ディズニーランドで大人気のあのプロジェクションマッピングがO2Oにも使える

おっす!オツオです。20151112_o1
11月に入って街中の飾り付けや商品の展示なんかが、早くもクリスマスカラーに染まってきたね。
イルミネーションと共に、最近、日本でもいろいろな場所で使われるようになったのが3Dの映像を投影するプロジェクションマッピング。
ディズニーランドのシンデレラ城に映し出される映像は有名だよね。

こんな風に日本ではイベントやアミューズメントパークで使われることが多いんだけど、海外ではビジネスシーンでもよく使われているんだって。

 

店舗に商品が1つしかなくてもOK O2Oが実現するワケとは

今回紹介するのは、ロシアのメディアデザインスタジオ・Radugadesignの取り組み。
店舗内で使えるプロジェクションマッピングの企画をしているよ。

http://o2o.abeja.asia/wp-content/uploads/vizera2-1.gif

例えば3Dの映像をダイニングチェアに投影する。
家具って同じデザインでも本体や座面の色違いが何種類かあることが多いけど、ほとんどの場合は展示されているのは1種類か2種類だけで、残りはカタログで済まされることが多いよね。
でもプロジェクションマッピングを使えば、全種類お客さんに”見て”もらうことが可能だよ。
店舗に置いた1種類のチェアに映像を投影することで、すべての色の組み合わせを目の前で再現できちゃうんだ。
これが店舗に足を運んでもらうきっかけになる。

 

車などの大型商品やファッションショーで力を発揮する

限られたスペースに何台もの車を置かなくては商売にならないのが、カーディーラー。
カタログだけで車を買ってくれるお客さんって、ほとんどいないよね。
どんなに大きな店舗でも、全車種が展示されていたとしても、色に関しては1車種につき1色が限度だよね。
パソコン上で営業マンが赤だとこれ、黒だとこれ、と車体の色を変えて示してくれるものの、パソコン上ではイメージが掴めたような掴めないような・・・。
ここでも大活躍するのがプロジェクションマッピングなんだ。

 

実際の車体を使って色の違いを見ることができれば、スペースが有効活用できるだけでなく、お客さんも安心して買うことができるよね。

アメリカのアパレルブランドTrukfitの展示会でも、プロジェクションマッピングが使われたことがあったよ。
白い無地のTシャツを着たマネキンに、次々と新作の映像が投影されていくんだ。
数秒で映像を切り替えていけば、少ないマネキンでもたくさんの組み合わせを見せることができるよ。

http://cdn.psfk.com/wp-content/uploads/2012/10/trukfit-projection-mapping.jpg

実店舗だけでしかできない体験を

O2Oは実店舗への誘導の実現が本来の意味だけど、プロジェクションマッピングはそれだけじゃないんだ。
店舗に来るお客さんを楽しませてくれる、ネット上では体験できないような感動を与えてくれるという意味でもとっても魅力的なんだよ。
「商品の実物を見ることが可能」ということだけでなく、「リアル店舗でしか体験できない魅力」がプラスアルファ付いてくることが、これからのO2Oには必要なのかもしれないね。

 

参考
http://o2o.abeja.asia/abroad/11201/
http://o2o.abeja.asia/omnichannel/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A6%E6%80%96%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%9F%EF%BC%81%E3%80%8C%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7/
http://www.psfk.com/2012/10/lil-wayne-mannequins-projection-mapping.html

 

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