アプリのUIデザインとは?作り方の流れやおすすめのツール・サイトも解説

アプリのUIデザインとは?作り方の流れやおすすめのツール・サイトも解説

アプリ制作において「UIデザイン」は、ユーザーが迷わず操作できるアプリを作るために欠かせない要素です。
特に「アプリのUIデザインの作り方を知りたい」「おすすめのデザインツールを知りたい」という声は多く、初心者ほどつまずきやすい領域です。

そこで今回は、アプリのUIデザインの基本、作成の流れ、よく使われるUIデザインツール、参考サイト、よくある失敗例までまとめて解説します。

UIとUXの違いもあわせて理解できる構成になっているため、これからアプリ制作を始めたい方にも役立つ内容です。UIデザインの参考になるサイトや失敗例についても解説していくので、UIデザインの基本を知りたい方やデザインの進め方を知りたい方、ツールや参考サイトを探している方などは、ぜひ参考にしてみてください。

なお、アプリ全体のデザイン構成やUXとの関係性を広く理解したい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

  1. アプリのUIデザインとは?
    1. UXデザインとの違い
  2. アプリにおけるUIデザインの重要性
    1. ユーザーの第一印象を左右する
    2. 使いやすさが継続利用に直結する
    3. ユーザー離脱の防止につながる
    4. ブランド価値を高める手段になる
  3. アプリのUIデザインの基本原則
    1. 近接・整列・コントラスト・反復を意識する
    2. ユーザーの負担を最小限に抑える
    3. ナビゲーションの一貫性を保つ
    4. モバイル特性を考慮して最適化する
    5. ブランドイメージを統一する
    6. 情報の優先順位を明確にする
  4. 【7ステップ】アプリのUIデザイン作成の流れ
    1. 1.ユーザーのインサイトを抽出する
    2. 2.コンセプトを定義する
    3. 3.機能と情報を整理する
    4. 4.画面の構造とレイアウトを設計する
    5. 5.ビジュアルデザインを作成する
    6. 6.プロトタイプで検証する
    7. 7.実装・テスト・公開を行う
  5. アプリのUIデザインの参考になるサイト9選
  6. 初心者がつまずきやすいアプリのUIデザインの失敗例
    1. 情報を詰め込みすぎて画面が見づらくなってしまった
    2. 導線設計が不十分で操作に迷わせてしまった
    3. ガイドラインを無視してデザインに統一感がなくなってしまった
    4. 見た目ばかりを優先してユーザーの使いやすさを損なってしまった
    5. テストを怠って不具合や課題に気づけなかった
  7. まとめ:基本から学んで、使いやすいUIデザインのアプリを設計しよう

アプリのUIデザインとは?

アプリのUIデザインとは?

UIとは「User Interface」の略語で、ユーザーがアプリ操作時に触れる画面構成・ボタン・アイコン・テキスト・余白など、インターフェース全体を指します。これらの要素はアプリの操作性や体験を大きく左右するものであり、その構造や配置を最適な形に設計する取り組みがUIデザインです。特にアプリにおけるUIデザインは、画面構成やボタン配置など“アプリを操作する際の体験”を大きく左右します。

色やレイアウト、アイコンといった視覚的な要素だけではなく、ボタンやフレーム、メニューなど、インタラクティブな要素を使用し、情報を理解して目的を達成するための手段を提供することで、いかに迷いなくスムーズに達成できるかが重要となります。

もし、配慮されていないUIデザインを提供してしまえば、ユーザーは「使いにくい」と判断してしまうため、利用を断念される恐れがあります。口コミやレビューで悪評が広まればダウンロード数の伸び悩みや企業に対する信用力の低下にもつながるため注意が必要です。

UXデザインとの違い

UXは「User Experience」の略語で顧客体験やユーザー体験を意味する言葉です。アプリにおいては、アプリを利用する上でのユーザーが感じるすべての体験を指し、使いやすさや満足度、感情的な反応などが挙げられます。“デザイン”という言葉がついていますが、見た目のことではなく、サービスを利用したユーザーの体験そのものを指しています。

UIとUXは密接に関係していますが、意味や範囲が異なります。UIは、ユーザーが直接触れる画面のデザインやレイアウトといったインターフェースの外観や感触を指している一方、UXは前述したようにユーザーが得る体験全体です。そのため、UIデザインはUXデザインの一部となります。両方の要素がうまく組み合わさることで、優れたUXを実現することが可能です。

UXデザインについては以下の記事でも解説していますので、参考にしてみてください。

アプリにおけるUIデザインの重要性

アプリにおけるUIデザインの重要性

アプリにおいてUIデザインがなぜ重要視されているのか、その理由を解説していきます。

ユーザーの第一印象を左右する

アプリを起動した瞬間にユーザーが感じる印象は非常に重要な要素です。明瞭で操作しやすいデザインであれば、「わかりやすい」「使いやすい」という印象があり、アプリに対する信頼感や興味を引き出してくれます。特に“優れたUI”や“おしゃれなUI”はユーザーの信頼につながり、アプリの継続利用に影響します。

一方、操作性の悪さや画面の見にくさなど、ユーザーにとって第一印象が悪ければ「使いにくい」と判断され、離脱を招いてしまいます。そのため、第一印象となるUIデザインはアプリ開発において重要です。プラスな印象を与えるデザインを構築することが最も大切です。

使いやすさが継続利用に直結する

ボタンやレイアウト、表示速度やフォントなど、ユーザーが触れるさまざまな機能がUIには含まれています。操作性の悪いアプリであれば「使いにくい」と判断されるため、アプリ開発では内容が充実している以外にも、使いやすさやわかりやすさも重要視されています。

UIが悪ければアプリをスムーズに操作できないため目的を達成できません。しかし、操作性が良ければ「使いやすい」と判断して継続利用してくれる可能性が高まります。機能が似たアプリも多いため、より使いやすい操作性を提供すれば、ユーザーに選ばれるアプリになれるはずです。

ユーザー離脱の防止につながる

UIデザインの質が悪ければアプリを使用する際にストレスを感じてしまうため、離脱される可能性が高まります。「どこをタップすれば次に進めるかわからない」「欲しい情報に辿り着けない」となれば、たとえアプリの内容が魅力的でもユーザー離れを引き起こします。

反対にUIデザインの質が高ければ使いやすいと感じてもらえるので、アプリの離脱防止に役立ち、利用者数の増加にもつながります。「ユーザーに考えさせないこと」が重要なので、迷わず目的を達成させられるUIデザインを検討していきましょう。

ブランド価値を高める手段になる

アプリを使う上で、情報収集や商品の購入など、ユーザーには目的があります。その目的をいかに迷いなくスムーズに達成させられるかがアプリ開発では重要です。デザイン性が高い、内容が充実していることも重要ですが、使いやすさはアプリにとって大切な要素です。

目的が達成しにくいUIであれば不安や不満を与えてしまうため、つまずきや迷いを減らし、良いアプリを提供することで魅力を感じてもらいやすくなります。アプリの使いやすさはブランド価値を高める手段の1つです。アプリを提供する企業に対する信頼につながるので、UIの使いやすさを意識してアプリ開発をしていきましょう。

アプリのUIデザインの重要性は理解したものの、「なぜユーザーが離脱しているのか」「具体的な改善点がわからない」と悩む方も多いはずです。

アイリッジが行った調査では「50%がアプリのデザインや操作に使いづらさを感じて利用をやめた経験がある」「アプリで会員登録やログインまでのステップが多いことは不満に繋がっている」という結果もでています。

「ダメなUI」について市場調査したレポートを無料でダウンロードいただけますので、ぜひご活用ください。

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【最新版】半数が離脱してしまうダメなUIとは?アプリUX 市場調査レポート

アプリのUIデザインの基本原則

アプリのUIデザインの基本原則

ここからは、アプリのUIデザインの基本原則を解説していきます。

近接・整列・コントラスト・反復を意識する

デザインの名著「ノンデザイナーズ・デザインブック」では、近接・整列・コントラスト・反復の4つがデザインの基本原則だと記載されています。

  • 近接:関連するものを近づける
  • 整列:散見されている情報を並べる
  • コントラスト:情報に強弱を付けて目立たせる
  • 反復:同じパターンを使う

上記を意識してデザインを考えていきましょう。

ユーザーの負担を最小限に抑える

UIデザインでは、ユーザーの負担を最小限に抑えることに注力してください。操作において考える隙があれば、迷いが生まれている証拠です。迷いが多くなればなるほど、ユーザーに対して負担や不満を与えてしまうので、直感的に操作できるデザインを構築することが大切です。

「このボタンはタップできるのか」「このボタンをタップしたらどうなるのか」といった疑問を感じずにスムーズに目的を達成させられるUIデザインを考えることで、負担を与えないアプリを提供できます。

ナビゲーションの一貫性を保つ

ユーザビリティ向上を考えるならナビゲーションの一貫性は欠かせません。

  • 同じフォントを使用している
  • 同じ位置にメニューバーがある

など、UIデザインに一貫性があれば混乱を招かずに操作できます。ストレスを感じずに利用できるので、ユーザーにとって満足のいくアプリを提供できます。

モバイル特性を考慮して最適化する

アプリなのでモバイルの特性を考慮してUIデザインを考える必要があります。アプリでテキストを多く含む際には、すべての種類のスクリーン上でうまくスケーリングできるよう、テキストの文字数や行間を調整する必要があります。1行の文字数が40文字以下であれば、読みやすくなるでしょう。

また、画像や動画をアプリ上で展開する場合には、縦向き・横向きどちらにも対応するよう工夫しなければいけません。ボタンのデザインに関しても、適切な間隔で配置しなければ間違った操作をしてしまう可能性があります。例えば、「戻る」や「次へ」ボタンを設置する際には、十分なスペースを確保して配置をしないと、誤ってタップするケースがあり、不満を抱かせる要因です。スマホやタブレットで操作しやすいUIデザインを考えてください。

ブランドイメージを統一する

アプリのUIデザインでは、ブランドイメージを統一することも重要です。例えば、ブランドカラーやブランドアイコンがあれば、アプリにも含めるようにすると、ブランドのイメージを損なわずにアプリを提供できます。

大人の女性をターゲットにした商品であるにもかかわらず、若い女性をイメージするデザインにしてしまうと、ブランドイメージの低下や商品に対する印象ダウンにつながります。ブランドイメージを考慮し、ブランドとの親和性を含めたデザインを用いるようにしていきましょう。

情報の優先順位を明確にする

UIデザインを考える上で重要なことの1つに「シンプルな設計」が挙げられます。情報過多になってしまえば、ユーザーはどこに注目すべきなのかわからなくなり、操作に迷ってしまいます。

そのため、UIデザインを検討する際には、情報の優先順位を明確にしてください。順位の高いものから画面に配置していくことで、無駄な情報のないシンプルで使いやすいアプリを提供できます。

【7ステップ】アプリのUIデザイン作成の流れ

【7ステップ】アプリのUIデザイン作成の流れ

続いては、アプリのUIデザインを作成する流れを7つのステップに分けてご紹介していきます。

1.ユーザーのインサイトを抽出する

インサイトとは、洞察や直感、発見といった意味で使われる言葉です。ユーザーが持っている隠れた心理や行動の背景にある動機、本音などを指しています。ユーザーが認識している欲求となるニーズよりも奥にある欲求や動機です。

アプリを通して「どのような価値をどのように提供するのか」を定義するには、ユーザーのインサイトや解決すべき課題について洗い出す必要があるため、ユーザー調査や市場調査、競合調査などを用いて細かく分析していきましょう。

2.コンセプトを定義する

インサイトを抽出したら、それを基にしてコンセプトを立て言語化していきます。その際には、コンセプトシートやインセプションデッキなどを活用することで、制作に関わるすべての人の目線合わせが可能となり、一丸となってプロジェクトに取り組むことにつながります。

コンセプトシートの項目の参考例としては以下の通りです。

  • 想定するユーザー
  • ユーザーに対して提供する価値
  • 提供者の役割
  • どこに比重を置くのか

3.機能と情報を整理する

次に機能や情報を整理していきます。必要な機能を検討する際には、ユーザーが体験するであろう一連のフローを可視化する必要があるため、ストーリーボードやカスタマージャーニーマップなどを使用して、課題や解決するために必要な情報や機能を洗い出していきます。

洗い出した機能や情報に関しては、優先順位を決めて整理しておくと、機能過多にならずに使いやすくわかりやすいアプリ構築に役立ちます。

4.画面の構造とレイアウトを設計する

アプリでは画面遷移といった動きのデザインが多くなります。アプリの構造マップ、情報の配置、コンテンツの流れなどを設計していき、可視化することで、後のデザインの際の修正や実装後の機能不足といった問題を起こしにくくなります。

画面内におけるレイアウトでは、③で行った優先度の高いものからレイアウトすることで、必要な情報をわかりやすく伝えることが可能です。

レイアウトを設計するには、専用のツールが不可欠です。特にFigma、Sketchなどが主要なツールとして利用されているほか、Windows向けの無料UIデザインツールなども活用できます。。

おすすめのツールについては、以下の記事で詳しく解説しています。

5.ビジュアルデザインを作成する

次に、文字や写真といったビジュアルデザインを作成していきます。

  • ターゲットに合った配色になっているか
  • 押しやすいボタンを配置しているか
  • わかりやすいデザインか
  • 過不足なく情報を載せているか
  • 操作性が高いか
  • ユーザーを困らせない誘導になっているか

などに注意して、アプリのデザインを整えていきましょう。

6.プロトタイプで検証する

プロトタイプとは、アプリの試作品を意味します。試作としてアプリを作り、チェックした後に製品化を進める仕組みです。アプリ開発ではプロトタイプを制作し、複数の視点からチェックしていきます。使いやすさはもちろんのこと、市場ニーズに合致しているかといった検証も大切です。

想定するユーザーに近い人に操作をしてもらえば、より具体的な課題が見えてくる可能性があります。

7.実装・テスト・公開を行う

ここからは開発のフェーズです。アプリを開発した後には最終確認としてテストが実施され、想定通りの仕様や動きになっているかをチェックしていきます。この段階で、ユーザビリティテストを実施するケースもあります。テストで問題ないことがわかれば公開され、多くの人たちにアプリが提供されていきます。

アプリのUIデザインの参考になるサイト9選

アプリのUIデザインの参考になるサイト9選

ここでは、アプリのUIデザインを考える上で参考になるサイトを表にまとめています。それぞれの特徴をご紹介しているので、使い勝手の良いアプリを制作するためにも、参考にしてください。特にデザインギャラリー系サイトは、アプリUIのトレンド把握にも役立ちます。

サイト名 特徴
Dribbble ・デザイナーのための招待制SNS
・個人デザイナーや企業のデザインを閲覧できる(閲覧のみは無招待でも可能)
・一定以上のレベルのデザイナーしか作品をアップロードできない
・キーワード検索が可能でデザイン別にフィルタリングして表示できる
Mobbin ・10万点以上もの海外のUIデザインが掲載されている
・更新頻度が高いので最新デザインを確認できる
・カテゴリ別に分けられているため使いやすい
・辞書の項目では機能を絞って検索できる
UI Pocket ・アプリのUIデザインギャラリーサイト
・国内のアプリを中心に掲載されている
・日本語のサイトなので使いやすい
・アプリ1つあたりの画像数が多い
・フリーワード検索、カテゴリ検索が可能
Pttrns ・海外アプリのUIデザインを閲覧可能
・iOSがメインのデザイン集
・カテゴリ分けされているため、使用シーンでの検索ができる
・無料版と有料版があり、有料版はアクセス制限がある
UI Sources ・スマホアプリのUIデザインを厳選して掲載しているサイト
・カテゴリ別に分類されている
・アプリを操作する際の画面遷移を動画でチェックできる
lovely ui ・アプリのUIデザインがスクリーンショット形式で掲載されている
・iPhone・iPad・Android端末と、デバイス別にデザインをソートできる
・機能別、UI要素別にフィルタリングして検索できる
Waldo ・アプリ内の導線設計に役立つギャラリーサイト
・登録画面や検索画面、管理画面などの詳細をチェックできる
・有名なアプリが網羅されている
・バージョン変更を経た変化も確認できる
Material Design ・Googleのデザイナーとデベロッパーによる構築されているオープンソースデザインシステム
・Googleが推奨しているマテリアルデザインに則ったアプリのデザインを考えられる
Human Interface Guidelines ・Apple社によるアプリ開発者向けのソフトウェア開発ドキュメントをまとめたデザインガイドライン
・アプリのUIを直感的で一貫性のあるものにし、ユーザー体験の向上を目的としている

初心者がつまずきやすいアプリのUIデザインの失敗例

初心者がつまずきやすいアプリのUIデザインの失敗例

最後に、初心者がつまずきやすいUIデザインの失敗例をご紹介していきます。UIデザイン、アプリ制作を成功させるためにも、どういった失敗が起こりやすいのか、あらかじめ理解しておきましょう。

情報を詰め込みすぎて画面が見づらくなってしまった

「いろいろなことを伝えたい」といった想いがある方は多いはずです。しかし、情報を詰め込みすぎてしまうと、画面が見づらくなってしまいます。操作に迷ってしまえば「わかりにくい」「見にくい」といったマイナスなイメージを持たれてしまうため、シンプルな設計を目指してください。

多くの情報を載せたい場合には、画面内の情報量を減らす、一度に伝わる情報を減らすようデザインを工夫してみましょう。不要な情報は削除する、アイコンに置き換える、リンク誘導を別画面で表示するといった方法が有効です。

導線設計が不十分で操作に迷わせてしまった

導線設計を十分に行わないと、ユーザーが目的を達成できない可能性があるため、離脱を招いてしまいます。UIデザインを考える上で導線設計は非常に重要です。例えば、以下のようなシナリオが考えられます。

  1. アプリのトップページを開く
  2. 興味のある商品を見つけて詳細を見る
  3. 商品の詳細に納得して購入ページに移動する
  4. アカウント登録またはログインの実施
  5. 支払い方法を選んで確定する

上記ステップのうち、どれか1つでもつまずいてしまえばコンバージョンは発生しません。アカウント登録がしにくい、詳細ページが見にくいなど、操作で不明な点やわかりにくい部分が生まれないよう、注意する必要があります。

ガイドラインを無視してデザインに統一感がなくなってしまった

「画面ごとにボタンの形状が違う」「画面によって配色が異なる」といったデザインだとユーザーは操作に戸惑ってしまいます。デザインに統一性がないと、迷いを生み出すことにつながるため、離脱を招く要因でもあります。

色やフォント、ボタンスタイルなどは統一ルールを設定し、デザインを構築していきましょう。

見た目ばかりを優先してユーザーの使いやすさを損なってしまった

おしゃれで美しいデザインは魅力的なイメージですが、ユーザーにとって使いやすいとは限りません。

  • 機能が欠けている
  • 内容が理解しにくい
  • 文字が見にくい
  • ボタンがわかりにくい

といった不満を引き起こし、ユーザーにとってはストレスとなってしまいます。優れたUIデザインは見た目の美しさではありません。ユーザーのニーズに応えられ、目的を達成できるデザインなので間違わないようにしましょう。

テストを怠って不具合や課題に気づけなかった

UIデザインの作成ではテストは重要な項目です。「早く公開したい」「特に問題はなさそう」と安易に考えた結果、テストを行わずにリリースしてしまえば、後々不具合や問題点が出てくる可能性があります。

テストとなれば結果を反映してデザインを修正するプロセスも含まれるため、時間がかかります。しかし、テストを怠ってしまえばデザインの欠陥が見過ごされることにつながり、ユーザー体験が損なわれる恐れがあります。離脱を招くだけではなく、企業に対する信用力にも影響を与えるため、テストは怠らないようにしてください。

まとめ:基本から学んで、使いやすいUIデザインのアプリを設計しよう

まとめ:基本から学んで、使いやすいUIデザインのアプリを設計しよう

今回は、アプリのUIデザインの基本から作成の流れ、参考サイトまで幅広く解説しました。。数あるアプリの中から自社のアプリを使ってもらうためには、他のアプリを差別化できる優れたUIデザインでなければいけません。本記事を参考に、ぜひUIデザインの構築を検討してみてください。

しかし、なかにはUIデザインの構築に悩んでいる方やアプリ開発に不安を抱えている企業担当者の方もいるはずです。アイリッジでは、アプリ成長支援サービスを提供しています。UXリサーチやUI/UX改善支援などを行い、ユーザー体験向上のためのサポートを行っていきます。アプリ開発でお悩みであれば、ぜひ一度アイリッジまでご相談ください。

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