顧客VOICE:“カーボンポイント”が貯まる、社会貢献とビジネスをデジタルで両立するLINEミニアプリ
石川県小松市を拠点に、「印刷事業」「ネーム事業」「製菓事業」を柱とした事業を展開するマルト株式会社様。
3年前からカーボンニュートラルの取り組みを始め、社長を含め3名が環境省認定制度『脱炭素アドバイザー アドバンスト』認定の中級レベルの検定であるGX検定 アドバンストを取得しています。
アイリッジでは、カーボンニュートラルを実現した印刷物や電子文書のQRコードを撮影することで起動し、CO2オフセット量が表示されると同時にポイントを獲得できるLINEミニアプリ「カーボンエージェント」の開発をご支援させていただきました。
本インタビューでは、プロジェクトを推進された代表取締役社長 今村 幸彦様にお話を伺いました。

細かいカスタマイズへの対応で、“一から一緒に作る”ことが可能に
──導入の経緯を教えてください
弊社は2022年9月からカーボンニュートラルへの取り組みを開始しました。
我々の祖業は印刷事業であり、ペーパーレス化、デジタル化の波は免れない。
また、新型コロナウイルスによる経済への影響を契機に『第二の創業』ともいうべき事業の再構築が必要になりました。
そこで、従来の事業の延長ではなく、社会の潮流ともいうべき「デジタル」と「環境(特に脱炭素)」を切り口とした新たな時代の顧客価値を創出しようと考えたのです。
印刷を軸に社会貢献とビジネスをデジタルで両立することを目指すべく、「印刷」×「デジタル」×「脱炭素」でやりたいことがアプリでした。
──アイリッジを選んだ理由を教えてください
アプリを開発するのは初めてだったので、アイリッジを含め3社に相談したのですが、今回弊社が作りたかったのは定型のアプリではなく、細かいカスタマイズが必要になると考えていました。
そこにご対応いただき、一から一緒に作っていただけるのがアイリッジでした。
大手決済サービスのシェアも決め手の一つに
もう一つ、開発当時アイリッジがLINE Payにおける一定のシェアを持っていたというのも大きいです。
「カーボンエージェント」はいわゆるポイ活アプリではないのですが、獲得したポイントが何と交換できるかというのは非常に重要でした。
貯まったポイントが大手サービスのポイントと交換できるというのも大きな要素です。
──開発の進め方やアプリの仕上がりはいかがでしたか
カーボンエージェントは、弊社がもつカーボンニュートラルに対応した技術で印刷を行った名刺やチラシなどの印刷物にQRコードがつき、受け取った人が読み込むことでミニアプリが起動します。
その後抽選が行われ、その結果に応じたミニアプリ内でのカーボンポイントが付与されます。
カーボンポイントは一定数貯まると大手の特定ポイントと交換可能です。
このようなアプリの概要に関しては、私の頭の中にしかない状態でしたが、その“概念”みたいなものをアイリッジに伝え、具現化していくという進め方でした。
実際にアプリを作ったことがない私の中のお願いを、プロとして費用と時間を精査したうえで調整していただき、実現に向けて進めていただけました。
定型アプリではない、新しいものを作ろうとしてきましたが、私の中ではほぼほぼ考えた通りのものを作っていただいたかなと思っています。
きめ細やかなコミュニケーションで得られた2つの成果
──アイリッジの評価を教えてください
先ほどの大手の決済サービスと繋がったというのがまず一つ。
もう一つ、「カーボンエージェント」がLINEミニアプリになったのもアイリッジとのコミュニケーションの結果でした。
様々な聞き取りの中で、QRコードは読み込むけれど、アプリのダウンロードまでするのはハードルが高いという意見が多かった。
LINEミニアプリであれば、QRコードを読み込めば既にスマホに入っているLINEが立ち上がるので、そんな煩雑さはありません。
ユーザーの使い勝手を最も重視していたので、この2つの成果は特に大きかったですね。
もちろんこれ以外にも、弊社では見落としていた部分の指摘もたくさんいただけたのもありがたかったです。
例えば、「カーボンエージェント」はQRコードを読んでポイントがもらえるというサービスである一方、無制限にポイント付与するわけにもいかない。
重複や人数など、一定の制限をかけられるというご提案をいただけたりしたのも助かりました。
──今後アイリッジに期待することを教えてください
「カーボンエージェント」は、ユーザーにもCO2排出量削減に参加してもらいながら脱炭素を啓蒙するものです。
アプリの認知を進めることが、賛同してくれる企業や団体を広げ、ひいては脱炭素の取り組みの周知に繋がります。
アイリッジは開発・制作だけでなく認知拡大、ビジネス拡張にも知見をたくさんお持ちということですので、アプリ以外の領域も含めて支援を賜りたく、今後も相談させていただけると幸いです。
