「popinfo」を活用したNTTデータの「バンキング機能」 付きアプリ、信用金庫業界向けに初めて提供開始
〜「popinfo」導入により、信用金庫ならではの地域情報をプッシュ通知でお知らせ〜
2017年12月8日
株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田 健太郎、以下「アイリッジ」)が提供する「popinfo」を活用した、株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:岩本敏男、以下「NTTデータ」)の信用金庫向けスマートフォンアプリ「アプリバンキング」が、多摩信用金庫、三島信用金庫、西尾信用金庫、浜松信用金庫、碧海信用金庫、福岡ひびき信用金庫、城北信用金庫、瀬戸信用金庫、豊田信用金庫で導入されました。
信用金庫が「アプリバンキング」を導入することで、信用金庫の顧客はインターネットバンキングの申し込み手続きを行うことなく、スマートフォンからリアルタイムで残高や入出金明細を確認できる(信用金庫業界初)ほか、入出金等の残高変動のお知らせを指定のタイミングで受け取ることが可能となります。また、信用金庫は顧客の位置情報を活用し、位置連動型プッシュ通知などを行うことが可能となり、地域に密着した信用金庫ならではのキャンペーンやお知らせなどを最適なタイミングで配信することが可能となります。
背景
近年のスマートフォンの普及により、消費者のインターネットへのアクセス手段は、パソコン(ブラウザー等)からスマートフォン(アプリ等)へシフトしており、企業等では顧客の行動様式に合わせたサービス提供が求められています。O2Oやオムニチャネルに代表されるリアルとバーチャルの連携、スマートフォンをコミュニケーションツールとして活用した顧客接点拡大のニーズが高まっています。
これに伴い、金融機関においてもこれまでのインターネットバンキングに加え、顧客のライフスタイルに合わせた商品やキャンペーンの告知などを行うことができる、新たな顧客接点ツールが求められています。今回、スマートフォンアプリに組み込むことによって情報配信が可能となるソリューションとして、「popinfo」のサービスコンセプトが金融機関の顧客サービス満足向上に資すると判断され、採用されることになりました。
なお、本サービスは2017年10月より順次導入開始しました。
信用金庫向け「アプリバンキング」について
NTTデータが提供する信用金庫向けスマホアプリ「アプリバンキング」は、主に「バンキング」「マーケティング」「他サービス連携」の3つのメニューから構成されています。「バンキング」では、インターネットバンキングの申し込み手続きをすることなく、アプリから必要な情報を登録するだけで即座に残高照会・入出金明細照会を利用することができます。残高照会などのバンキング機能を提供するスマホアプリを提供するサービスは、信用金庫業界初となります。また、取引分析と位置情報を組み合わせたプッシュ通知が可能で、地域と密着した地域金融機関ならではのマーケティングや情報提供を実現します。
1.バンキング機能
1)残高照会・入出金明細照会 顧客のアプリ操作によりリアルタイムで残高照会・入出金明細照会を行い、アプリ画面上に照会結果(残高・取引明細)を表示します。
2)入出金明細 アプリが定期的に自動で照会を行い、預金口座の最新残高・取引明細を取得し、新たな明細がある場合はスマートフォン画面にポップアップで通知します。
2.プッシュ通知機能
1)メッセージ配信機能 アプリにダイレクトにプッシュ通知し、効果的なメッセージ(キャンペーン、商品案内、お知らせなど)を配信します。
2)位置情報連動機能 端末のGPSなどから取得した位置情報にもとづき、エリアを指定してメッセージを配信します。
3.サービス連携機能
ポータル画面より、信用金庫の各種コンテンツ(ウェブサイト、ATM検索、商品検索、口座開設など)へ連携します。
今後について
従来のアプリバンキングに加え、岐阜県飛騨高山地域をはじめとした電子地域通貨の取り組み、金融や行政、スポーツとの融合による、新たな地域創生の取り組みを加速しています。今後もFinTech領域における新たなサービス・価値を創造し、地域における金融機関の価値向上に資するソリューションなどの提供を通じた地方創生の支援を行っていきます。
本件のお問い合わせ
株式会社アイリッジ 広報担当
E-mail : pr@iridge.jp Tel 03-6441-2325 Fax : 03-6441-2425
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