スマホのフィードバックとは?送信するとどうなるのか・活用方法をわかりやすく解説
フィードバックは、さまざまなアプリやWebサービスにおいて利用されている機能です。
スマホのフィードバックとは、ユーザーがアプリやサービスに対する意見・不具合・要望などを運営側に送信する仕組みを指します。
「フィードバックを誤って送信してしまったが大丈夫だろうか」
「個人情報が送られていないか不安」
と感じたことがある人も多いのではないでしょうか。
この記事では、スマホのフィードバック機能やユーザーがフィードバックを送信する理由、目的に応じて効果的に活用する方法をご紹介しています。
フィードバックをうまく活用していきたいなら、ぜひ参考にしてみてください。
スマホにおけるフィードバックとは?
フィードバックとは、ユーザーがアプリやサービスの利用中に感じた意見・不具合・要望などを、運営側に伝える仕組みを指します。
わかりやすく言えば、スマホアプリのPlayストアのユーザーレビューや問い合わせフォームなどもフィードバックのひとつです。
企業側は、自社が運営しているアプリのユーザーレビューや問い合わせフォームからフィードバックを集めます。
フィードバックがないと、企業はスマホアプリのサービスをスタートしても、ユーザーがそのアプリをどう思っているのか、使い勝手や問題点なども把握できません。
そこで、ユーザーの感想や評価を収集することで問題点を把握し、改善していく必要があるのです。
フィードバックを送信する理由
「フィードバックを送信する」というのは、ユーザーがスマホアプリやサービスなどを利用していて気付いた点や改善点、エラーなどを運営側に報告する行為をいいます。
ユーザーが運営元にフィードバックを送信すれば、運営元はその問題点を早期に発見し改善できます。
スマホアプリを利用している中で、不具合やエラーが発生した経験を持つ人も多いでしょう。
そんなとき、ほとんどの人がその不具合やエラーをそのままにしておかず、運営元に問い合わせて解決しようと考えます。
それこそが「フィードバックを送信する」という行為であり、ユーザーの声を運営側に届ける最適な手段となっています。
フィードバックを送信する理由としては、ユーザーが利用するアプリやサービスの質をより向上させていくためです。
フィードバックがあれば、運営者側は不具合やエラーがあるならそれを改善したり、デザイン性や機能をさらに充実させたりといった手段を取れるようになります。
スマホから送信できるフィードバックの種類
フィードバックは、他にもアプリの使い勝手や機能に対する要望をユーザーが運営側に伝えるためにも活用されます。
これによって、アプリのサービス向上につなげることも可能です。ここでは、スマホから送信できるフィードバックの種類をご紹介します。
不具合やバグの報告
まずは不具合やバグなどのエラーの報告です。
例えば、「このアプリはお使いのデバイスで利用できません」といった文言が表示されたり、アプリそのものを起動できなかったりするなど、サービスを正常に利用できない場合です。
不具合やエラーが発生するのはさまざまな要因がありますが、まずは運営元に伝えて適切な指示を仰ぐ必要があります。
デバイスの設定やメモリ・CPUがアプリに対応しているか、最新のOSになっているかなどを確かめても改善されないときは、運営元にフィードバックが送信されます。
運営元は、伝えられたフィードバックをもとに不具合やエラーを確認し、再発防止の改善策を講じていきます。
使いやすさやデザインへの改善提案
次に、アプリやサービスの使いやすさやデザインに関するフィードバックです。
フィードバックは、不具合やエラーを報告するためのものだけではありません。
ユーザーがサービスをより使いやすいものとするため、要望や改善策を提案するためにも活用されます。
サービスを利用していて、「もっと使いやすかったらいいのに」「デザインがわかりやすかったらいいのに」と感じることは少なくありません。
そんなときに具体的な要望や提案をすることで、運営側はさらに価値のある体験を提供すべく適切に改善できるのです。
スマホアプリではしばしばアップデートが実施されますが、これは使い勝手やデザイン性向上のために行われるケースもあります。
使いやすいデザインについては以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
利用体験に関する感想や評価
アプリやサービスの利用体験に関する感想や評価としてフィードバックを送信するケースも多いです。
運営側は、フィードバックをもとにユーザーがスマホアプリやサービスを利用してどのように感じているか、どのような利用体験をしているかを理解します。
実際に体験した内容をフィードバックで伝えられると、運営者側はユーザーのニーズや課題を掴めるだけでなく、さらに利用価値を高めユーザーの満足度を高めるためのアプローチができます。
商品レビューや感想、意見は企業にとって貴重なデータとなるため、利用体験に関する感想や評価をフィードバックで送信されれば、継続して利用してもらえるよう快適なサービスを提供できる可能性が高いです。
新機能の要望やアイデア
新機能の要望やアイデアを提案する目的として、ユーザーがフィードバックを送信するケースも少なくありません。
フィードバックはユーザーにとっても企業側にとっても有益なものであり、品質の良いサービスを作り上げていくために必要不可欠な手段でもあります。
サービスを利用しているユーザー自身が利便性をさらに高めたいときには、要望やアイデアを提案してくれます。
フィードバックを通じてユーザーの要望やアイデアが反映されるケースは多く、サービスの質がさらに向上して快適に利用できるよう改善する企業もたくさんあります。
ユーザーの提案や改善要望をすべて採用することはできませんが、サービスの機能向上に役立てられることはできます。
不適切な投稿やコンテンツの報告
不適切な投稿やコンテンツに関することも、フィードバックから送信して報告できます。
スマホアプリでは、不適切な投稿やコンテンツを発信したユーザーがいる場合、その報告を受けて運営側が審査し、規約やポリシーに違反していることが発覚した場合は適切な措置が講じられます。
このような事案がないよう、企業では常日頃から不適切な投稿やコンテンツがないか注視していることでしょう。
しかし、早期に気付けないこともあります。
ユーザーからのフィードバックで初めて発覚するケースも珍しくありません。
スマホアプリやサービスを正しく利用し、快適な利用体験を続けていくためにも、ユーザーからのフィードバックに注目しましょう。
主要アプリでのフィードバックの方法
フィードバックを送信する方法は、利用しているスマホアプリによって異なります。
ここでは、Google・Facebook・YouTube・Instagram・LINE・Amazon・ECサイトでのフィードバック方法をそれぞれご紹介します。
Googleアプリでのフィードバック方法
Googleアプリからは、設定メニューもしくは「ヘルプ」からフィードバックの送信が行えます。
画面上に表示される案内に従って入力して送信するだけなので、初めてでも簡単に送ることが可能です。
Googleアプリでは、不具合の修正やサービス改善のためにユーザーからのフィードバックが役立てられることが多いです。
フィードバックを送信する場合は、問題点や提案をできるだけ具体的かつ明確に伝えることが大切です。
Googleに送信したフィードバックに個別で返信が届くことはありませんが、サービスの向上に貢献するためにも意見や問題点がある場合は伝える必要があります。
Facebookでのフィードバック方法
Facebookでは、画面右下にあるメニューから、「ヘルプとサポート」、「問題を報告」の順にタップすることでフィードバックの送信が可能です。
次に、問題が発生した機能を選択し、「問題の詳細を入力してください。」の欄に内容と再現手順などを記載します。
スクリーンショットを添付して送信するとより簡潔になるためおすすめです。
また、不具合が発生した際にスマホを振ると「シェイクして問題を報告する」ことが可能です。
「報告に追加する」をタップすれば問題の内容を入力し、画像を添付して送信すれば完了します。
YouTubeでのフィードバック方法
YouTubeでは、視聴している動画に対するコメントやフィードバックが送信できます。
フィードバックを送信する場合は、YouTubeのホーム画面を表示し、画面右上にあるアカウントアイコンをタップすると、「ヘルプとフィードバック」が表示されます。
そこから該当するコンテンツを選択してフィードバックを送信するだけです。
コメントを送信する場合は、該当の動画の右上に「コメントアイコン」があるのでタップすると、「コメントを追加」が表示されるので、そこから書き込みができます。
運営側に伝えたいのか、動画の配信者に伝えたいのかで方法が異なります。
Instagramでのフィードバック方法
Instagramでフィードバックを送信するには、まずプロフィール画面を表示し、右上のメニューから「設定」をタップします。
「ヘルプ」、「問題を報告」の順にタップしていけば、報告したい内容を入力する詳細画面に移動できるので、状況を細かく記載して送信すれば完了です。
また、InstagramでもFacebookと同様にシェイクでフィードバックを送信することが可能です。
シェイク機能を活用する場合は、問題が発生した画面でスマホを振り、「問題を報告」の画面が表示されたら問題の内容を入力してスクリーンショットを添付すれば送信できます。
LINEでのフィードバック方法
LINE公式アカウントではフィードバック機能はありませんが、問い合わせ機能を活用して問題や要望などを送ることが可能です。
ホーム画面の右上にある「設定」をタップすると、画面下に「ヘルプセンター」が表示されるので、そこから問い合わせができます。
LINEの公式アカウントにはコンテンツの多くに「よくある質問」が表示されているので、該当する問題がある場合はそちらで解決できる可能性もあります。
それでも解決できない場合や、要望や提案を伝えたい場合は問い合わせから詳細の入力が必要です。
AmazonやECサイトでのフィードバック方法
Amazonでは、購入した商品のレビューやフィードバックの送信が可能です。
ホーム画面下にあるアカウントアイコンをタップすると、画面上に「注文履歴」が表示されるので、そこから対象の商品をタップします。
コンテンツ一覧にある「商品レビューを書く」をタップすると、星の数とレビュー文言入力、写真などでフィードバックが行えます。
また、一般的なECサイトでは「お問い合わせ」もしくは「ヘルプセンター」「お客様サポート」などから専用の入力フォームにアクセスし、意見や要望を伝えることができます。
スマホでフィードバックを送るときの注意点
スマホでフィードバックを送るときには、いくつか注意しなければならないことがあります。
ここでは、ユーザーがフィードバックを送信する前に知っておきたい注意点を5つご紹介します。
誤って送信したときは落ち着いて対応する
Googleアプリやサービス内でフィードバック送信を間違えて押してしまったり、誤った内容で送信してしまったりといった場合は、どうなるのでしょうか?
中には、Googleの知恵袋で相談するべきか悩む人もいるかもしれませんが、この場合は特に問題が発生することはないので落ち着いて対応することが大切です。
誤った内容を修正したい場合は、アプリによっては修正できる可能性があります。
アプリ内でフィードバック履歴を確認できる場合は、そこから誤った情報を特定して適切な内容に修正すれば再度送信することが可能です。
通知や画面が消えないときは基本的な対処を試す
フィードバックを送信した後、通知や画面が消えないときは一時的なアプリの不具合が考えられます。
そんなときは、アプリを再起動したり、スマホを再起動したりしてもう一度試してみてください。
通知や画面が消えない場合、インターネットの通信状態が不安定になっている可能性もあります。
アプリやスマホのキャッシュデータが多い場合もこのような症状が現れることがあります。アプリが最新の状態になっているかもあわせて確認してみましょう。
送信内容は取り消せないと理解しておく
Googleアプリやサービスなどでフィードバックを一度送信してしまった場合、基本的に取り消しすることはできません。
送信されたフィードバックは、アプリやプラットフォームシステムに記録される仕組みとなっており、修正や削除が行えないようになっているケースがほとんどだからです。
どうしても気になる場合は、Googleアプリやサービスでフィードバックの送信履歴を確認してみてください。
履歴が確認できない場合は、もう一度フィードバックを送信して「先ほど送信したフィードバックに誤りがありました」と一言添えると良いでしょう。
内容は具体的かつ正確に書く
フィードバックを送信するときは、今後の改善につながるような伝え方をする必要があります。
状況や行動、影響などを具体的に伝え、何が良かったのか、悪かったのかが明確になるように記載するのです。
可能なら数値データやスクリーンショットなど、客観的な事実に基づいて具体例を挙げるとよりわかりやすくなります。
主観的な意見は避け、ポジティブな内容と改善点をバランス良く正確に書く必要があります。
個人情報は含めないよう注意する
GoogleやFacebook、Instagramなどでフィードバックを送信する際には、個人情報は含まないように注意が必要です。
多くのスマホアプリ・サービスでは、氏名や住所、電話番号といった個人情報を含めないよう警告されています。
仮にフィードバックの送信時にスクリーンショットを使用する場合も、個人情報は削除したり塗りつぶしたりして送ります。
スマホでフィードバックを送信すると何が起こる?
スマホでフィードバックを送信すると、運営側にどのように情報が届き、どのように扱われるのか気になる方も多いでしょう。
ここでは、フィードバック送信後に起こる仕組みについて解説します。
フィードバックは誰が見る?
スマホから送信したフィードバックは、基本的にアプリやサービスを提供している運営会社・開発チームが確認します。
送信された内容は、ユーザーからの不具合報告や改善要望として扱われ、サービス品質の向上やバグ修正の参考に活用されます。
多くの場合、個別に返信が来るケースは少なく、集約された意見として分析されるのが一般的です。
そのため、送信後すぐに対応されるとは限らないものの、開発の優先順位を決める重要なデータとして扱われています。
個人情報は送信される?
フィードバック送信時には、入力した内容だけでなく、端末情報やアプリのバージョン、操作ログなどが自動的に送信される場合があります。
これらは不具合の原因特定や改善に役立てるための情報ですが、アカウント情報の一部が含まれるケースもあります。
ただし、通常はプライバシーポリシーに基づき適切に管理され、匿名化されることもあります。
とはいえ、入力欄に氏名や住所などの機密情報を記載するのは避けるのが安全です。
フィードバックは取り消せる?
一度送信したフィードバックは、基本的にユーザー側から取り消すことはできません。
多くのアプリでは送信後に編集・削除機能が用意されておらず、そのまま運営側に蓄積されます。
そのため、送信前に内容を確認することが重要です。
誤って送信してしまった場合でも、個別に削除依頼ができるケースは限られており、基本的にはそのまま記録として扱われると考えておく必要があります。
送信履歴は確認できる?
フィードバックの送信履歴は、一般的なスマホアプリではユーザー側から確認できないことが多いです。
フィードバックは問い合わせ履歴とは異なり、開発側の内部管理データとして扱われるため、専用の履歴画面が用意されていないケースが一般的です。
ただし、一部のサービスでは問い合わせフォームやサポート窓口経由で送信した場合に限り、メールなどで履歴を確認できる場合もあります。
そのため、通常の「フィードバック送信」機能では履歴確認ができない前提で利用するのが安心です。
フィードバックを上手に活用するコツ
フィードバックは、ユーザーの声をもとにしてアプリやサービスの質を改善し、より満足度の高いサービスが提供できるようにするために必要なものです。
ここでは、フィードバックを上手に活用するコツを5つご紹介します。
ポジティブな意見もあわせて伝える
フィードバックというと、基本的に運営側に問題を報告し、改善を促す目的で送信する人が多いです。
しかし、問題と改善点を報告する場合であっても、ネガティブな部分ばかりではなくポジティブな意見もあわせて伝えることが大切です。
これはポジティブフィードバックと呼ばれるものです。
フィードバックでアプリやサービスを評価する際に良い面に着目して伝え、さらにもっとこうすると利用体験が向上するといった書き方をすると好印象です。
具体的な状況と要望を明確に記載する
報告する内容には、具体的な状況・行動・影響の順番で書いていくと効果的です。
この手法はSBIフィードバックと呼ばれるもので、個人的な意見ではなく客観的で具体的な内容を伝えて、運営側の改善を促すことができます。
「アプリ内で動画を投稿しようとしたがボタンや手順がわかりづらかったので、もう少しわかりやすい場所にボタンを入れれば、もっと投稿する人も増えるのではないかと思うので改善して欲しい」といったように、具体的な状況と要望を明確にすることがコツです。
このように、具体的で構造化されたフィードバックは、UXリサーチの重要なインプットになります。
フィードバックをユーザー体験改善や売上向上につなげる考え方については、以下の記事も参考にしてみてください。
サンドイッチ型やSBI型など効果的な手法を活用する
フィードバックには、サンドイッチ型や上記で紹介したSBI型などの効果的な手法があります。
サンドイッチ型は、ポジティブとネガティブな内容を挟んだ内容にする手法です。
最初と最後にアプリやサービスのポジティブな内容に触れ、その間に改善して欲しい点を取り入れるのがコツです。
状況・行動・影響を取り入れて具体的に伝えるSBI型もフィードバックを送信する際に取り入れたい手法と言えます。
改善提案だけでなく良かった点も共有する
フィードバックで改善提案をするときは、否定的なワードや内容ばかりを書き込まないようにしましょう。
相手は、ネガティブな内容ばかりだと拒否反応を起こします。
改善提案だけでなく、良かった点も共有できるよう、ポジティブフィードバックとネガティブフィードバックをうまく活用して改善を促すことが大切です。
こうすることで、運営側のモチベーションを低下させることなく、適切な改善策を講じてくれる可能性が高まります。
運営側が読みやすい表現を意識する
どのような内容でフィードバックを送信するべきなのかは、相手や伝える状況によっても変わってきます。
フィードバックを送信する効果的な手法はさまざまなものがありますが、適切な選択をして運営側が読みやすい表現になるよう工夫が必要です。
フィードバックの目的は、不具合やエラー、改善点を報告するだけでなく、新機能の要望やアイデアの提案なども含まれます。
アプリやサービスの質を向上してもらうためにも、簡潔でわかりやすい文章にすることが大切です。
フィードバックを集めるだけでは、アプリやサービスの成果は最大化できません。
集まったユーザーの声をもとに、どの施策から改善すべきかを整理し、実行につなげていくことが重要です。
アプリの認知拡大やUX改善を体系的に進めたい方は、「アプリ認知度を上げる18の打ち手とチェックポイント」もあわせて参考にしてみてください。
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アプリ認知度を上げる18の打ち手とチェックポイント
スマホのフィードバック機能を理解して安心して活用しよう
スマホに表示されるフィードバック機能は、ユーザーが運営側に伝えたい意見や感想だけでなく、問題や改善点、新機能の要望やアイデアなど、さまざまな内容が含まれます。
質の高いサービスを提供し続けるためにも、ユーザーの声であるフィードバックを活用していきましょう。
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