来店誘致とは?意味・具体的施策・例文を解説|成果を出すための成功ポイントも紹介

実店舗を運営する上で、「集客できているのに来店につながらない」「一度来たお客様が定着しない」といった悩みを抱えている方も多いでしょう。
こうした課題を解決するカギとなるのが「来店誘致」です。
来店誘致は、広告や情報発信を通じて、顧客に“実際に店舗へ足を運んでもらう行動”を促す取り組みを指します。
本記事では、来店を後押しするメッセージの具体的な例文をはじめ、新規顧客・リピーターそれぞれに効果的な来店誘致施策、さらに成果を高めるために押さえておきたいポイントなどをわかりやすく解説します。
店舗集客を強化したい方は、ぜひ参考にしてください。
来店誘致を仕組み化できれば、広告費に頼らない安定した集客基盤を築くことも可能です。
来店誘致とは?

来店誘致とは、店舗運営を手がける事業による集客を目的とした施策です。
新規顧客を呼ぶのはもちろん、再来店を促してリピーターを獲得できるようにしたり、店舗の好印象を周りに伝えてくれる常連客を育成できたりします。
来店誘致に向けた施策を行うことで、短期的に売上がアップするだけでなく、中長期的な視点で店のブランディングや将来的な事業拡大にもつながることから、積極的に取り組んでいきたい戦略といえるでしょう。
また、来店誘致施策を行うことで、商品やサービスの認知度向上や競合他社との差別化などを図ることも可能です。
来店誘致施策の中に競合他社と差別化できる部分を取り入れ、うまくアピールできれば、店舗の独自性が高まり特別感を顧客に抱かせることが可能です。
来店促進・来店誘引との違いと意味
来店誘致は「来店を促す取り組み全般」を指す言葉であり、「来店促進」や「来店誘引」とほぼ同義で使われます。
来店促進は売上向上を目的とした施策寄りのニュアンスが強く、来店誘引は心理的に引き寄せる意味合いを含みます。
本記事ではこれらを総称して「来店誘致」として解説します。
来店を促す言葉・メッセージの例文

新規顧客や一度は来店したことがある人に向けて、どのような言葉を送ると来店してもらえるのでしょうか?ここでは、具体的に来店を促す言葉・メッセージの例文を、業態や顧客の状況に合わせて紹介していきます。
また、「来店を促す」は以下のように言い換えられることもあります。
- 再来店を促す
- 来店を後押しする
- 来店を誘導する
- 来店を訴求する
などと言い換えられることもあります。
飲食店向けの来店促すメッセージ例文
飲食店で来店誘致をする場合、初回限定の割引クーポンの配布やリピーター向けに季節のおすすめメニューの紹介、周年イベント・季節ごとのキャンペーンに関する情報発信などが有効です。
このとき、目的に合わせて適切なメッセージを送ることが重要となってきます。
例えば新メニューの告知をする場合、文章だけでもメニューをイメージできるように表現することが大切です。
【例文】
「○月○日より、春の新メニューが登場!今回は菜の花をふんだんに使った『菜の花とカリカリベーコンのパスタ』と、静岡県産・紅ほっぺを使った『イチゴパフェ』をご用意しております。
どちらも春らしい一品に仕上げました。4月末までの限定メニューなので、ぜひこの機会にご堪能ください!」
飲食店のリピート率を高める具体的な施策や平均値については、以下の記事で詳しく解説しています。
アパレル向けの来店促すメッセージ例文
アパレル店舗を運営している場合、顧客との信頼関係を構築することで来店を誘致することが可能です。
新作の入荷情報やシーズンのトレンド情報、会員限定のセール情報などは来店誘致に適した内容といえます。
また、客足が遠のきやすい雨の日は、限定セールやポイントアップなどの情報を配信すると、雨の日でも来店を促せるでしょう。
【例文】
「本日はあいにくの天気となりますが、いかがお過ごしでしょうか?
当店は本日雨の日限定のキャンペーンを実施中です!
足元の悪い中ご来店いただいた方に、感謝を込めてお買い物ポイントを通常の2倍付与いたします。
近くにお越しの際は、雨宿りついでにぜひ当店へお立ち寄りください!」
アパレルショップの売上向上施策や来店促進の具体策については、以下の記事で詳しく紹介しています。
美容院・ネイルサロン向けの来店促すメッセージ例文
美容院やネイルサロンは顧客ロイヤルティを高めるのに、メッセージ配信が効果的です。
クーポンなどで新規顧客は来店するものの、再来店を促すのに悩んでいる方は、新規で来店した方向けに来店のお礼を伝えるメッセージを配信してみましょう。
来店のお礼を伝える際は、単に来店への感謝を伝えるだけでなく、スタイリングや施術後のケアについてアドバイスを行うと、顧客満足度も高まります。
【例文】
「○○様 先日はご来店いただきましてありがとうございます!
はじめてアッシュカラーに挑戦ということでしたが、○○様にとてもお似合いでした。
ご家族・ご友人の反応はいかがでしたでしょうか?
アッシュカラーの色落ちを防ぐ方法として、熱を与えすぎないのがポイントとなります。
例えば熱いお湯で流すよりも、人肌と変わらないぬるま湯(37~38℃)にしたり、ドライヤーも熱くなりすぎないよう髪から離して乾かしたり、コテは低温(120~160℃)もしくは高温で手早く済ませるのがおすすめです。
その他、わからないことがあればお気軽にご相談ください!
またのお越しをスタッフ一同お待ちしております。」
美容院・ネイルサロンにおけるリピーター増加施策の詳細やリピート率の目安については、こちらの記事をご参照ください。
ジム・習い事向けの来店促すメッセージ例文
ジムや習い事を提供している店舗の場合、来店率を高めるためにもメッセージ配信が効果的です。
例えばレッスンに空きがある場合、プッシュ通知やSMSなどでメッセージを配信すれば、来店につながる場合もあります。
【例文】
「現在、○月○日 16:00~のレッスンに空きがあります!
お申し込みを希望される方は、以下の予約ページからご確認ください。」
また、予約日時の前日にリマインドを配信することで、キャンセルの有無を事前に確認することも可能です。
顧客側もリマインドがあることで予約を入れていることを忘れずに済みます。
【例文】
「○○様 ご予約の日時が近づいてまいりました。
以下の予約内容をご確認いただけますと幸いです。
- 予約日時 ○月○日16:00~
- レッスン内容 ○○
予約日時の変更・キャンセルは、以下のページから申請いただけます。」
しばらく来店のないお客様へのフォローメッセージ例文
一度来店したことがあるものの、その後しばらく来店のないお客様には、フォローメッセージを送ることで再び来店につながる場合もあります。
フォローメッセージは、まずお客様に思い出してもらうことが重要です。
ただし、複数の案内・提案を一度に伝えようとすると、相手も混乱してしまうので、シンプルな情報に絞り込むようにしましょう。
【例文】
「○○様 厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
当店では現在、7月・8月の限定メニューとして、涼し気な見た目と爽やかな味わいが特徴の『○○』をご用意しております。
お気軽にご利用いただけるよう、割引クーポンを添付いたしました。
ぜひこの時期だけの限定メニューをお試しください!
またのご来店、心よりお待ちしております。」
来店促進DM・手紙の例文
紙のDMや手紙は、近隣住民やデジタル接点が少ない顧客への来店誘致に有効です。
文面は「思い出してもらう→特典→来店理由」の順にシンプルにまとめましょう。
【例文】
「○○様
いつもご利用ありがとうございます。
最近お会いできていないため、お声がけさせていただきました。
今月はご無沙汰の方向けに、○月末まで使える『○○特典』をご用意しています。
お近くにお越しの際は、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
スタッフ一同お待ちしております。」
新規来店者を増やすための来店誘致施策6選

新規来店者を増やすためには、店舗の存在を知ってもらい、「行ってみたい」と感じてもらう導線づくりが欠かせません。
特に来店前の情報収集は、検索エンジンやSNS、口コミサイトなどオンライン上で行われるケースが増えています。
そのため、複数のチャネルを組み合わせて接点を増やし、来店につながるきっかけを用意することが重要です。
ここでは、新規顧客の獲得に効果的な来店誘致施策を6つ紹介します。
MEO対策で地域の検索ユーザーを取り込む
MEO(Map Engine Optimization)対策は、「地域名+業種」「近くの○○」といった検索を行うユーザーに向けて、店舗情報を表示させるための施策です。
近年はスマートフォンから「近くの〇〇」と検索するユーザーが増えており、地域検索対策は来店意欲の高い層へ直接アプローチできる重要な施策といえます。
Googleビジネスプロフィールを最適化することで、来店意欲の高い地域ユーザーに直接アプローチできます。
具体的には、店舗名・住所・営業時間などの基本情報を正確に登録することに加え、写真や投稿、口コミへの返信を充実させることが重要です。
検索結果の地図枠に表示されることで、電話や経路案内につながりやすく、即来店を狙える点が大きなメリットといえます。
SNSアカウント運用で店舗の認知拡大を図る
SNSは、店舗の雰囲気や魅力を視覚的・感情的に伝えやすい来店誘致施策です。
商品やサービスの紹介だけでなく、スタッフの様子や日常の取り組み、期間限定キャンペーンなどを発信することで、親近感や信頼感を高められます。
特に新規顧客にとっては「どんな店かわからない」という不安が来店のハードルになりがちです。
SNSで継続的に情報発信を行うことで、その不安を解消し、来店のきっかけを作れます。
ハッシュタグや位置情報を活用すれば、まだ店舗を知らない層へのリーチも期待できるでしょう。
SNSアカウントを活用した施策として、「SNSブランディング」について知りたい方は、以下の記事もぜひご参照ください。
Web広告とポータルサイトで来店意欲の高い層に訴求する
Web広告や業種別ポータルサイトは、すでに商品やサービスに関心を持っているユーザーへ効率的にアプローチできる手段です。
検索連動型広告で今すぐ利用したい層を狙ったり、ポータルサイトに店舗情報を掲載して比較検討段階のユーザーに訴求したりすることで、新規来店につながりやすくなります。
また、クーポンや初回特典を組み合わせることで、来店の後押しが可能です。
掲載費用・広告の制作費用などはかかってしまうので、費用対効果を意識しながらターゲットや目的に合った媒体を選定することが、新規顧客を増やすポイントとなります。
ホームページを整備して来店前の不安を取り除く
ホームページは、来店前にユーザーが最終確認を行う重要な情報源です。
アクセス方法や営業時間、料金、サービス内容がわかりにくいと、それだけで来店を見送られてしまう可能性があります。
そのため、店舗の基本情報をわかりやすく整理し、はじめての人でも迷わず理解できる構成にすることが大切です。
また、店内写真や利用の流れ、よくある質問(FAQ)を掲載することで、「どんな雰囲気なのか」「自分でも利用できそうか」といった不安を解消できます。
スマートフォンからの閲覧を前提に、見やすさや表示速度にも配慮することで、来店誘致の効果を高められるでしょう。
紙のチラシやDMでオフライン層にも情報を届ける
オンライン施策が主流になっている一方で、紙のチラシやダイレクトメール(DM)は、特定の地域や年齢層に対して今も有効な来店誘致施策です。
特に近隣住民や高齢層など、WebやSNSを積極的に利用しない層へのアプローチや、地域密着型をアピールする店舗には、オフライン施策が来店の大きなきっかけになります。
配布エリアやターゲットを明確にした上で、地図や連絡先、来店メリットを簡潔にまとめることが重要です。
期間限定の特典や割引を記載することで、行動を促しやすくなります。
キャンペーン施策で来店のきっかけをつくる
新規来店者にとって、「今行く理由」を用意することは重要です。
そこで効果的なのが、期間限定キャンペーンや初回特典などの施策になります。
割引やプレゼントだけでなく、体験型イベントや季節に合わせた企画なども、来店のハードルを下げる要素になります。
例えば「試食会・試着会」「ワークショップ」「季節限定フェア」などの体験型イベントは、来店のハードルを下げやすく、新規獲得にもつながります。
キャンペーン内容はわかりやすく、メリットが一目で伝わるように設計しましょう。
WebやSNS、チラシなど複数の媒体で告知することで認知を広げ、成果の最大化を図ります。
来店誘致を成功させるためには、施策だけでなく「ユーザーがどのような体験を評価しているのか」を把握することも重要です。
また、来店を促すキャンペーン施策を設計するうえでは、ユーザーがどのような体験を評価しているのかを把握することも重要です。
店舗アプリにおいて、実際にユーザーが「使いやすい」と感じるポイントや、来店につながるUX要素をまとめた最新の調査資料をご用意しています。
▼ユーザーが評価する「使いやすさ」のポイントがわかる!
【2025年版】アプリUX利用実態調査(店舗アプリ・ファストフード編)
【2025年度版】アプリUX利用実態調査(店舗アプリ/生活雑貨編)
来店につながるUX設計を検討している方は、ぜひご活用ください。
リピーターを増やすための来店誘致施策6選

リピーターを増やすためには、単に来店回数を重ねてもらうだけでなく、「また行きたい」「次もこの店を選びたい」と感じてもらう仕組みづくりが重要です。
新規顧客に比べ、既存顧客は来店ハードルが低く、安定した売上につながりやすい特徴があります。
そのため、来店後のフォローや継続的な接点づくりを意識した来店誘致施策が欠かせません。
ここでは、顧客との関係性を深め、再来店を促すための代表的な施策を紹介します。
ポイントカードを活用して継続来店を促す
ポイントカードは、リピーター施策の中でも導入しやすく、効果がわかりやすい手法です。
来店や購入ごとにポイントが貯まる仕組みを用意することで、「あと少しで特典がもらえる」という動機が生まれ、再来店につながりやすくなります。
紙のカードだけでなく、デジタルポイントに対応することで、紛失防止や管理の手間削減にもつながります。
特典内容は割引やサービス追加など、顧客にとって魅力的かつわかりやすいものを設定することがポイントです。
ただし、全国の店舗で使える共通ポイントを導入しても、自店舗以外で使われる可能性があることから、店舗独自のポイント制度を活用するのがおすすめです。
ポイントカードアプリの作成方法については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
ランクアップ制度で常連化を後押しする
ランクアップ制度は、来店回数や利用金額に応じて会員ランクが上がる仕組みで、顧客の継続利用を自然に促せる施策です。
ランクが上がるごとに特典や優遇サービスが増えることで、「もっと利用したい」という心理が働き、常連化につながります。
重要なのは、ランク条件や特典内容を明確にし、達成までの道筋をわかりやすく示すことです。
過度に複雑な制度は逆効果になるため、シンプルで続けやすい設計を心がけましょう。
店舗アプリの導入で来店接点を増やす
店舗アプリは、顧客と継続的につながるための有効なツールです。
アプリを通じてクーポン配信やキャンペーン告知、プッシュ通知による来店リマインドを行うことで、来店のきっかけを定期的に提供できます。
また、ポイント管理や予約機能、来店履歴の確認などを一元化することで、顧客の利便性も向上します。
ただし、店舗アプリを導入したくても、アプリを制作するノウハウがないとお悩みの方もいるはずです。
そこでおすすめなのが、アイリッジの「APPBOX」になります。
APPBOXならシンプルな機能がモジュールで標準搭載されており、低コストから導入することが可能です。
また、店舗アプリを導入するメリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
メールマガジンで定期的に接点を持ち続ける
メールマガジンは、既存顧客と継続的にコミュニケーションを取るための基本的な来店誘致施策です。
一度来店した顧客に向けて、新商品やサービスの案内、キャンペーン情報、店舗からのお知らせなどを定期的に配信することで、顧客の記憶に店舗を残し続けることができます。
ただし、配信頻度が多すぎると敬遠される原因になるため、月数回など無理のないペースを維持することが重要です。
顧客属性や来店履歴に応じて内容を出し分けることで、より効果的な再来店促進につながるでしょう。
プッシュ通知で来店のタイミングをつくる
プッシュ通知は、アプリやLINE公式アカウントなどを通じて、即時性の高い情報を届けられる手法です。
期間限定クーポンや空き時間の案内、天候や曜日に合わせたお知らせなどを配信することで、「今行こう」という行動を後押しできます。
ただし、頻繁すぎる通知はブロックや解除につながるリスクもあります。
配信内容とタイミングを厳選し、顧客にとって価値のある情報だけを届けることが成功のポイントです。
プッシュ通知の効果をさらに高めるためのポイントが知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。
顧客体験の質を高めて「また行きたい」を生み出す
どれだけ来店誘致施策を行ったとしても、店舗での体験が期待を下回ってしまえば、リピーターは増えません。
接客の質や店舗の清潔感、サービスを提供する際のスムーズさなど、来店中の体験全体を見直すことが重要です。
また、顧客の声を積極的に取り入れ、改善を重ねることで満足感はさらに高まります。
良質な顧客体験によって自然な口コミも生まれ、新たな来店誘致につながるという好循環を生み出せるようになります。
リピーターを安定的に増やすためには、単発の施策だけでなく、アプリやデジタル施策を組み合わせた継続的な仕組みづくりが重要です。
リピーター獲得の全体設計や、アプリを活用した再来店促進の具体的な方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
来店誘致施策の効果を測定する際の指標

来店誘致施策をただ実行するのではなく、一定期間を過ぎたら効果を測定することが大切です。
効果を測定することで、次の来店誘致施策に向けた改善策を練ったり、新たな施策につなげたりできます。
ここでは、来店誘致策の効果を測定する際に使われる指標を紹介します。
来店数
来店数は、施策を実施したことで来店したお客様がどれだけ増えたかを把握するための指標です。
来店数は施策だけでなく、経済状況や天気、立地など、さまざまな要因に影響されやすいです。
来店数を集計する方法としては、入店カウンターやピープルカウンターの活用が有効です。
入店カウンターは店舗の出入り口付近にセンサーを設置し、顧客の入店数を計測します。
ピープルカウンターは天井に設置したカメラやセンサーなどから店舗内にいる顧客の滞留と通過状況などを計測できるシステムになります。
再来店率
再来店率は、来店したお客様のうちどれくらいが再来店なのかを測るための指標です。
特に再来店を促すための施策を実施した際には、再来店率を指標に設定し、効果がどれくらいあったのか測定することが大切です。
再来店率にも「リピート率」と「リピーター率」があり、リピート率は新規顧客数におけるリピーター客の割合、リピーター率は1カ月間の顧客数の中でリピーターがどれだけいるかの割合を示します。
リピート率の場合は「月間リピート人数÷累計新規顧客数×100」、リピーター率は「月間リピート人数÷月間総顧客数×100」で求めることが可能です。
客単価
客単価は、顧客1人あたりの平均購入金額です。
客単価×客数によって売上が決まるため、店舗を運営する上で重要な指標となってきます。
「一定期間の総売上÷同期間の総顧客数」で求めることが可能です。
客単価が上がれば客数が増えなくても売上をアップさせることが可能です。
また、客単価の分析によって収益性を把握でき、経営戦略も立てやすくなります。
コンバージョン率
店舗におけるコンバージョン率とは、来店したお客様のうち実際に商品・サービスを購入した人の割合を指します。
リアル店舗でコンバージョン率が高い場合、施策の効果が把握しやすいだけでなく、販売効率を最適化できていることがわかります。
ただし、コンバージョン率を把握するのに効果検証が難しい点はデメリットです。
リアル店舗の場合は来店した顧客数に加え、その人が購入したかどうかを調べる必要があります。
入店カウンターなどの活用と売上を確認しながら、コンバージョン率も把握しておきましょう。
顧客満足度
来店誘致施策に対してお客様がどれだけ満足しているかを示す指標です。
顧客満足度が高ければ高いほど良い口コミがつきやすく、リピート率の向上にもつながります。
一方で、顧客満足度が低くなってしまうと、リピート率の低下に加えて口コミによりマイナスな情報が広まる可能性があります。
顧客満足度は数値化させるのが難しいため、アンケート調査や電話・インタビューを活用した調査を行うのが一般的です。
顧客満足度についてより詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。
キャンペーン反応率
キャンペーン反応率は、来店誘致施策のキャンペーンに対して、どれだけの顧客が反応したかを示すための指標です。
一般的にキャンペーンに対する反応を対象者の数で割って計算します。
キャンペーン反応率を測ることで、キャンペーンや広告の効果を数値的に評価できるだけでなく、高い反応率を示すキャンペーンに予算を多く割り当てたり、顧客が今何に関心を持っているか把握できたりします。
来店誘致を成功させるためのポイント

来店誘致を成果につなげるためには、施策を闇雲に実施するのではなく、全体設計と運用の考え方が重要になります。
オンライン・オフラインを問わず、顧客視点で導線を整理し、継続的に改善を重ねることで、安定した来店につながります。
ここでは、来店誘致を成功させるために押さえておきたいポイントを解説します。
ターゲットを明確にする
来店誘致施策の第一歩は、「誰に来てほしいのか」を明確にすることです。
年齢層や性別、居住エリア、利用シーンなどを具体的に設定することで、発信するメッセージや選ぶ媒体が適切になります。
ターゲットが曖昧なままでは情報が刺さらず、来店につながらない可能性もあります。
ターゲット層を決めるときはPOSデータや会員情報、アンケート結果などを活用し、施策を使い分けるのがおすすめです。
短期と長期の施策を使い分ける
来店誘致には、効果が比較的すぐに出やすい短期施策と、時間をかけて効果を高める長期施策があります。
キャンペーンやクーポン配布は短期的な集客に有効であり、SNS運用やMEO対策、顧客体験の改善は長期的な来店増加につながります。
目的や状況に応じて施策を使い分け、短期・長期を組み合わせて運用することで、安定した集客基盤を構築できるでしょう。
競合との差別化を図る
来店誘致を成功させるためには、「なぜこの店を選ぶべきか」を明確に伝える必要があります。
立地や価格だけでなく、サービスの特徴や接客、独自の強みを洗い出し、他店との違いを打ち出しましょう。
差別化ポイントが明確であれば、顧客の記憶に残りやすく、比較検討の段階で選ばれやすくなります。
店舗の強みを一貫して発信することが重要です。
効果測定と改善を繰り返す
来店誘致施策は実施して終わりではなく、効果測定と改善を繰り返すことが欠かせません。
来店数や再来店率、クーポン利用率などの指標を確認し、どの施策が成果につながっているのかを把握しましょう。
データをもとに改善を重ねることで、無駄な施策を減らし、費用対効果の高い来店誘致が実現できます。
O2O・OMO施策を活用する
O2O(Online to Offline)やOMO(Online Merges with Offline)施策は、オンラインと実店舗をシームレスにつなぐ考え方です。
WebやSNSで情報収集したユーザーが、違和感なく来店できる導線を設計することが重要です。
例えば、オンラインでクーポンを取得し、店舗で利用できる仕組みや、来店履歴をもとに次回の提案を行うなど、顧客体験を一貫させることで来店誘致の効果を高められます。
ただし、O2O・OMOの施策は短期的な売上向上には直結せず、長期的な運用によって効果を得やすいものです。
そのため、長期施策の1つとして導入するのがおすすめです。
マーケティング戦略として取り入れられている「OMO」がどのような施策なのか、以下の記事で詳しく解説しています。
ここまで紹介してきたように、来店誘致は単発のキャンペーンではなく、顧客体験(UX)を軸に継続的な仕組みとして設計することが重要です。
特に店舗アプリを活用することで、来店前・来店中・来店後の体験を一貫して設計でき、リピーター育成やOMO施策の強化にもつながります。
来店誘致を仕組み化して継続的に集客を実現しよう

来店誘致は集客数の増加や売上アップなども目指せる戦略の1つです。
来店誘致施策といってもさまざまな方法がありますが、店舗アプリを導入することでプッシュ通知やポイントカード制など、複数の施策を一度に進めることができます。
また、アプリによってオンラインとオフラインのチャネルを分けられるため、OMO戦略にも活用できます。
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