JR西日本の観光型MaaS「setowa」の開発・UI/UX・マーケティングを支援
~旅マエから旅ナカまでの移動・観光を一つのアプリで~
2020年9月29日
株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田 健太郎、東京証券取引所マザーズ:3917、以下「アイリッジ」)は、西日本旅客鉄道株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:長谷川 一明、以下「JR西日本」)が2020年9月28日(月)に提供開始する観光型MaaS「setowa」を開発支援しました。また、UI/UX・マーケティングの支援も行っており、今後も「setowa」の成長を継続的に支援していく予定です。
「setowa」は、せとうちエリアへの観光誘客拡大に向けてJR西日本が提供する観光型MaaSです。アプリとWebの両方から利用でき、出発地から目的地までの新幹線に加え、旅先での鉄道、船舶、バス、タクシー、レンタカー、レンタサイクル、カーシェア、シェアサイクルなどの交通機関やホテル、地域の観光素材などを、スマートフォンを使ってシームレスに検索・予約・利用することが出来ます。昨年度の実証実験を踏まえ、機能の拡充や操作性を改善し、今回新たにサービスを開始しました。
新しい「setowa」は、旅の予約やチケットの利用をスマートフォンによりキャッシュレス、チケットレスで行うことができ、駅や旅行代理店、現地のスタッフとの接触も少なく、安心してご旅行いただけるようになっています。また周遊パスや観光・体験チケットの発売に加え、写真による話題のスポットの紹介やスポットまでのナビゲーション機能など、旅マエから旅ナカまで使える便利な観光ナビとなっています。アプリにはアイリッジの顧客データ分析プラットフォーム「FANSHIP」が組み込まれており、アプリ内アクセス分析などを通じた継続的なサービス改善も行っていく予定です。
アイリッジは、これまで多くの鉄道事業者の公式アプリを開発支援し、鉄道アプリ領域でのトップシェアを築くとともに、画像解析や業務システム開発、UI/UX支援、アプリマーケティング支援など、幅広い取り組みも行ってまいりました。今年4月からはMaaS事業推進室も新設し、JR西日本のMaaSアプリ「WESTER」の開発・UI/UX・マーケティング支援も行っています。今後もこれらの知見を活かし、鉄道業界のMaaS領域拡大の支援を目指してまいります。
アイリッジのMaaSサービスについて
https://www.maas.iridge.jp/
「setowa」について
・提供開始日
2020年9月28日(月)
・対象エリア
広島県全域、岡山県(倉敷市・岡山市等)、山口県(岩国市等)および愛媛県(松山市・今治市)を中心とするせとうちエリア
・主な提供機能
1)安心・便利な予約機能
目的地までの経路検索結果から、鉄道やタクシー、レンタカー、レンタサイクル、カーシェア、シェアサイクルの各社予約サイトまたはアプリへリンク連携し、ご自身のスマートフォンで予約・決済をすることができます。また経路検索結果から旅のスケジュールも作成できます。
2)安心・おトクな「setowa 周遊パス」「setowa チケット」
旅先の JR、バス、船舶、ロープウェイなど指定の交通機関の乗り放題と観光施設の入館券をセットにしたおトクな「setowa 周遊パス」や、地元おすすめの観光・体験スポット等が利用できる「setowa チケット」を多数設定し、窓口に行かなくても、キャッシュレスでチケットを購入いただけます。またチケットは各施設のスタッフに画面を見せるだけでご利用いただけます。なお「setowa チケット」のうち、「setowa グルメクーポン」では安心してご利用いただけるグルメスポットを紹介し、地元の食事を楽しめます。
3)話題のスポット紹介、お気に入り登録
せとうちエリアの話題のスポットや定番スポットを写真や口コミで紹介し、行きたいスポットをお気に入り登録することができます。また旅の計画に便利なモデルコースも多数紹介します。
4)その他
観光、グルメなど旅先で知りたいスポットの地図表示や行きたいスポットまでのナビゲーション、天気予報も提供します。
サービスURL
FANSHIP(ファンシップ)とは
「FANSHIP」は、顧客を優良顧客へと育成し売上・利益を最大化するファン育成プラットフォームです。顧客のオンライン行動履歴とオフライン行動履歴、CRMデータを統合・分析して結び付きの強さ(ファンレベル)ごとにセグメンテーションでき、分析後は自社アプリでの施策に加え、LINEを通じたコミュニケーションが有効な顧客にはLINE公式アカウントでのプッシュ通知やOne to Oneトーク等での施策も可能です。金融機関での導入事例も多く、メガバンクを始めとして約50の機関をご支援しています。
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