色やサイズ展開も確認することができるよ。
ディスプレイ付近を通りかかったユーザーごとに、その人だけのための情報が表示されるんだ。
当然、人によって表示される画面は違うということになるよね。
さらにその情報は店員のタブレットにも送信されるから、店員は入店したユーザーが求めるものをすぐ把握することができるんだって。
スマホでも、iBeaconを使えば、同じことができるよね。
ではいえ、ユーザーがスマホをカバンにしまいっぱなしだったりした場合、プッシュ通知で送ったクーポンや商品情報をリアルタイムに見てもらえないという問題があったんだ。
PasiveBeaconは、この課題を解決する新しいiBeaconのカタチなんだよ。
これで確実に、ユーザーの元へ情報を届けられるね。
参考:
http://o2o.abeja.asia/abroad/post-7885/
http://www.mediapost.com/publications/article/241674/in-pocket-phone-beaconing-tapping-into-the-store.html
http://sapientnitroblog.com/tagged/technology-innovation
http://blog.mobstac.com/2015/01/3-beacon-ux-strategies-that-brands-will-benefit-from/