企業のBeacon活用事例まとめ
広がる企業や自治体のBeacon活用の取り組みについて、最近のトピックスをまとめてご紹介いたします。
インバウンドにも対応!スマホで簡単注文
「スマホ置くだけで注文完了!帝人、飲食店でシート型ビーコンを初採用」
東京・台場の東京ジョイポリス内の飲食店で、シート型ビーコン「ペーパービーコン」と、米Putmenuが開発した10言語対応の飲食店向けオーダーシステム「Putmenu」を組み合わせたシステムを1月から導入しました。
注文方法はいたって簡単です。
カフェ入り口そばのオープンスペースに設置されたQRコードを読み取ると、PaperBeaconメニューと対応言語やアプリをダウンロードできます。
アプリ内でオーダーしたいメニューを選んだら、「ペーパービーコン」の上にスマホを乗せ、注文が完了します。
店舗スタッフは、どのテーブルからの注文なのかも把握できる仕組み。
お客さんにとってもお店にとってもオペレーションが減り、外国人観光客にとっても簡単にオーダーができて便利な仕組みですね。
注文から決済までアプリで完結できると、更に利便性が高まります。
Beconを活用した「HMVアプリ」
「HMVにビーコン設置、棚の位置や商品在庫を確認できるアプリ提供開始」
https://iotnews.jp/archives/12157
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000012737.html
2015年11月19日(木)に渋谷モディ内5F〜7Fにグランドオープンした「HMV&BOOKS TOKYO」では、「HMVアプリ」でBeaconを活用した様々な施策がスタートしました。
ビーコン設置店舗内の「HMV Wi-Fi」に接続することで、楽曲の視聴、お気に入りに追加した商品の在庫確認や棚位置マップの閲覧ができます。
また、店舗限定のクーポン、スタッフレコメンドやキャンペーン情報も配信されます。
店舗に行くだけでお得なポイントがどんどんたまるJA全農アプリ
「JA全農」
https://moduleapps.com/mobile-marketing/zennoh-app/
JA全農が、取り扱う国産農畜産物や商品を多様なチャネルを活用して消費者に広く消費してもらうためのオムニチャネル戦略の一環として、アプリの提供を開始しました。
JA全農グループ直営の飲食店にはBeaconが設置されていて、ランチやディナーで利用すると来店ポイントが付与され、アプリ内でお得なクーポンに変えられるという取り組みです。
ピンポイントでお勧め情報を教えてくれる バイトルアプリ
「バイトルプッシュ 約30m圏内を通過した求職者のスマートフォンへ、お仕事情報を配信」
http://www.baitoru.com/contents/info/20151124.html
ユーザーの位置情報と店舗に設置されたBeaconの情報を元に、毎日ユーザーに適したバイトの求人情報をお知らせしてくれます。
「バイトル」のアンケート調査によると、回答者の約8割が自宅の近くでアルバイトを探したいと答えたそうです。
ユーザーの位置情報だけでなく、Beaconの活用により店舗単位でのお勧めをしてくれるのは便利ですね。
Beaconを活用した全国最大規模の子ども見守り実証が開始
「箕面市とotta、ビーコンIoTを活用した見守りシステム実証事業で合意!小中学生約11,000人に端末無料配布」
http://beaconlabo.com/2016/02/2145/
箕面市が、アプリとBeaconを活用した低コストでの地域による見守りを実現する「スマート見守りシティ構想」の実現に向け、全国最大規模の実証事業の推進に合意したことを発表しました。
見守り対象である子どもにBeacon端末を所持させ、保護者にその位置が通知されるもの。
学校、公共施設、商店街などの民間施設や家庭に設置された固定の検知端末や、専用アプリをダウンロードしたスマートフォンが、見守り対象者の携行する小型端末が発信するビーコン信号を検知することによって位置情報を取得しています。
子どもの現在位置がアプリを通じてリアルタイムで分かるのは、保護者の安心、さらには地域の安全へも繋がりますね。