選択UIとは?種類・使い分けと、操作性を高める設計ポイントを解説

「選択UIについて具体的に理解していない」「提供するアプリに合う選択UIがわからない」など、選択UIで悩んでいる方も多いはずです。
的確な選択UIを設計すれば、ユーザーは求めている情報に瞬時に辿り着くことができます。
その結果、ユーザー体験の向上を目指せるため、選択UIはユーザーニーズに応えるためにも不可欠な要素です。
しかし、的確なUIを設計ができなければ離脱を招く要因となります。
本記事では、選択UIを「選択肢の数」「選択回数(単一/複数)」「画面スペース」の3軸で整理し、迷わない使い分け基準を提示します。
あわせて、選択UIについて概要を解説すると共に、種類やそれぞれの特徴、適切に使い分けるポイント、設計時のポイントなどをご紹介していきます。
選択UIの特徴を知りたい方や操作性を高めるポイントを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
選択UIとは?

選択UIとは、ユーザーがアプリやサイト内の情報・設定を選択フォーム(例:ラジオボタン、チェックボックス、プルダウンなど)を通じて選べるようにするUIの総称です。
ユーザーが自由入力をせずに選択できることで、入力の手間やミスを減らし、操作性を高められます。
例えば、ユーザー登録の際に性別を聞きたいとき、男性か女性かを自分で入力するとなれば手間がかかります。
しかし、回答を選択できれば選ぶだけで答えられるため、ユーザーは入力する手間を省くことができます。
さまざまなアプリで選択UIは活用されていますが、選択UIの種類を正しく選ばないと使いやすさを感じにくくなってしまいます。
そのため、アプリを設計する際にはアプリに合った選択UIを搭載しなければいけません。
しかし、選択UIといっても種類があります。
プルダウンやチェックボックス、ラジオボタンなど、多くの種類があるため、それぞれの特徴を理解していなければ、自社アプリに合う選択UIを搭載できません。
アプリ全体の満足度にも影響を与えてしまう要素となるため、下記を参考にしてそれぞれの特徴について理解していきましょう。
選択UIを含む「UI全体の考え方」や、設計〜改善の進め方を押さえておくと、各パーツの使い分けも判断しやすくなります。
UI設計の基本をまとめた記事もあわせてご覧ください。
選択UIの種類とそれぞれの特徴

用途に合わせて選択UIを選ぶことができれば、ユーザー体験の向上を目指せます。
ここでは、代表的な選択フォームをご紹介していくので、それぞれの特徴を知るために役立ててください。
ラジオボタン(Radio Button)
複数ある項目の中から1つの答えのみを選べるUIがラジオボタンです。
すべての選択肢が常に画面上に表示されているので、ユーザーが選択肢の全体像を把握しやすいメリットがあります。
丸いボタンの横に選択肢となる答えのテキストが並んでおり、ユーザーはボタンをタップするだけで選択できます。
ボタンを選択すると塗りつぶされた状態で表示される仕組みです。
1つの答えのみ選択できるため、年齢層や性別など、1つだけ選んでほしい場合に適したUIです。
選択肢がすべて画面上に表示されるので、選択肢が多いとスクロールが必要になるため手間がかかります。
レイアウトの自由度も制限されるため注意が必要です。
チェックボックス(Checkbox)
選択肢の中から複数の項目を同時に選べるのがチェックボックスです。
さまざまな選択肢の横に四角いボックスが表示され、タップすることで選択・解除と切り替えができる仕組みです。
選択された項目にはチェックマークが表示されるので、ユーザーは自分が選んだものが視覚的にわかりやすくなっています。
ただし、ラジオボタンと同様に選択肢が多くなるとスクロールをしないと質問に答えられないため、煩雑に感じられる点がデメリットです。
選択肢が多い場合には、「全選択」「全解除」ができるようにしておくと、親切なUIになるのでユーザー体験の向上に役立ちます。
選択ボタン(セグメント/ボタン式)
複数のボタンを横並び・縦並びに配置し、タップによって選択させる形式を「選択ボタン(セグメント)」といいます。
選択中の状態が視覚的に分かりやすく、切り替えも直感的に行えるのが特徴です。
少数の選択肢(目安:3〜5個程度)を素早く切り替える場面に適しています。
ただし、選択肢が増えると画面スペースを圧迫するため注意が必要です。
ドロップダウンリスト(Dropdown)/プルダウン
あらかじめ用意されている選択肢の中からユーザーに選んでもらうUIパーツが、ドロップダウンリストです。
プルダウンとも呼ばれており、選択肢が隠れているので、「選択してください」の部分をタップすることで、隠れていた選択肢が一覧で表示されます。
選択肢を格納できるため、複数の選択肢を表示したい場合に最適です。
そのため、言語や職業の選択といった場合に向いています。
限られた画面スペースを有効活用できる点や、自由入力と比較すると入力間違いを抑えられる点もメリットです。
ただし、選択肢が多いとスクロール回数が増えるため、操作が煩雑になりやすい点に注意してください。
プルダウンの基本設計(適切なサイズ感や、選択肢が多い場合の見せ方)をもう少し具体的に押さえたい方は、こちらも参考にしてみてください。
リスト(リストUI/リストボックス)
選択肢を一覧形式で表示し、その中から選ばせるUIをリストUIといいます。
比較しながら選びたい場合や、複数の選択肢を一度に確認させたい場合に適しています。
選択肢が多い場合は、検索機能やグルーピングと組み合わせることで、操作性を維持できます。
そのまま一覧で並べるだけでは、スクロール負荷が高くなるため注意が必要です。
コンボボックス(Combobox)
テキストボックスとドロップダウンリストを組み合わせた選択フォームをコンボボックスといいます。
隠れているリストの中から質問の答えを選択できるだけではなく、自分で答えを入力することが可能です。
文字を入力すると、一致する候補がリストに表示されるので、選択肢が多くある場合でもユーザーの負担を軽減できる点がメリットです。
常に選択肢となるリストを表示する必要もないため、画面を広く使える点も特徴となっています。
マルチセレクト(Multi Select)
ドロップダウンリストやコンボボックスと同じように、選択肢の答えを格納しながら、チェックボックスと同様に複数の答えを選べるUIを、マルチセレクトといいます。
例えば、求人情報誌で希望している職種を選ぶ際に、経理や事務、営業など、複数の職種を選んで求人を探せるようにできる仕組みです。
必要な情報を複数選択することで、ユーザーは関連性の高い情報を手軽に入手できる点が魅力です。
ただし、リストボックスは一度に表示できる数が限られているので、選択肢が多いとスクロールする手間が増えてしまいます。
ユーザーが意図せず選択を解除するほか、選択肢を見つけられないリスクもあるため注意してください。
トグルスイッチ(Toggle Switch)
ON・OFFや有効・無効といった表示をスマホの画面上でフリックするだけで切り替えができるUIを、トグルスイッチといいます。
具体例を挙げると、Wi-FiのスイッチのON・OFFやBluetoothのON・OFFの設定時に使用しています。
アプリであれば、プッシュ通知の受け取りの設定時や動画や音楽の自動再生の有効・無効、データ自動同期の開始・停止などが挙げられます。
選んだ選択肢が瞬時に有効になるので、アクションをすぐに認識できる点がメリットです。
保存や実行といったボタンをタップする手間もありません。
ステッパー(Stepper)
「+」と「-」の増減ボタンをタップして数値を入力できるフォームを、ステッパーといいます。
比較的小さな数値を選ぶ際に利用されるUIです。
例えば、人数を入力する際に大人と子どもの人数はステッパーを使えば簡単に選択できます。
数値を直感的に操作できるだけではなく、+と-のボタンをタップするだけで操作ができるので、幅広いユーザーが使いやすいと感じるUIを設計できる点がメリットです。
ただし、数値が大きい場合は使いにくいので注意してください。
スライダー(Slider)
ユーザーが特定の値や範囲を選んで情報を探したい場合に使えるのが、スライダーです。
例えば、商品やサービスに対するフィードバックを得たい場合に、「残念・普通・良い・素晴らしい」といった項目を視覚によって選べる仕組みです。
その他、距離や値段などを選べるように設定すれば、レストランの予約やレンタカーの予約など、さまざまなアプリで利用できるようになります。
数値を選ぶ場合、選びたい数値の付近を選択すれば素早い変更が可能です。
しかし、数値は正確に合わせにくいので、特定の数値を選んでもらいたい場合には手入力の方が回答してもらいやすいです。
チップ(Chip)
情報を入力する際や選択する際に用いられるラベル型の選択フォームを、チップといいます。
チップは主に以下4種類に分けられます。
- 入力チップ
- 選択チップ
- 絞り込みチップ
- アクションチップ
例えば、さまざまなお店の中から行きたい飲食店を探す際に、「こだわり」や「サービス」など、条件を選んでもらいたい場合に活用することが可能です。
ただし、チップの項目が多い場合や長い場合はすべてを見るまでに時間がかかるため、できる限り簡潔にわかりやすいチップを用意する必要があります。
ドラムロール(Picker)
複数ある選択肢から1つを選ぶ際に使用する選択フォームが、ドラムロールです。
代表的な例としては日付の選択です。
例えば、飲食店の予約をする際、ドラムロールを使えば日付を簡単に入力できます。
賃貸物件を検索できるアプリであれば、駅からの距離をドラムロールによって絞り込むことができます。
ユーザーは自分で入力する手間がなくなるので負担軽減に役立ちます。入力ミスや変換ミスが起こりにくいのもメリットです。
カレンダーセレクター
カレンダーを使って日付を選べるのが、カレンダーセレクターです。
ユーザーは、月や日にちを直接タップすることで選択できる仕組みとなっています。
例えば、ホテルの予約をしたい場合、チェックインやチェックアウトの日をカレンダー上で選べるので、ユーザーは自分でカレンダーを確認することなく日にちを選択できます。
そのため、曜日や日にちの勘違いや入力ミスを防げるメリットがあります。
ただし、選択したい日にちが現時点から離れていると、ページ移動を何度もする必要があるため注意が必要です。
ボトムシート・画面遷移型の選択UI
画面下部からスライドして表示されるUIを、ボトムシートといいます。
操作を邪魔することなく追加の情報や補助的なアクションを提供する際に使用されます。
そのため、ユーザーはメインのコンテンツを見ながら操作できるので、自然な導線で追加機能にアクセスできる点が特徴です。
具体例としては、SNSで「シェア」をタップした際に「X」や「LINE」といった項目が表示されるケースです。
一時的に表示されるため、アクションが終了すれば元の画面に戻ってそのまま操作を続けられます。
都道府県選択UIでよく使われるパターン
日本地図とテキストによって選択できれば、視覚的・直感的にも選びやすいですが、アプリとなれば画面上に表示しても文字が小さくなり選択もしにくいです。
そのため、都道府県の選択でよく使われるUIとしては「ドロップダウン(プルダウン)」が挙げられます。
北海道から沖縄県まで格納されているため、ユーザーはタップをするだけで都道府県を選択できます。
アプリであればUI上のスペースが制限されているため、コンパクトに複数の選択肢を提供できるドロップダウンは活用しやすいUIです。
設定画面で使われる選択UIのベストプラクティス
アプリの設定画面では、それぞれの項目で適切な選択UIが異なります。
例えば、性別であればラジオボタンが最適です。
「男性」「女性」「回答しない」の中からユーザーが瞬時に選んで設定できます。
生年月日については、ドラムロールが使いやすいです。年・月・日と分けることで、選びやすくなるでしょう。
選択UIは、単にパーツを選ぶだけでなく、ユーザーの離脱や継続率にも大きく影響します。
「どのUIが使いにくいと感じられているのか」「どこで離脱が発生しているのか」を把握することが、改善の第一歩です。
UI設計の失敗事例や離脱要因をまとめた「ダメなUIとは?アプリUX市場調査レポート」 も公開しています。
改善の観点整理にぜひご活用ください。
▼アプリのUI改善や離脱率低減のヒントが満載!
【最新版】半数が離脱してしまうダメなUIとは?アプリUX 市場調査レポート
選択UIを適切に使い分けるポイント

選択UIには種類があるため、どれを選べば良いのかと悩んでしまいます。
そんなときは、以下を参考に使い分けてみてください。
なお、選択肢数はあくまで目安であり、比較の必要性や画面スペースによって最適解は変わります。
選択肢が3個以下ならラジオボタンまたはチェックボックスを使う
選択肢が少なく3個以下であれば、ラジオボタンもしくはチェックボックスの活用がおすすめです。
これらのUIは、最初からすべての選択肢が画面上に表示されているので、ユーザーが一目見ただけで選択肢を把握できる特徴があります。
性別や支払い方法といった場面では選択肢も少ないので、ラジオボタンやチェックボックスは操作がしやすく、ユーザビリティの向上も目指せるはずです。
選択肢が4〜9個ならドロップダウンで表示する
選択肢が4~9個の場合、ラジオボックスやチェックボックスを選ぶと、画面スペースが圧迫し、選びにくくなるデメリットがあります。
そのため、ドロップダウンを活用すれば、選択肢が非表示の状態で表示されるので、画面スペースが節約でき、圧迫化を抑えることが可能です。
選択肢が10個以上なら検索やグループ化で整理する
選択肢が多くなると、ドロップダウンを活用すれば、リストをスクロールして選ぶ必要があります。
リストの数が多くなればなるほど、探す作業は大変になります。
そのため、選択肢を関連性の高い要素ごとにグルーピングするなど、カスタマイズすると使い勝手が良くなります。
例えば、都道府県を選択する場合、エリアごとにまとめれば選択肢を見つけやすくなります。
ユーザビリティ向上のためにも、選択肢の整理を検討してみてください。
「選択肢が多い=整理が必要」な場面では、実際にユーザーがどこで迷っているのかを把握してから改善すると手戻りを減らせます。
改善の進め方(調査〜仮説立案)を整理したい方は、UXリサーチの基本も参考になります。
複数選択が必要な場合はチェックボックスやマルチセレクトを使う
複数の選択を求める場合には、チェックボックスやマルチセレクトの活用が最適です。
これらの形式では、ユーザーが複数の項目を同時に選べます。
フィルタリング機能や設定画面でのオプションの選択、ユーザープロファイルのカスタマイズといった場面で有効的となるため、複数選択が必要なケースではチェックボックスもしくはマルチセレクトを採用して設計してみましょう。
オン・オフの切り替えにはトグルスイッチを使う
オン・オフの切り替えが必要な場合は、トグルスイッチの活用がおすすめです。
特定のオプションや状態の有効化・無効化をする際に適したUIとなっており、通知の有無や機能の有無、テーマの切り替え時などに活用されています。
指でスライドするだけでオンとオフを切り替えられるので、モバイルデバイスでも活用しやすい点がメリットです。
入力値が明確な場合はテキスト入力を採用する
一定の場面では、選択式のフォームを使用すると操作が複雑化するためユーザビリティに影響を与えてしまいます。
そのため、回答内容が短いケースや入力値が明確な場合では、選択式のフォームを使用するのではなく、テキスト入力を採用した方が効率的になります。
ただし、自由入力でも半角や全角など、形式が決まっていると入力ミスによってユーザーの手間が増えてしまいます。
そのため、半角数字のみしか入力できないように制限をかけたり、全角文字が入力されると注意が表示されたりするような設定を設けることで、使いやすいフォームを提供できます。
ユーザーの操作性を高める選択UIの設計ポイント

最後に、ユーザーの操作性を高める選択UIを設計するポイントを解説していきます。
ラベルと余白を工夫して誤操作を防止する
選択フォームを提供する場合、余白を適切に設定しないと、操作性が悪くなってしまいます。
特にモバイルの場合はタッチ操作となるため、余白が狭いと誤操作を招いてしまいます。
例:タップ可能なボタンに余白を設ける
選択肢は視認性の高い並び順で表示する
選択肢は視認性の高い順番で表示するようにしてください。
都道府県名であれば北海道から始まり、東北、関東の順番で北から南に向かって表示しているケースが多く、同じように表示することでユーザーは予測でき、選ぶのにも苦労しません。
一般的な並び順に表示して、ユーザーがすぐに理解できるように工夫することが大切です。
例:サイズはS→M→L…の順番、値段は安いものから高いものへ
選択中の状態を視覚的にフィードバックする
ユーザビリティを意識するなら、「今どれを選択しているか」を視覚的にフィードバックすることが大切です。
選択中の状態が明確でないと、ユーザーは操作が反映されたか分からず、不安や誤操作につながります。
例:項目にチェックアイコンを表示する、選択した項目の背景色を変更する
「操作に対してどう反応を返すか(フィードバックの設計)」は、選択UIの分かりやすさを左右します。
状態変化の作り方を体系的に理解したい場合は、インタラクションデザインの考え方もあわせて確認すると整理しやすくなります。
選択肢が多い場合はグルーピングで整理する
選択肢が多すぎるとユーザーは内容を把握する前に疲れてしまうため、関連する選択肢をグループ化し、情報を整理することも重要です。
カテゴリ分けや見出しを設けることで、ユーザーは自分に関係のある選択肢だけに集中できます。
例:業種、価格帯、機能別など、利用目的に沿った分類をする
複数選択時は選択内容をプレビュー表示する
複数選択が可能なUIは、「何を、どれだけ選んでいるか」を常に確認できる状態が理想的です。
選択内容が見えないとユーザーは不安になり、確認や修正のために余計な操作を行うことになります。
プレビュー表示によって操作のスムーズさや満足度も向上するでしょう。
例:選択済みの項目をリスト表示する、タグ形式で画面上部に表示する
選択しやすい領域サイズと間隔を確保する
選択UIを設計する際に、ユーザーが迷わず、正確に操作できる領域サイズと間隔を確保します。
例えばスマホでの操作でボタンやチェック項目が小さすぎると誤タップが起き、ユーザー体験を大きく損ねてしまう可能性があります。
例:クリック・タップがしやすいように適切な領域サイズにする、選択肢が近くなりすぎないよう少し間隔を空ける
※タッチターゲットは、各種ガイドラインでも一定以上のサイズが推奨されています(例:Apple HIG、Material Design)。
タップしやすさは「ガイドラインを知る」だけでなく、実際の画面設計に落とし込めると強いです。
モバイルでは別画面やボトムシートで表示する
モバイル環境だと画面のサイズが限られるため、選択UIを無理に1画面へ詰め込まず、別画面やボトムシートで表示する設計が有効です。
一覧を全画面表示にすることで選択肢が見やすくなり、誤タップも防げます。
例:選択肢が多い場合や説明が必要な場合は、ボトムシートやモーダルを活用
選択肢が曖昧なときは補足テキストを添える
選択肢の意味が直感的に伝わらない場合、補足テキストを添えて理解を助けることも重要です。
用語の違いや条件の差が曖昧なままでは、ユーザーは正しく判断できず、誤った選択や入力途中での離脱につながります。
特に専門用語や業界特有の表現、似た意味の選択肢が並ぶ場合は注意が必要です。
例:選択肢の直下に短い説明文を加える、アイコン付きヘルプやツールチップを用意する
初期値の設定は慎重に行う
選択UIにおける初期値は、ユーザーの意思決定に大きく影響するため慎重に設定してください。
あらかじめ何かが選択された状態だと、ユーザーは深く考えずにそのまま進んでしまう可能性があります。
多くのユーザーにとって明らかに最適な選択肢が存在しない場合、あえて未選択状態にし、自分で選ばせる設計が望ましいです。
例:項目に「入力しない」「回答しない」などを加える
エラーや未選択時の通知をわかりやすく表示する
選択が必須の項目では、エラーや未選択状態を即座に、かつ具体的に伝えることが大切です。
対象を明示することでユーザーはすぐに修正できます。
また、エラーメッセージは該当箇所の近くに表示し、色やアイコンで視認性を高めると、ストレスの少ない操作体験につながります。
例:「入力エラーがあります」→「○○を選択してください」
ユーザーにとって使いやすい選択UIを設計しよう

選択UIは似ているものが多いですが、目的や候補の多さなどで「ユーザーにとって使いやすい選択UI」は異なります。
最適な選択UIを設計するためにも、各UIの特徴や設計ポイントを押さえることが大切です。
選択UIは一度設計して終わりではなく、ユーザー行動データをもとに継続的に改善していくことが重要です。
アイリッジの「アプリ成長支援」では、ユーザー行動の分析からUI/UX改善までを一気通貫でサポートしています。
UI改善の優先順位付けや具体的な改善施策についてお悩みの方は、ぜひご相談ください。






