FinTech(フィンテック)、O2O関連でチェックしておきたい記事まとめ(2016年5月)
2016年5月に発表されたニュースのなかで、FinTech、O2O関連でチェックしておきたい話題をピックアップしてご紹介します。
みずほ銀行がフィンテックを活用した次世代店舗をオープン
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016051600527&g=eco
みずほ銀行は16日、フィンテックを取り入れた次世代型店舗の1号店を東京駅前にオープンさせました。
店頭には、日本IBMの人工知能「ワトソン」が搭載されて会話機能がさらに進化したソフトバンクの人型ロボット「Pepper(ペッパー)」が設置されており、当面は宝くじについての情報を提供してくれます。
銀行のフィンテックを店舗オペレーションに活用する動きが増えています。
ペッパー+ワトソンの進化で、ゆくゆくは無人窓口の店舗ができる日がくるかも知れないですね。
フィンテック会議が始動 金融庁、関連企業後押し
http://www.fsa.go.jp/news/27/sonota/20160511-1.html
金融庁は16日、ITを使った先進的な金融サービス「フィンテック」関連のベンチャー企業の誕生や育成を後押しする方策を話し合う有識者会議の初会合を開催しました。
フィンテック分野では欧米が先行していますが、日本から有力なベンチャー企業が誕生する環境を整えるため、必要に応じた規制緩和などを検討していく予定です。
メンバーには米マサチューセッツ工科大(MIT)メディアラボの伊藤穣一所長や、人工知能に詳しい東大大学院の松尾豊准教授らが選出されており、会議は月1回程度のペースで開催される予定です。
欧米では金融危機後にITベンチャーが金融業界に続々進出し、スマートフォンを使った簡単な代金決済などのユニークなサービスが急成長しています。
日本でも銀行とITベンチャン―との連携が徐々に進んでいて、今後のフィンテック分野での成長に期待が持てます。
ドミノピザの新サービス「GPS DRIVER TRACKER」がスタート
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000006501.html
ドミノピザでは、注文したピザの配達状況を地図上で確認することができる新サービス『GPS DRIVER TRACKER』の本格運用を開始しました。
デリバリー状況追跡サービスの導入は、業界初となります。
『GPS DRIVER TRACKER』は、ピザの注文後に注文したピザの調理工程がわかるPizza Trackerを確認した後にスタートします。
Pizza Trackerの画面が“DELIVERY”に達すると、自動的に『GPS DRIVER TRACKER』の画面へ移動し、注文したピザの配達状況や届ける場所までの道順、到着までの予定時間がマップ上で確認できます。
マップ上で注文したピザがどんどん近づいてくるワクワク感が楽しめて、友人や家族と盛り上がることもできるので面白いですね。
また、「あとどれくらい時間がかかるのかな?」といったイライラも解消されます。
業界の中でも先を行くドミノピザのO2Oを活用した取り組みが今後も楽しみです。
スマホと一体化した百貨店「枚方T-SITE」、5月16日にオープン
http://real.tsite.jp/hirakata/
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、大阪府枚方市の枚方市駅前に「枚方T-SITE」を5月16日にオープンさせました。
「枚方T-SITE」は、デジタルサービスが融合したスマホひとつで楽しむことができる最先端の百貨店です。
専用アプリ「T-SITE Passport」を利用すると、スマホがTカードとして使えるようになります。
またTSUTAYA・蔦屋書店で取り扱っている作品レビューが素早くチェックできたり、駐車場の空き状況の確認やレストランの予約もアプリ上でできます。
アプリが会員カードとして使えるだけでなく、駐車場の空き状況確認やレストラン予約ができるのはとても便利ですね。
施設に密着したサービスをアプリを通じて提供することで、再来店の促進やファン度を高めることができます。
ペプシが新商品発売を記念し、LINE/Twitterを活用したキャンペーンをスタート
http://p-strong5gv.jp/i/?utm_source=twitter&utm_medium=share_kotei&utm_campaign=20160517pepsi
ペプシを販売するサントリーでは、17日(火)から発売前の新商品「ペプシストロング5.0GV」、「ペプシストロング5.0GV〈ゼロ〉」が総計15,000名様に当たるキャンペーンを、Twitter、LINEで開催しています。
LINEでは、サントリー公式アカウントを友だち登録すると応募用メッセージが送付され応募ができます。
Twitterは、キャンペーンサイト(http://p-strong5gv.jp/i )にアクセスした上で、Twitterアカウントでログインしペプシストロング5.0GV体験への意気込みをツィートすると応募ができます。
サントリーでは今後も新しいキャンペーンを継続して行う予定です。
LINEやTwitterを活用したキャンペーンは気軽で応募しやすいことが魅力ですね。
こういったSNSと連携した応募型キャンペーンは一般的となってきていますが、今後オウンドメディアに寄せたキャンペーンを展開できるようになることが必要なのではないでしょうか。
参考
http://robotstart.info/2016/05/16/future_mizuho.html
http://www.sankei.com/economy/news/160516/ecn1605160025-n1.html