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年末商戦O2O成功のポイント ディスカウントか?それともシームレスか?

どうも!オツオです。20151119_o1
アメリカの小売業は年末商戦に向けて新たなO2O戦略をスタートをさせたよ。
大手チェーンストアの取り組みを紹介するよ。

 

ウォルマートは“シームレス”にこだわったアプリを展開

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アメリカの大手チェーンストアのウォルマートが年末商戦に向けてアプリに追加したのは、「モバイル・チェックイン(Mobile Check-In)」っていう機能なんだ。

オンラインで購入した商品をお店で受け取る時に、「今からピックアップします(I’m ready)」っていうボタンをタップすると、商品がすぐに準備されてピックアップカウンターですぐに受け渡してもらえるものなんだって。
お客さんを待たせないための新機能なんだ。
ウォルマートがこだわり続けているのは、こんな“シームレス・ショッピング”なんだ。

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ウォルマートがオンラインで購入→お店で受け取りというO2O戦略を重視するのは、お客さんが商品をピックアップしにきた時、お店でも食品や日用品といったさらなる買い物をしてもらうチャンスを作りたいからなんだ。
だから、ウォルマートでは、年末商戦でもオンラインショッピングで送料が無料になるのは50ドル以上購入の場合。
お店で受け取りはもちろん無料だから、送料を気にするお客さんはお店に来店することになるよね。

 

ターゲットはやっぱり安さで勝負!

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これと真逆の対応をしているのが同じ業界のターゲット。
11月と12月の年末商戦は全品送料無料のサービスを始めたよ。
また、ウォルマートと同じように、オンラインで買ったものをお店でピックアップできるサービスもあるんだって。
アプリで最寄りの店を選択して商品を注文・購入すると、1時間以内に商品が用意されて、指定したお店の前で車から降りずに商品を受け取れるんだって。

http://4.bp.blogspot.com/-EVu5BwGTvc0/VLbDzD9sAwI/AAAAAAAA0As/sJwGWFXAOws/s1600/Capture.PNG

 

車から降りずに?
それでは、お店でさらなる買い物は期待できなさそう・・・と思ったら、ターゲットは安さにこだわったO2O戦略を持っているんだって。
10アイテムまでという条件付だけど、購入したい商品をアプリのリストに加えておくことができる。
それらを購入する時、お店まで行ってレジでバーコードをスキャンしてもらうと、なんと値引きしてもらえる仕組みなんだって。

値引き率は5~10%。商品によって値引き期間が違うけど、期間中なら何度でもリスト中の商品を値引きしてもらえるんだ。
これなら確かにお店に足が向くね。
実際、この方法でターゲットはO2Oによる集客に成功しているみたい。

さて、今年の年末商戦の軍配はどちらのO2O戦略に軍配が上がるかな?

 

 

参考
http://blog.livedoor.jp/usretail/archives/51980138.html
http://blog.livedoor.jp/usretail/archives/51980230.html
http://blog.livedoor.jp/usretail/archives/51950925.html

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