Fin-techで進化する融資サービス
どうも!オツオです。
以前のブログでも紹介したけど、海外ではFin-Techによって、お金の貸し借りがウェブ上で簡単に、しかも低金利に行えるようになったね。
どんどん進化している融資サービスについて紹介するよ。
※参照:『新しい金融ビジネスFin-Techでどんなことができる?』
ノンバンク台頭の時代へ
日本で融資を受けるというと、大企業なら銀行、中小企業なら政府系金融機関があるし、個人向けでは消費者金融やクレジットカード会社のキャッシングという方法もあるよね。
ただ、銀行ではないノンバンクから融資を受けるのは金利が高いのが特徴。
そんな気軽にお金が借りられるものではないのが日本なんだ。
海外では今、そんなノンバンクが台頭してきているんだって。
以前紹介したLending Clubみたいに、お金が必要な借り手と資産運用したい個人投資家をウェブ上でマッチングさせるのとは違う仕組みだよ。
自らローンも組んだりするから、“デジタル化された銀行”というイメージが強い存在なんだ。
FacebookやTwitterで融資審査ができる?
ドイツのKreditech(クレディテック)は、個人向け融資を行う時、銀行明細やFacebookといったSNS上のつながりやAmazonのようなネットショッピングサイトの利用履歴など、なんと2万を超えるデータを元に審査をするんだって。
その時間、わずか35秒!というから驚く。おまけに、低金利のローンが可能なんだ。
Facebookで審査っていう重要なステップを踏んじゃって大丈夫?なんて心配になるけど、その顧客が借りたお金を延滞するかって話は、SNSから見える個人の性向を信用等級に反映するととても正確に把握することができるんだって。
アメリカのOndeck Capital(オンデック・キャピタル)も、融資を申請した会社の評判をSNSで確認して融資するかどうかを決定するシステムがあるよ。
レストランの経営者が申請したとすると、FacebookやTwitterは当たり前、飲食店のレビューサイトの評価さえも見て、信用格付けに反映しているんだ。
さらに、会計データと連携することでも審査を行っていて、QuickBooksっていう会計ソフトを使っているとスピード審査を受けることができるんだって。
融資を申請した会社が承認すれば、ノンバンク側が自動的に会計データを審査することが可能な仕組み。
SNSで何を確認? 消費パターンと生活水準の分析
SNSでは、家族関係、職業、結婚の有無も確認することができるよね。
単純な事実関係を把握するってだけじゃなくて、日常生活の中でのパターンをビッグデータとして分析する。
例えば、普段使っているのは高級スーパーなのか激安スーパーなのかなどを通じて消費の動向を分析したり、交友関係を通じて生活水準を垣間見ることもあるんだって。
だから、ビジネスを介した金融取引のない学生でも安価で融資を受けることができるんだ。
お金を借りる時、低金利であることにこしたことはない。
みんなが喜ぶ施策が今後上がって来るかどうかが、日本の金融業界の課題といえるね。
参考
http://business.nikkeibp.co.jp/article/bigdata/20150419/280127/
https://moneyforward.com/mf_blog/20151204/ondeck/
http://mottokorea.com/mottoKoreaW/Special_list.do?bbsBasketType=R&seq=22136
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20151104/Cobs_322966.html