2016年5〜6月で注目したいお店のアプリ３選

チェーン店での公式アプリの取り組みが広がる中、5〜6月に公開されたアプリの中から話題になった公式アプリをご紹介します。

スターバックスのアプリ

http://www.starbucks.co.jp/mobile-app/

全国で1,110店舗以上を展開するコーヒーチェーン店スターバックスが、iOSおよびAndroid向けに「スターバックス ジャパン公式モバイルアプリ」の配信を開始しました。
一番注目されるのはアプリ決済機能。事前にアプリ内にスターバックスカードナンバーを登録すると、アプリ内で入金や支払いができます。
そのほかに、店舗検索や商品情報などの基本的な機能や、商品のメッセージカードを添えて贈れるギフトサービスなどがあります。

アメリカではすでにアプリ決済が一般的になっており、日本では待望のリリースとなります。
飲食店とアプリ決済の相性はとても良いため、すでにプリペイドカード決済を取り入れている飲食店などにも、アプリ決済の取り組みが広がるのではないでしょうか。
アメリカでは、他のアプリの紹介を広告として導入するくらいメディア化してきています。
日本公式アプリでもダウンロード数が増えていけば、アメリカと同様の機能が追加されるかもしれません。

「スターバックス」アプリダウンロード

丸亀製麺のアプリ

http://www.marugame-seimen.com/lp/app/

丸亀製麺の公式アプリがバージョンアップし、クーポン機能が搭載されました。
アプリ限定のお得なクーポンが配信されるのに加え、会計後にレシートに印字されたQRを読み込むと新たなクーポンがもらえます。

丸亀製麺のアプリには、今までクーポン機能がありませんでした。
それがアップデート後は「アプリダウンロード＝お得」という打ちだしが多くの媒体で取り上げられ、お得すぎると話題になりました。
会計後のレシート読み取りで、さらにクーポンがもらえるのは、アプリのアクティブ率やリピート率を上げる施策にもなっています。

「丸亀製麺」アプリダウンロード

三越のアプリ

好みのお店を登録すると、登録したお店の店頭スタッフから写真付きのメッセージや商品情報などのお知らせが届くほか、お買い上げ情報をもとにスタッフが買い物のお手伝いをしてくれます。
また、アプリ内でコンシェルジュによるお買い物サポートサービスを予約できたり、購入商品や雑誌などで見かけた商品を写真に撮り、アプリ内で管理することができます。

三越銀座店にフォーカスしたアプリですが、その分、個々のユーザーのニーズに合わせた情報をピンポイントで配信できるため、店舗への集客が期待できます。
また、百貨店のコンシェルジュサービスは上顧客向けのサービスのイメージが強いですが、アプリで簡単に予約ができ気軽に利用できるため、新規顧客の獲得にもなるのではないでしょうか。

「三越」アプリダウンロード