クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンを組み合わせたらみんなのバリューへの思いが見えてきた
こんにちは。PRチームのnonaskです。
2018年5月に制定された、アイリッジの現在のミッション・バリュー。
・ミッション
Tech Tomorrow :テクノロジーを活用して、わたしたちがつくった新しいサービスで、昨日よりも便利な生活を創る。
・3つのバリュー
iRidge pride :責任感と専門性で信頼を積み重ねよう
One team :組織を超えて一丸となろう
EXE future :想像して創造しよう
その後、本格的に浸透に取り組もうとなって、全社員を対象にアンケートを取ってみたら熱い回答がたくさん集まり喜んだのが昨年秋頃でした。
※テンション上がった1回目アンケート:社員に「ミッション・バリューを感じた瞬間」を募集してみたらこうなった
しかしそのアンケートも、2度目にして早々にネタ切れを迎え・・
そんな実態も正直にさらけ出した上で人事の高橋さんが全社会議で想いをぶつけたら、また意識してくれる人が増えたのが今年の初めという感じで、浸透し切るにはまだまだ取り組みの改善や時間が必要なのが実際のところです。
※「演説」と言わしめた人事 高橋さんの思い:ミッション・バリューの取り組みについて
「人に教えると理解が深まる」をヒントにやってみた
その流れで、オリエンに組み込んだり、名刺などのツールで触れられるようにしたり一歩ずつ施策の改善を重ねている一つとしてやってみたのが、社員へのインタビューでした。
勉強法で、「人に教えると理解が深まる」というのってありますよね。
人に説明するためには深く思考を巡らせ、説明しようとしている対象はどんなものなのか、どうしてそうなるのか、というのを改めて整理する必要があります。
それと同じ効果が期待できるのでは?と思い、ちょうどリニューアルを予定していた採用サイト用の社員インタビューの質問に「好きなバリューとその理由を教えてください」という質問を組み込んでみました。
クローズドエンドとオープンエンドにした理由
その時工夫したのが、満遍なく全部のバリューについて考えを聞くのでなく、まずはクローズドエンドで3つのバリューの中から一番好きなものを選んでもらい、次にそのバリューについてなぜ好きなのかオープンエンドで答えてもらうということです。
まず、全部のバリューを解説して!とお願いしても、「いや、それ小田さん(社長)に聞いたらいいのでは・・」になってしまいますし(私でもそう言う)、
みんな模範的な無難な回答しか出てこないと思ったので、どれか一つ選んでもらうのがいいなと思っていました。
そして選ぶ基準を「好き」にしたのは、バリュー浸透のゴールは共感して(≒好き)体現できていることだからです。
また、「このバリューってどういう意味ですか?」と聞かれると正しい答えが求められるようでハードルが上がりますが、
「なぜそれが好きですか?」と聞かれると、正しさにこだわらず自分の思いをベースにしたその人の言葉が聞きやすいと思い、なぜ好きか、に決定しました。
実際、選ぶのは難しいけど・・正しい解釈かわからないけど・・という前置きをしつつも、それぞれ多種多様な思いを語ってもらうことができ、聞いていてもこの人らしいなあと思うものばかりだったので、結果は成功だったと私たちは思っています。
実際の回答を一挙大公開
ということで、百聞は一見に如かず。
今週刷新されたばかりの社員インタビューから、バリューへの思い部分を抜粋して集めてみました。アイリッジの素敵なメンバーの素敵な思い、見てください!
(改めて並べてみたら「●●かな」という語尾多かった笑)
iRidge pride派のみなさん
OMOソリューション本部
プロダクト開発部 副部長
植木 基博
悩みましたがiRidge prideかな。
iRidge prideには責任感とかオーナーシップとかが含まれると感じていて、好きというか、そこはすごく大切なところだと思っているので。
例えば何かを説明する時にも「~です/~したいです」と言うのと「~ということになっています」と言うのでは大違いで、ちょっとした言葉遣いでもその人がオーナーシップを持って臨んでいるかがわかってしまいますよね。
伝聞形式でなく自分のこととして話すには、スポットでなく普段からの心がけが必要だと思うので、常に頭の片隅に置いておきたいバリューだと思います。
MaaS事業推進室長 兼
テクノロジーパートナー本部 ビジネスパートナー部 モビリティグループ長
セールス 吉岡 大輔
アニメの「攻殻機動隊」のセリフに好きな言葉があって、
“我々の間には、チームプレーなどという都合のよい言い訳は存在せん。 あるとすればスタンドプレーから生じる、チームワークだけだ。”
というものなのですが、自分で責任感を持って動けばそれがチームの大きな力になると考えているので、感覚的にはiRidge prideが近いと思っています。
OMOソリューション本部
プロダクト開発部長
PM 杉井 正克
iRidge prideですかね。
僕はプライドを持ってやるというのがとても大事だと思っていて、そのためにちゃんと勉強もするし、考えて提案も持っていくし、品質も恥ずかしくないものを出すことを信条にしています。
iRidge prideが一番好きですね。 そもそもプライドという言葉が良い言葉だなと思っていて、プライドを持って仕事をするとかコミットするという姿勢に共感します。
プロフェッショナリズムなども内包している言葉だと思いますが、それが自分の大事にしていることと合致していると思っています。
テクノロジーパートナー本部
ビジネスパートナー部 リテールグループ長
セールス 伊藤 つかさ
一つに絞るのが難しいんですが・・言葉として好きなのはiRidge prideです。
やっぱりみんな専門家としてしっかり頼ってもらえるスペシャリストになるべきだと思うので。
ただ実際に働いていてすごく大事だと思うのはOne team。
それぞれ役割がある中で一つのプロジェクトをやっているので、自分の担当部分でプロフェッショナリズムを発揮しつつ、きちんと連携して推進していく気持ちがないと上手く行かないと思っています。
One team派のみなさん
OMOソリューション本部
ストラテジックプランニング部長
プロダクトマネージャー 金箱 彰夫
One teamでしょうか。
アイリッジのいいところを踏まえても、働く人同士のコミュニケーションがベースになければiRidge prideもEXE futureも成し得ないのではと感じています。
OMOソリューション本部 プロダクト開発部
カスタマーリレーショングループ長
カスタマーサクセス 徳岡 佐知香
One team かなぁ。
私たちのチームはサービスを企画し、作って育てている人や、売ってきてくれる人、そして使ってくれるお客さまがいないと存在しえない職種なので。
テクノロジーパートナー本部
プロジェクトマネジメント部 第1グループ長
PM 小川 伸明
One teamかな。
iRidge prideと迷いましたが、やっぱりプロジェクトって一人ではできないので、一体感がとても重要になると思っています。
いい循環に入ると上手く回るけど悪い循環にはまるとどうやっても上手く行かなくなるので、One teamはすごく大事にしています。
OMOソリューション本部 プロダクト開発部
デベロップメントグループ
エンジニア 高田 怜子
One teamかなと思います。
ITが発達した現代では場所も時間も選ばず自宅に籠もって一人もくもく仕事をすることもできますが、やっぱり人と一緒だからこそ得られるものもあると思っています。
これまでいろんな人に刺激をもらったり助けてもらったりしながらがんばってこれたので、これからもチームワークは大切にしていきたいです。
EXE future派のみなさん
テクノロジーパートナー本部
デザインスタジオ 部長
UI/UXデザイナー 斎藤 美保
EXE futureはデザイナーが責任を持ってやるべきと思っています。
デザインはお客さまやプロジェクトマネージャー、エンジニアなどいろんな人と深く関わる仕事なので、依頼者やその先を想像しないと始まりません。
想像力を駆使して相手のことを考えながら新しい価値を創造していくことはチームとして一番掲げたいバリューです。
テクノロジーパートナー本部
プロジェクトマネジメント部 第1グループ
PM 木下 裕司
EXE future(想像して創造する)を選びました。
前半が思いを巡らすほうで後半がクリエイティブなほうだとすると、背景を考え計画を立て土台を整える役割のPMはどちらかというと前半にコミットしていると思います。
そこからエンジニアやデザイナーにパスし、クリエイティブなものづくりを実現する、そんな仕事のかたちを体現しているバリューだと思います。
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以上、 #ミッション・バリュー浸透への道のり でした!
最後までちゃんと読んでる社員は少ないと踏んで言うんですが、これを今後他のメンバーにも突撃インタビューしてブログに書きたいという野望を密かに持っています。
次は誰にしよう。(アイリッジ、出たがりが少ないのでめっちゃ嫌がられそう)