京王百貨店、新宿店LINE友だち数が19万人突破　60周年を前にミニアプリUX改善でデジタル接点をさらに強化

デジタル起点となるLINEミニアプリ開始後、友だち数は4倍近くに増加
LINEミニアプリ会員は来店頻度が通常会員の約1.5倍など、優良な顧客関係構築の基盤に

2024年11月5日

　株式会社アイリッジ（本社：東京都港区、代表取締役社長：小田健太郎、東京証券取引所グロース：3917、以下「アイリッジ」）は、株式会社京王百貨店（本社：東京都渋谷区、取締役社長：南佳孝、以下「京王百貨店」）と株式会社京王ＳＣクリエイション（本社：東京都多摩市、代表取締役社長：古屋圭子、以下「京王ＳＣクリエイション」）が運営する3つのLINEミニアプリの改修により、会員登録に関するUX（ユーザー体験）改善を実施したことをお知らせします。

左から Keio BEAUTY TOP / 京王百貨店新宿店 TOP / 京王百貨店新宿店デジタル会員証 / 聖蹟桜ヶ丘SC TOP

　京王百貨店新宿店では、LINEミニアプリ利用にあたり登録が必須となるLINE公式アカウントの友だち数が、2021年のLINEミニアプリ開始当時約5万人だったところ、2024年10月に19万人を突破しました。化粧品売場専用アカウントはLINEミニアプリ開始と同時にLINE公式アカウントを開設し、約9万人まで友だちが増えています。また、LINEミニアプリ会員は来店頻度が通常会員の約1.5倍という実績も出ているほか、ショップによっては半分以上を占めるなどショップの上位顧客の比率も高く、LINEミニアプリが優良な顧客関係構築の基盤となっています。今回の会員登録のUX改善は、LINEミニアプリ会員獲得をさらに加速させ、デジタル接点を強化していく目的で実施しました。

会員登録のUX改善について

　UX改善を行ったのは、百貨店の顔とも言える化粧品売場専用の「Keio BEAUTY」（提供：京王百貨店）、新宿店の「京王百貨店新宿店」（提供：京王百貨店）、京王百貨店聖蹟桜ヶ丘店も主要テナントとして入る京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターの「京王聖蹟桜ヶ丘SC」（提供：京王ＳＣクリエイション）の3つのLINEミニアプリです。いずれも京王パスポートカード^※1会員のお客さま向けにデジタル会員証や会員限定情報、特別優待などを提供するもので、それぞれ対応するLINE公式アカウントと友だちになり、京王パスポートカード情報を紐づけることで利用できます。

※1）ショッピングや電車・バスなどの利用で京王グループ共通ポイントをためたり使ったりできる会員サービス

　これまで、京王パスポートカードをお持ちでないお客様がLINEミニアプリのデジタル会員証を作成するには、一度スマートフォンアプリ「京王アプリ」をダウンロードし、デジタルポイントカードを発行した上でLINEミニアプリに登録する必要がありましたが、今回、LINEミニアプリ内にカード発行連携の仕組みを持たせることで、LINEミニアプリ上で完結できるようになりました^※2。

※2）「Keio BEAUTY」と「京王百貨店新宿店」は10月24日に、「京王聖蹟桜ヶ丘SC」は11月5日にリリース済み

今後の展望

　京王百貨店では今年11月が新宿店開店60周年の節目となっており、スペシャルイベントや京王限定品など60年の感謝を込めた『60企画』の中で、LINEミニアプリ会員限定のポイントキャンペーン等を予定しています（詳細：https://www.keionet.com/info/shinjuku/news/60th-anniv.html）。今回のUX改善により、販売活動や顧客サービスのDXをさらに推進してまいります。また、「Keio BEAUTY」「京王百貨店新宿店」の好調から提供開始に至った「京王聖蹟桜ヶ丘SC」との連携や、他事業部での活用可能性なども模索しており、アイリッジでは今後も、アプリの拡張開発や活用提案、マーケティング支援を通じて、京王グループのファンづくりとDXを支援してまいります。